【開催レポート】人が集まる場のつくり方 トーク&ワークショップ
こんにちは!Setouchi-i-Baseコーディネーターの池嶋です!
この記事では、2020年12月1日に開催した「【トーク&ワークショップ】人が集まる場のつくり方」の、当日の様子や参加者の声などをお届けします!
どんなイベント?
「多様な人が集まり、つながり、お互いの良さを活かし合う場」
最近こういうフレーズをよく聞きます。
とっても素敵だし、いい場所のように感じる言葉。
でも実現するのは、とっても難しい。
人が自然に集まってくる場って、どうすればつくれるのか?
人と人がつながる「場づくり」とは?
自分の想いや活動に人を巻き込んでいくにはどうしたらいいの?
そんな「場づくり」や「ファシリテーション」のに関するゲストをお招きし「人が集まる場のつくり方」を学ぶイベントを開催しました。
ゲストご紹介
ゲストとしてお招きした藤本さんは、尼崎を中心に日本全国で多彩なプロジェクトを展開されている”場を編む人”。
藤本 遼(ふじもと りょう)
株式会社ここにある代表取締役/場を編む人
1990年4月生まれ。兵庫県尼崎市出身在住。「株式会社ここにある」代表取締役。「すべての人が楽しみながら、わたしとしての人生をまっとうできる社会」を目指し、さまざまなプロジェクトや活動を行う。「余白のデザイン」と「あわい(関係性)の編集」がキーワード。現在は、イベント・地域プロジェクトの企画運営や立ち上げ支援、会議やワークショップの企画・ファシリテーション、共創的な場づくり・まちづくりに関するコンサルティングや研修などを行う。さまざまな主体・関係者とともに共創的に進めていくプロセスデザインが専門。代表的なプロジェクトは「ミーツ・ザ・福祉」「カリー寺」「生き博(旧:生き方見本市)」「尼崎傾奇者(かぶきもの)集落」など。『場づくりという冒険 いかしあうつながりを編み直す(グリーンズ出版)』著(2020年4月)。
【前半】トークプログラム
藤本さんから、人が集まってくる「企画」や、参画型でみんなで作っていく「巻き込み方」、また濃くて楽しい場を作る「ファシリテーション」などをキーワードに、場づくりの秘訣をお聞きしました。
【後半】ワークショップ
後半は、翌年2月にSetouchi-i-Baseで開催予定のイベント「生き博」をテーマに、香川における生き博をみんなで考えるワークショップを実施。
前半で学んだ藤本さんの”場”をつくるエッセンスを、すぐに実践することができ、参加者は頭と体の両方で得た学びを深めることができました。
ワークショップのテーマである「生き博」は藤本さんが提唱する新しいコンセプトのイベント。
それは「生き方」に関する博覧会。トークライブと交流がメインで、これまで全国10箇所で開催されてきました。「生き方」を考えている20代〜30代をメインターゲットに、多様な人々との交流機会、あるいはチャレンジの機会を提供しています。
そして「生き博」の特徴は、生き方という正解のないものがテーマゆえ、開催する土地やメンバーによっても、その形は多種多様なことです。
このワークショップを通じて「香川における生き博とは一体何なのか?」をみんなで考えました。
藤本さんが各チームを順番に回り、しっかりサポートしてくれます。
温かく優しく寄り添うようなファシリテーションのおかげで、参加者同士も自然と打ち解けていき、どんどん新しい意見が出てくるように。
最後には各チームからの発表。
同じ地域、同じ時代に生きていても、こんなにもたくさんの考え方や想いがあるんだ。各チームの発表を通じて、それがより鮮明に感じることができました。
(プレイベントのはずが、この回だけで小さな「生き博」が開催できたような気になっていました。笑)
まとめ
今回のワークショップで出た意見をベースに、これから「生き博」の企画を進めていきたいと思います。
また参加者に「生き博のメンバーとして一緒に企画を進めませんか?」を呼びかけたところ、9名の仲間が手をあげてくれました。
コーディネーターの夛田くんを統括リーダーに、年齢も、性別も、職業も、得意分野もバラバラな10名が実行委員会を結成。
これからどんな「生き博」を創りあげていくのか。
是非ご期待ください♪
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