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母にハンドラの箱

つい数日前のこと。母が、ハンドラ(韓国ドラマ)の箱を開けた。
もちろん、綺麗にラッピングした箱を目の前に置いたのは私。
母はサスペンスドラマが好きで、毎日録画して欠かさず見ているのだけれど、ここ最近、水曜も木曜も過去の再放送なのよね、と言いながら私の観ている韓国ドラマをのぞいてくる。

そのうち、ふふふと笑い声が聞こえて、振り返ると、すぐ後から見たことのない真剣な顔で観ていた。

刑事ものが好きなの? 韓国のは結構怖いけど・・・何がいいかと考えていたら事件ものが好きだけど昔ほど怖いのはみれなくなった、というので法廷ものがいいかなあと思って選んだのが「怪しいパートナー」。

「怪しいパートナー」(2017・SBS)

は、起訴率NO.1の敏腕検事と、司法修習生として彼の元で働いていたヒロインが、殺人事件の容疑者として逮捕されたことから始まる
法廷もののラブストーリー。
とはいえ、やはりサスペンス要素も多く、
ラブ5:サスペンス3:法廷2、といった感じ。
犯人との戦いは、かなり怖い・・・

とはいえ予想通り、それ以上にどんどんドラマにハマっていく母を見るのは
なんとも言えない喜び。これまでも自分が面白いと思って紹介したものを
友達とかが好きになると嬉しかったけれど、なんというかこの
求めていたものをピタッと選んであげられた満足感。
ソムリエ、スタイリストとか、美容師さんとか、結婚相談所の人とか?
こういう気持ちなのだろうか。喜びが過ぎる。

それにしても韓国ドラマは法廷を舞台にしたラブストーリーが多い。
私は法学部出身で、司法試験を受験していたので移入しやすいだけかも
しれないけれど、日本にはこの手のドラマは少ない気がする。
懐かしい名作ドラマ「アリーmyラブ」の世界にも憧れたけど、
韓国のものはシリーズじゃない分、ラブストーリー部分の軸がはっきりしていてどっぷり世界に入り込んでいける。
久しぶりに観て、チ・チャンウクの魅力も再認識!
一つのドラマで必ず2パターン以上のヘアスタイルを見せると決めている
韓国ドラマのサービス精神が想定よりも効果を発揮している作品。
また「恋と法律」ドラマ評&紹介をします。

「ひゃあ!!」と母の声がした。犯人との最後の対決まで進んでいるらしい。


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