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土地技研

結局は『土地』を持ってるかどうか。

都内の一等地に土地を持ってると維持コストもそれはかかるでしょうけど、借り手も確実に付くし、高いの理解して借りてくれるし、おいそれと権利を他人に渡さないように努力するでしょうから、安定して収入が入って来る。

コロナ禍で『休業補償』が出たのも、家賃払って入ってる店が軒並み廃業しちゃって家賃収入が途絶え、地主が『もう売っちゃおう』ってならないようにって側面もあったかも知れませんね?

水源地が買われているとか、村一つ分ほど買われたとか、日本のことがキライで仕方がないのに日本の土地が欲しくて欲しくてたまらない国が近くにありますから、都心の一等地ともなってきますともう『国防』の域ですよ。

大阪や京都ではもう既にそんな国の人たちが飲食店を経営してたり、マンション借りて民泊やってたり、それどころか不動産屋を展開したりしてますからね?

『西日本は分割統治すべきだ。』なんつってるのが世迷言でも無くなりつつありますよ、はよなんとかせんと。

まぁ土地や不動産に限らず『業界単位』で潤うよう、日本は昔から護送船団方式でやってきてますから、最後まで守り通す姿勢であると信じます。USAに横やり入れられんようにしてくださいね!政府高官の皆様方よ!

コロナ禍でいっちゃん変わったのは人間です。

出所がいまいち曖昧な未知のウイルスは『高熱が出る。肺炎になる。』という触れ込みでパンデミックになり、外出、外食を控え、人との接触を控え、得体の知れない不安の真っただ中にあって、誰もが自分ばかりを見るようになった。

他人を思いやる余裕はどこにも無い。

転売ヤーの元祖とも言うべき『不織布マスク買い占め』が各地で起き、道端で『1箱3000円』なんかで売ってた。どうしても会社に行かなきゃならない日本人はここぞとばかりにカモられた。

マスク生産に工場をシフトする会社も現れ、マスクの生産は追いついたものの、今度は買い占めが発生し『マスクはお一人一箱限り』で販売店が対応するほどだった。

『朝から何軒か回った。』と、年寄りが何箱もマスクを買ったのを自慢げに見せてきた。呆れるの通り越して心底悲しくなった。『おい若いの!恥ずかしいからやめときな!』ってアンタらが言う側じゃないの?

GHQの負の遺産だわ。熨斗付けて送り返したいくらい。

ワクチンが超特急で作られて、その頃にはもうデルタだなんだと変異してたりして、多くの人がワクチンを打って、それでもやっぱり感染者は出るし、隔離棟のベッドは足りてないし、ECMOは数が無いし、有名人が亡くなったりして、不安の真っただ中で政府への不信感ばかり噴出してた。

戒厳令が出せない国だから騙し騙しやるしかないよ。

『ワクチン打った人はどうぞ旅行に行ってください』と、旅行会社や宿が倒産しないように政府も手を打った。

逆に受け入れ先の観光地には戦慄が走った。

結果『他府県ナンバー狩り』などというトチ狂った行動をする輩も出現した。『他府県ナンバーですが住まいはここです』と前を走る車のナンバープレートに貼ってあるのを見て、日本人が落ちぶれたことを痛感した。

大阪のライブハウスでパンデミックが発生した。

『大阪でライブやっとるんちゃうんか!』と客に詰め寄られて2週間休んだ。バカバカしくなってバイトを辞めた。

そんなに感染したくないなら地下シェルターにでも入ってジッとしときゃええやろうに、オッサンなにうろちょろしてんねん?

さて、あれから日本人は元へ戻ってますか?

コロナ禍を経験し、会社に行かない働き方、家でリモートで会議に参加したり仕事が出来るようになった。

感染症としての分類がインフルエンザと同等の5類に移行してから、『暗号資産セミナー』『FXセミナー』相変わらずの『商材販売』、ソーシャルネットワークビジネス、コーチング、スピリチュアル、起死回生かなんか知らんが倫理観の無いビジネスに手を染める輩も急増しています。

一方では、新たに『土地』を手に入れる人が現れ始めた。

あえて都心を離れ、過疎地へ移住したり、農業をするために土地を手に入れたり、憧れの高層マンションの暮らしから一気に地べたの暮らしを求めはじめた。

この『地べた回帰』のムーヴメントは密かに広がりを見せており、補助金目当てに各地に一気に広がった太陽光パネルよりも広い土地が、やがては丁寧に農作物を育てるために開墾され広がっていくんじゃないでしょうか?

まるで令和の墾田永年私財法のように、自分のことしか考えられなくなった年寄りを尻目に、若い人たちが『自分の食べるものを自分で作る』ようになっていく。

都心は相も変わらず年寄りが支配し続け過疎化、地方は若者が創造していく未来に繋がる。

時代が一気に変わる可能性だってある。

価値観も生活も何もかもが変わり、それでもしがみ付くしかない年寄りたちは都心部で自分さえよければいい暮らしをコスト高の中ずっと続けるしか無くなって、新しいスタイルの若者たちは田舎の小さなコミュニティで支えあって暮らしていく。

『土地をもってるかどうか』に価値があるのは変わってない。その土地のスタイルがこれから変わっていく。

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