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【事業再構築】【資本制ローン】で使える事例:不燃性ドライクリーニング機器の製造販売

※事業再構築補助金、資本制ローンで使える事例を紹介します。(ほぼ原文のままです)

テーマ

「不燃性ドライクリーニング機器の製造・販売による顧客基盤・収益力の強化」を目指す。これにより、①低コスト(価格・ランニングコスト)、②洗濯による衣料事故の少なさ、③地球環境への優しさ、等の特徴を有する不燃性ドライクリーニング機を市場に提供していく。

当社の現状

当社は昭和62年に個人事業として創業後、平成元年に有限会社に改組、物流に関わる搬送用省力機器および衣料用繊維製品向け加工装置の製造・販売事業、衣料用繊維製品の加工業等を手掛け、現在に至る。現在の主力事業は洗濯物の搬送に用いる自動化コンベアで、病院や宿泊施設等への納入実績を持つ。当社はこれらの事業で相応の顧客基盤を築くに至っているが、厳しい経営環境が続くなか、既存のノウハウ・実績を活かしつつ、新たな収益基盤を築いていく必要を強く感じている。

既存事業との相違点

こうした状況を踏まえて「不燃性ドライクリーニング機器の製造・販売」に取り組んでいくもので、①既存事業で手掛けてきた製品とは全く異なるもの、②業務用の「水洗い」向けの機器から「ドライクリーニング機器」という異なる用途に対応、③従来とは異なる顧客・市場を開拓する、等の点で当社にとっての新たな取組みになるものである。また本計画は、現在広く利用されている石油系ドライ機ではなく、不燃性ドライ機を製造していくものであり、低価格、ランニングコストの低さ、安全性、エコの観点からも優位性を持たせ、市場においても十分に差別化された製品になると考える。
当社はこれにより、地域社会の環境への寄与、当社お客様の利便性・満足度の向上を通じた当社顧客基盤の拡充と収益力の強化を図り、経営革新の実現を目指す。尚、本計画の実行については先行投資が不可欠となるが、既に開発はほぼ終えている状況で、今後は本格的な市場化・回収を進めていく段階である。 

課題および取り組む理由等

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