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聖なる炎は宿り続ける
*本noteは以下のツイートについてです
悲嘆にくれたり、絶望の暗闇に直面できるのって才能だよ。
— せつな (@commonmote) April 22, 2023
でも人生昼が半分で夜が半分。誰の声も届かない深い夜を味わいきったら訪れるのは暖かい朝日の光だ。
誰しも絶望の夜を過ごすことがある。
誰の声も届かない。
自分の心の声すらわからない。
視界に広がるのは、深海の奥底に沈んだような深い深い暗闇。救いの光はとっくに消え失せた。
誰も救ってくれない。自分が克服しなきゃ、ということはうっすらとわかっている。
でも暗闇に囚われたまま生き続けるのではないか、という恐怖心と不安が再び心を塗りつぶす。
大風呂敷を広げたようなバカげた願いごともあった。でも叶わなかった。もう諦めて消してしまってもいいんじゃないか、十分頑張ったんじゃないかと自問自答する。
でも胸に熱が残っていることにあなたは気づく。
将来を願い、努力を誓い、前を向いたその瞬間があった。
そのときに交わした聖なる約束は死ぬまで消えない。
その胸には聖なる炎が小さく、だが力強く、光を放ち続けていたのだ。
昼が半分、夜が半分。
明けない夜はない。
春夏秋冬は人生で1/4ずつ。
枯れ果て凍てつくような冬が終われば、命がまた芽吹く。
太陽が照り、蒸せるようにアツい夏がやってくる。
そして全ての実りを収穫する秋がやってくる。
全ては順番だ。
すぐに雪はとけないかもしれない。
春の訪れはまだ先なのかもしれない。
夜の終わりを告げる朝日はまだ遠いかもしれない。
それでもなお、聖なる炎を道標に道を歩み続けることにこそ価値がある。
あの日灯した炎は決して消えることがない。
どんな苦難でも、どんな逆境でも「聖なる炎」だけであなたは生きていけるのだ。
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