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聖なる炎は宿り続ける


*本noteは以下のツイートについてです




誰しも絶望の夜を過ごすことがある。

誰の声も届かない。
自分の心の声すらわからない。

視界に広がるのは、深海の奥底に沈んだような深い深い暗闇。救いの光はとっくに消え失せた。

誰も救ってくれない。自分が克服しなきゃ、ということはうっすらとわかっている。

でも暗闇に囚われたまま生き続けるのではないか、という恐怖心と不安が再び心を塗りつぶす。

大風呂敷を広げたようなバカげた願いごともあった。でも叶わなかった。もう諦めて消してしまってもいいんじゃないか、十分頑張ったんじゃないかと自問自答する。


でも胸に熱が残っていることにあなたは気づく。
将来を願い、努力を誓い、前を向いたその瞬間があった。
そのときに交わした聖なる約束は死ぬまで消えない。
その胸には聖なる炎が小さく、だが力強く、光を放ち続けていたのだ。


昼が半分、夜が半分。
明けない夜はない。

春夏秋冬は人生で1/4ずつ。
枯れ果て凍てつくような冬が終われば、命がまた芽吹く。
太陽が照り、蒸せるようにアツい夏がやってくる。
そして全ての実りを収穫する秋がやってくる。
全ては順番だ。


すぐに雪はとけないかもしれない。
春の訪れはまだ先なのかもしれない。
夜の終わりを告げる朝日はまだ遠いかもしれない。

それでもなお、聖なる炎を道標に道を歩み続けることにこそ価値がある。

あの日灯した炎は決して消えることがない。

どんな苦難でも、どんな逆境でも「聖なる炎」だけであなたは生きていけるのだ。

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