「あいつこっちが思ってることに何も答えてくれなかったよ」。ちょっと待って。回答者は質問内容を返す機械にすぎないよ

推敲前提の記事です。

質問回答者は質問内容を返す機械にすぎないです。質問良くしなきゃいけません。

部下「1+1の答えってなんですかね」
上司「2だよ」
部下「(質問には答えてくれたけど、僕が悩んでるチラシのデザインに悩んでるついてなんにも答えてくれなかった。意図を汲んでくれないな)」

これって部下が理不尽ですよね。

回答者は情報に対してその人なりの回答をしてくれる機械にすぎません。コンサルの原義の相談ということを踏まえると、回答者はコンサルにすぎず、単なる相談相手です。

なので、回答の質っていうのは質問に依存します。だから質問をちゃんと考えてあげなきゃいけないんです。

そしてこれができるようになると、だんだん質問をしなくなり、合意という形を取るようになります。

具体例をもとに説明しましょう。

先程の上司部下の件について質問相手が答えやすい質問を考えるとなると、以下のような質問になります。

課題:デザインについて自分じゃわかりかねるから意見を聞きたい
わからないこと:デザインAかデザインBのどっちがいいか
回答形式:A,Bどちらがいいか
回答例:~の観点からAがいい。

これで上司は経験をもとにA,Bどちらがいいか考えて答えればいいようになります。

ただ、経験を積むと、このように質問が整理できた時点で、自分で回答が予想できちゃうんです。内容を整理し論点がわかると自分でも「~の観点からAがいい」が導き出せちゃうんです。

そうなった場合、上司に対してのコミュニケーションは以下になります。

部下「デザインA,Bどちらがいいか悩んでいます。~の観点からAが良いと思っているんですが、いかがでしょうか?」
上司「OK」or「ーの観点も踏まえるとBがいい」

これは質問の形を取った合意確認なんです。反論される可能性もあるので質問っぽい要素も含まれてるんですが、それも合意決裂というパターンと考えれば合意確認です。

まとめると、質問回答者が良い答えをくれない場合、質問が悪いケースがあり、良い質問をする必要があるが、良い質問を作ろうとすると往々にして合意確認になる、ってかんじですかね

なんか質問を答えてるときにふと思ったことをダラダラと書きました。タイトル、流れともになってないんで推敲する予定です。まる。

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