思い出のルーレット式おみくじ器
地方の喫茶店やレストランのテーブルに置いてあるコレ。
今でもたまーに見かける。
昭和の人にとっては懐かしいアイテム。
正式名称は「卓上小型自動販売機」(ウィキ調べ)
現在制作しているのは、岩手県 滝沢市の
有限会社 北多摩製作所のみ。
作っているのは、
この道15年以上のベテランの方で、
60個以上ものパーツを全て手作業で組み立てている。
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ところで、私はキャンプが趣味で、
仕事で疲れると無性に行きたくなる。
昨年は3度。
行きつけは東京から電車とバスで行ける本栖湖。
早朝自宅を出て、11時頃本栖湖キャンプ場に着き、
テントを張り、焚火の準備をする。
一息ついた後、ビールとワイン、食料等を
近くのお土産屋さんまで買い出しに行くのが常になっている。
本栖湖のバス停の前には2軒のお土産屋さんがある。
1軒は比較的交通量の多い道路を渡る必要がある。
横断歩道はないため、お店の人が道路を横断できるように、旗を持ってお客の呼び込みをしている。
先日そちらのお店の方が空いていたので
ランチをした。
そのお店のテーブルに置いてあったのが
ルーレット式おみくじ器。
「これ、やらないよね」
と旦那と私は声を揃えて言った。
私は星占いは好きだけど、
これにコインを入れる勇気はないな。
なのに、そんなに美味しくないカレーやスパゲティを食べながら思い出すのは、幼い頃夏休みに両親と行った旅行のこと。
当時はドライブインでこのおみくじ器を見かけたな。
物思いに浸っていると少し胸が痛む。
まだ生産しているのだろうか、コレ。
よくよく調べてみたところ
ルーレット式おみくじ器はレトロブームで再び人気があるとのこと。
たった一人で組み立てている職人を思い浮かべると
こんな生き方もあるかなと思った。
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