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ドラマ「恋せぬふたり」独自感想会

ねぇみんな!!?「恋せぬふたり」見てる!?!?
見てる人いたら今すぐ挙手、はい一緒に語ろ。

始まりました‼︎「恋せぬふたり」。このドラマはアロマンティック・アセクシュアルがテーマということでめちゃくちゃ楽しみにしてました。
この間の放課後トークで話した日本でも色んなセクシュアリティについて能動的ではなく受動的に知れるドラマとか映画があったらいいのに…。って話したばかりだったのですごく嬉しい。
しかも大好きな岸井ゆきのさんが主演…。最高!NHKさんありがとう…。

てかマジで一話、二話だけで相当の話したいことあったので個人的感想爆語りnote書きます。レッツゴー!!!!
(以下めちゃくちゃネタバレしてます)



第一話

スーパーの本社で働く兒玉咲子(岸井ゆきのさん)と店舗で働く高橋羽(高橋一生さん)の物語なんですけど本当に冒頭から会社の人からの男女二分論、恋愛至上主義の押し付けが凄すぎてもし私がその場にいたら相当落ち込むかキレそうになる!

でも分かる〜、私も親の友達とかに会うと「節子ちゃん彼氏は?」「今はまだ出来たことなくてもいつかはね〜」という圧に死にながら生きてきたので。

本当にこのドラマは分かるからこそ嬉しかったり悲しかったりする場面が多すぎて見てるだけでめちゃくちゃ体力を使う。でも今までこんなに感情移入して見れるドラマなかなか無かったので嬉しさも大きいですね。

あとケーキバイキングの恋バナに入れないシーンとか公園で検索するときの「恋愛しない わからない」の後に「おかしい」と打つ時の妙な間がリアルすぎて胸が苦しい…、となってしまいました。

そして一話最後の咲子の「期待に応えられないのも理解されないのも辛い」というセリフ。
私の親は幸いそうではないけど子供を産んで一人前という未だ一定数残ってる風潮。私も男性とはお付き合いできないのかもと思った時に親の期待に応えられないというのがどうしても心の中で付きまとったので泣いちゃうかと思いました。自分のことを認めてあげた気になってたけど(いや、認めてあげてるからなのか?)本当に心に突き刺さるシーンが多かったです。

第二話

そして二話!!
もうこんなのね地獄ですよ。地獄絵図。一話以上の恋愛至上主義の押し付け。というか家族の会話が地獄すぎる。

多分ドラマのストーリーをハッキリと作らなくてはいけないということで家族や周りの人の偏見などを誇張して描いているのは分かるのですがしんどすぎて本当に辛かった…。(悪い意味ではないです。)

妹からの「普通の幸せ、普通の家族」 義弟からの「LGBT的なあれですか?」 母親からの「試しに一度付き合ってみたら?」 のパワーワード3連発。

それが違うからこうなってんだろ!!!!って声を大にして言いたい…。

咲子の気持ちめちゃ分かる…。でもこういう家族側の考えの人がいるのも分かるし私たちの考えを言うだけでは逆にこれは私たち側の意見の押し付けになってしまうし、難しいね。

高橋さんの「なんでこういう人間もいるで話が終わらないんですかね」という様にある意味放っておいてもらいたいこともあるけど見て見ぬふりされたり興味を持ってもらいたくないわけでもないし。これってわがままなのかな!?!?難しすぎるよ〜!!!

とりあえず高橋さんはこの家族のいざこざに巻き込まれて可哀想すぎるのでゆっくりカニを食べてもらいたい…。

高橋さんの「僕たちは僕たちなりに幸せな家族というのを作れるか試している」という言葉と父親からの「無理に恋だの結婚だのしなくて良い、お前が何者でも俺の娘には変わりない」という言葉に救われました。

おわりに

なんかいろいろ爆上がり感情を吐露してしまいましたが本当に良いドラマなので是非見てほしい、そして語り合いたいよ〜!
なんせ岸井ゆきのさんが主演の時点で100点満点なので…。(推しに甘いヲタク)

読み返してまだ二話目でこんな語ってて大丈夫そ?になってるよ…。

あと今回アロマンティック・アセクシュアルの考証チームが入っているということで信頼&とても大切なことを公式ホームページのブログに書かれているのでもし良ければこちらも見てください!


少しでもこのドラマを見た人がアロマンティック・アセクシュアルを含めたLGBTQのことを少しでも理解してくれたらいいな。

次回予告でもまたまたパワーワード炸裂してたので早く見たいよ!月曜早く来て!!!!

まだまだ目が離せない、始まったばかりだけど最後はみんなでハッピーエンドで終わって欲しい。
いや、私が現実でもハッピーエンドにしてみせるよ!!



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