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不意に涙溢れて
感情と記憶が溢れて
記憶はランダム?
感情にくっついた
誰かの言葉たち
過ぎ去るのを待ちながら
泣いている私

私は知ってる
私を傷つけることを楽しんだこと
あなたがそれを娯楽として
嗜んでいることを

「痛い」とか「やめて」とか
言うことが無意味だった幼い頃
ココロガイタイのはいつものことで
ソレニタエルことだけが生きることだった

そんな私を
「恵まれてるから感謝しろ」って言う人
そんなこと人に言って傷つけても
気付かないぐらい鈍感でいられる
あなたこそ私にとっては恵まれてるよ

明日はいつも真っ黒に塗りつぶされて
私のページに色はなかった
それでも求めたものが軒並み幻に溶けて
あの子の声が嫌いだった

みんな血塗れだよ
誰かを傷つけてる
あなたは今も私を傷つけてる
なのに笑わないで
私を見て笑わないで
私を傷つけながら笑わないで

滅びてしまえばいいって
やっぱりそう思っている
スベテノオワリを思い描くこと
それが私の希望だった

光があるって言うなら
その手でその声でその言葉で
私を傷つけないで
キモチワルイももう嫌だ

愛なんてないよどこにも
私にもあなたにも
だからどうかその手を下ろして
私の世界に入らないで

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