マネーのトライ

もしも『無尽蔵の資金源』を持ってたら、アナタはどんな生涯を送るでしょうか？

夢に描いた無駄遣いだってし放題ですよね？

駄菓子屋に行って『箱ごと全部ちょうだい！』って言ってみたいと思った子供の頃の夢なんか屁みたいなもんですし、サー・エルトン・ジョンみたいに『棚全部買い』も、欲望に任せてなんでもかんでも買い放題でございます！

もしそんなにお金があれば、少なくとも『銭の価値』は薄れていくでしょうね？

お金はあるのに価値が無くなるとか意味わからんけどね？

もしかしたら『お金の有り難味』だって、聖書の一節のような『なんか大事そうなこと言ってるのだけはわかる。』くらいのものになっちゃうかも知れませんね？

なんかそうなってくると急につまんないですね。

安全な水が無くて泥水飲んでる子供もいれば、水出しっぱなしで顔洗ってる子供もいる世界ですし、毎朝２時間歩いて水を汲みに行く子供もいれば、公園の噴水で身体を濡らして遊んでる子供もいる世界です。

今日、１００円あれば助かる命があるその同じ世界で、今日１００万円で豊胸手術をした人がいる。

お金に限らずですけども、『価値』って生まれたところによってこんなにも違う。よしんばスーパーインフレになって貨幣価値が変わったって同じです。

『いつかバチが当たる！』

なまじ負け惜しみを言ったところで、お金や資源を無駄にしてる人におそらくバチは当たらない。

よしんば『ほら見たことか！バチが当たったんだ！』って状況になったとしても、それはただ業突く張りが自滅しただけの話であって、だからってそれで世界が変わったりなんかしないし、自滅を目撃して胸がすく思いがしただけで、また次のお金を無駄に使う人が現れるだけです。

運が良ければいつの日か『なんてバカなことをしていたのだろうか』と心を痛める日を迎えるかもしれません。

お金の有り難味に気づき、エネルギーが無限ではないことに気づき、食料はいつでもあるものではないことを知り、今までの当たり前が何も当たり前では無かったことを知る。

世界のその現実が心の深いところに刻まれる。そしてようやくアナタの無尽蔵の資金源が生きる。

使えないぐらい持ってても少ししか持って無くても、そのお金を生かすも殺すもアナタ次第であることに違いは無い。

ただレベルとステージが違うだけでね？