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本(気)出さん

アナタの実家が火事になりました。全て燃え、残ったのは土地だけ。

数日後、土地の一部に隣の家の倉庫が建ってる。『これなんですか?』って言うと『この土地は古くから我が家の敷地で、あなたの祖先が勝手に使っていただけ。火事のついでに帰してもらっただけです。』と開き直ってきた。

あちこちに相談に行くも決定的な解決策が無いことに愕然とする。

『そんなもん勝手に撤去すりゃええがな。』友達はみんなそう言うが、訴えられて裁判になったら負ける。

我が家には『すべてのトラブルは話し合いで解決する』という家訓がある。可能な限り平和的に解決すべきだと思う。

何度か話し合いの機会はあったものの、いつまでに撤去するとか、その費用はどうするかとか、そもそもの土地の権利はどうなのかとか、具体的な話には一向に進展しない。

近所の鈴木さんが仲介してくれるので、盆暮れには進物を届けてもらうようにしているが、『オレがいないと話も進まない』と近所に吹聴しているようで今一つ信用ならない。

それから20年ばかし経ったある日、『共同で土地の整備をしよう』と言ってきた。これを機会に進展を期待しつつ、土地の調査代も新たな土地の整備費用も出してやった。

その後も『娘がお店出す』って言ったので金銭的な支援をしたし、『隣の家との境界で揉めてるので立会人になってくれ。』って言うので協力もした。

これからも出来る援助はいつでもするつもりだし、機会があれば粘り強く話し合いを続けていこうと思っています。

…いや、もうその土地、二度と帰ってこんやろ。はよ気づけ。

『北方領土と竹島と拉致被害者』

北方領土は日本の領土です。竹島も日本の領土です。北朝鮮の拉致被害者奪還を日本政府は最優先で取り組まねばならない。

そして得意の『話し合い』で何一つ解決できないまま70年以上が経過している。

それが事実だ。結果と言ってもいい。もう新たな切り口も無いだろう。どの圧力も全く効いてないしな?

もう気が済んだろ?さっさと返してもらおう。どんな手段を講じても。

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