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なぜ3/15に生配信演劇をするのか?

どうも!せとたけおです!

今回の経緯を書かせてください。

1.能登演劇堂でやるはずだった公演

石川県七尾市にある能登演劇堂が恒例としている「まちなか公演」。毎年、県内外から毎年1団体が招聘され、演劇堂のある街・七尾市中島町の、普段は演劇公演をやらないような『まちなか』で作品を上演しています。町民にとって身近な空間を使う事により、非日常的な演劇をより親しみやすく楽しんでもらおう、という企画だと僕は理解しています。

地元で生まれ育った僕・せとたけおに、この「まちなか公演」のオファーが初めて来たのは約12年前。以来、今回で3年連続5度目となります。過去には、お寺の本堂、旧町議会議場、披露宴会場、コミュニティセンターで公演が行われ、毎回企画によって脚本・演出・出演者の人数は違えど、どれもコメディタッチの作品で、観に来て頂いた地元の方々に好評頂いていたと自負しております。

じゃないと5回もオファーしてもらえないですよね!?演劇堂さん!(同意求む)毎回、地元で演劇をやって街の方に笑ってもらえるのは本当に有難いし、嬉しいんです。

そして今回3/15に行う予定だった公演「幕が上がってる」は、能登演劇堂そのものでやるつもりでした。ただし、物語は劇場ロビーからいつの間にか始まって、お客さんはキャストによって劇場内へと誘導されて…という体験型な流れで。脚本・演出をお願いした長谷川優貴(エンニュイ/クレオパトラ)さんの発案でした。劇場全体を使い、出演者・スタッフ・観客をも巻き込んだ体験型のエンターテイメントを楽しんでいただける!二人で下見に行ったとき、とても興奮したのを覚えています。

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ですが、新型ウイルス感染拡大防止の観点から延期という決定がなされました。

この決定については、演劇堂さんの苦渋の英断だったと思います。世界中で蔓延しつつあるこのウイルスの終息を僕は本当に願ってやみません。安心してキャストが演じ、スタッフが働き、お客さんが楽しめる。そんな環境下で改めてやりたい!と僕は考えています。

…ところで…あれ?一人称、「僕」でいいのか?

急にすみません。話の腰をセルフで折っています。ブログ更新してなさすぎて、一人称どれでやってたかわからなくなっちゃった。…なんとなく、「私」に変えます。(じゃあスタートから直せよ)

2.東京で生配信をやろうと決まるまで

さて、公演が延期になって俺は(「私」じゃねえのかよふざけんなよ)焦りました。

「幕が上がってる」(以降「幕あが」)の公演に向けて、すでに経費が掛かっていました。下見時にかかった新幹線代や宿泊費、稽古場代などの必要経費、そして何より長谷川さんにお支払いする脚本・演出料やキャストの皆さんへの出演料。ナシにする訳にはいきません。演劇堂さんからは、延期になった公演の予算から事前に少し頂けることになりましたが、あくまで本来、延期になった公演に充てるべき予算です。それに、それだけで充足する金額ではありませんでした。

なんとかして資金を集めないと申し訳が立ちません。そこで長谷川さんに相談したところ「3/15に東京でなにか公演やりましょうよ!」と言ってくださいました。そのために新作を書いてくれる、というのです。

なんて良い人なんだ!私は長谷川さんの人柄と才能に惚れ込んでいます。

特に昨年末、彼が脚本・演出を務めた公演「福島県立いわき総合高等学校 総合学科 芸術・表現系列(演劇)第16期生卒業公演『平面的な世界、断片的な部屋 いわき総合高校ver.』」は、昨年観た舞台で一番感動した公演でした!!間違いなく。そのことはまた改めて書きますが、とにかく長谷川さんに東京用に作品を創ってもらえる、というので嬉しくて「やりましょう!」と二つ返事しました。

でも、冷静にキャストのみなさんと話し合った結果、お客さんを呼んでの舞台公演は控えるべきでしょう、と。

当然です。では何ができるか。今この時期だからこそ、この逆境だからこそどんなことで楽しんでもらえるか…。

3.実際、どんな事を生配信でやるのか?

話し合いを重ねて結論を出しました。「演劇を生配信すればいいのではないか」と。加えて、もともと体験型の演劇をする予定だったし、どうせなら配信途中で選択肢が出てきて、視聴者のみなさんに「この後どう行動するか」の選択肢を選んでもらい、多数決で決定し、それによってストーリーが変わっていくという参加型のマルチエンディング芝居にしたら面白いんじゃないか、という意見にまとまっていきました。

かつて僕ら世代は熱中した、サウンドノベルのような。「かまいたちの夜」みたいな!ゲームみたいなことを生配信で演劇でやってみたい!そう思っています。

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視聴していただける方にぜったい楽しめるものを創ります!ただ、その分、経費もよりかかります。

そこで!皆様にお願いがあります!

4.このプロジェクトの応援をお願いします!

このプロジェクトを応援してくださる方、または配信を見終わってからでも「面白かった」と思っていただけた方、ぜひともこのnoteにて、サポートをお願いします!下部の「サポート」ボタンから簡単に手続きできます。100円から1万円まで、おいくらでも構いません!ちなみに演劇堂での公演はチケット代1000円でした。

生配信は無料で行うため、このような形をとっています。サポート頂いた資金は、キャストスタッフへのギャランティ、必要経費として大切に使わせていただきます。

3/15(日)の21時から「恐怖の配信」は始まります。今のところYouTube liveでの配信予定ですが、ニコニコ生放送の方がアンケートは答えてもらいやすいのか?と悩んでいるところです…。検討中です。ですが、当日は絶対面白いものをお見せして、視聴いただく皆様に「サポートしてあげよう!」と思って頂けるよう頑張ります!!

そして「サポートしてもいいよ!」という方は、ぜひサポート時、メッセージ欄に誰を応援しているかも書いて下さい。頂いた資金はその分多めに応援している人へお渡しします!せとたけおへのサポートは一番募集しています!(笑)

マルチエンディング芝居なので、「あそこであの選択肢選ばなかったらどうなってたんだろう」という事にもなると思います。生配信終了後も、アナザーストーリーなど動画公開して、お楽しみいただけるようなコンテンツも用意しようと思っています。

ぜひともお楽しみに!そしてよろしくお願いします!

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