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まだ見ぬ未来へ ~SKE48『ずっとずっと先の今日』~

この曲は、SKE48の13thシングル『賛成カワイイ!』のカップリング曲です。
W松井がセンターを務め、夢に向かって頑張っている人を勇気づけるようなバラード曲になっています。

1番Aメロ

今 夜明けが
近づいて来たよ
白む大空
この街を両手で包んで
誰を抱きしめるのか

「夜明け」は新しい始まりを意味し、「白む大空」は希望や夢を象徴しているのでしょう。
つまり、夜が明けていく空を眺めながら、これから始まる新たな一日への希望に胸を膨らませているといったところでしょうか。

「この街を両手で包んで」というのは、大切に守っていきたいということの比喩なのではありませんかね。
そして、「誰を抱きしめるのか」という問いかけも、どんな夢や目標を抱くことになるのだろうかということの比喩なのでしょう。
つまりここでは、自分にとって大切にしていきたい夢や目標は何なのだろうかと問いかけ、そういった夢や目標を見つけたいという思いを表しているのではありませんかね。

1番Bメロ

人はみな地平線の彼方に
探してる道 見つかるような期待抱き
今日をまた迎えるんだ

目指している夢や目標は遥か彼方にあるわけです。
そこにたどり着くための道筋は不明瞭で、迷ったり遠回りをしてしまうこともあるかもしれません。
それでも、夢や目標にたどり着くための道は見いだせるはず。
希望を持って今日を生きていこうということなのではありませんかね。

1サビ

僕たちの力は
想像することさ
瞼(まぶた)を閉じて
未来を覗こう
果たすべき使命は
夢を見ること
ずっとずっと先の今日は
何が始まるのだろう

想像力さえあれば、未来における自分のあるべき姿を想像することによって、夢や目標に向かって歩んでいけるものです。
まずは、こうなりたいだとか、こんなことをやり遂げたいだとかといった夢を持つことが大切だということでしょう。

「ずっとずっと先の今日」というのは、まだ見ぬ未来のこと。
目指していた夢や目標を実現させた後のことを指しているのではありませんかね。
夢や目標を実現させたら、その次に新たに何が始まるのだろうか?
そんなことを想像しながら、夢や目標に向かって歩んでいこうではないかということなのでしょう。

2番Aメロ

ほら 雲間に
新しい光
次の季節よ
青空を見上げる人たち
風を感じているか

太陽の光を遮る「雲」は、夢や目標に向かって進んでいく先に立ちはだかる壁のことを指しているのでしょう。
その壁を乗り越えれば、光明が見えてくるはず。

「次の季節」というのは、壁を乗り越えた先のこと。
そして、「青空」は希望を、「風」は良い兆しを表しているのではありませんかね。
つまり、壁を乗り越えれば、その先には希望に満ちた良い兆しが見えてくるということではありませんかね。

2番Bメロ

昨日より何万分の一でいい
目指してる場所 一歩一歩近づき
いつか辿り着けばいい

少しずつでも着実に歩みを進めていけば、目指している夢や目標に、いずれ辿り着けるはずだということでしょう。

2サビ

僕たちの力は
あきらめないことさ
失敗しても
また立ち上がるんだ
選ぶべき道とは
信じることさ
ずっとずっと先の今日は
何が待ってるのだろう

失敗しても、あきらめずに何度でも立ち上がれば、夢や目標に近づいていける。
そのためには、自分自身を信じることだということでしょう。

まだ見ぬ未来、目指していた夢や目標を実現させたら、何が待っているのだろうか?
自分はどうなっているだろうか?
そのとき、何を感じ、何を思っているだろうか?
そんな期待に胸を膨らませながら、夢や目標に向かって歩んでいこうではないかということなのでしょう。

落ちサビ

僕たちの力は
無限の可能性
壁に見えても
限界じゃないんだ
人生はどこまでも
学ぶことだと
ずっとずっと先の今日で
気づく

自分たちには無限の可能性があるのだから、自分で勝手に限界を決めつけてしまわないで、挑戦し続けることだ。
人生は、どこまでいっても学ぶことがたくさんある。
まだ見ぬ未来、目指していた夢や目標を実現させたときに、きっとそのことに気が付くことになる。
そういったことを言っているのではありませんかね。

ラスサビは1サビの繰り返しになります。
まだ見ぬ未来、今目指している夢や目標を叶えたその後、何が始まるのだろうか?
そんなことを想像しながら前向きに歩いて行こう。
そう励ましているわけです。

この曲は、夢や目標など自分にとって大切なものを見つけ、そこに向けて努力をしている人たちへのエールのメッセージであると言って良いのでしょう。

引用:秋元康 作詞, SKE48 「ずっとずっと先の今日」(2013年)


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