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今月のせとかわ vol.9 海辺の街から広がる世界〜玉野・児島エリア〜

こんにちは、今日の書き手はやすかとakinaです。

今回は6/26に開催された岡山県さんと瀬戸内かわいい部の合同撮影会の様子と、撮影会の中で伺ったオススメのお店についてご紹介します。

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瀬戸内かわいい部は、2019年に岡山県主催の移住フェア(in東京)でパネル展示やワークショップを開催させていただくなど、県外の方に岡山の魅力を発信する活動を行ってきました。


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今回の合同撮影会は、そんな魅力発信活動の中でも、特に今注目を集めている「ワーケーション」におすすめのエリアとして、ぜひ玉野・児島エリアの魅力をお届けしたい。そのために、まずは私たち自身がどんなお店があるのか知りたい!という思いから実施されることになりました。

撮影会の舞台となったのは、岡山県南に位置する玉野・児島エリア。

海が見える街として知られるこのエリアは瀬戸内国際芸術祭の玄関口として、また国産デニム発祥の地として、県外・国外からも多くの方が訪れます。

移住やワーケーション先としても人気があり、最近お洒落なお店がどんどん増えているこのエリア。

一体どんなところなのでしょうか?

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*本日のゲスト紹介*

合同撮影会にゲスト参加してくれた2人を紹介します。

Daichi Nose(@daichi_photo_
・1996年生まれ
・高知県出身岡山在住
・瀬戸内を中心に素敵な場所や出会った人々、モノの写真を撮影して地方の魅力を発信している。

Shota Watanabe(@shotacp3
・1996年生まれ
・広島市出身
・火・水曜日は“MLAKA COFFEE (ムラーカコーヒー)”としてDENIM HOSTEL floatでコーヒーを提供している。


<玉野魚市場>

最初に訪れた場所は、宇野エリアにある玉野魚市場。

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©️Daichi Nose

ここでは、その日に宇野港や直島周辺などで獲れた新鮮な魚を買うことができます。安くて美味しい旬の魚や、すでに調理された魚介類の一品などがあり、種類も豊富です。

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©️Daichi Nose

さらに、手づくりおにぎりやあら汁、海鮮丼などもいただけます。

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©️Shota Watanabe

この日、お魚屋さんのあら汁をみんなで美味しくいただきました。

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©️Shota Watanabe

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©️Daichi Nose

訪れて感じたのは、市場の方々がすごくフレンドリーだなあと。

私たちが撮影をしていいか話しかけると、「この写真もぜひ撮ってね」「この商品もすごくおすすめ!」とたくさん教えてくださいました。
人との距離の近さや温かさを感じられ、また頻繁に足を訪れたいと思う場所です。

ちなみに市場の方のおすすめは、魚の形をした手づくりクッキーだそうです。

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©️Shota Watanabe
玉野魚市場
●営業時間
木金土日/ 8:30-13:00
●定休日 月火水
Instagram: @tamanouoichiba


<ココカ古書店>

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©️Shota Watanabe

午後には「ココカ古書店」へ。

こちらは宇野駅から徒歩5分の距離にある古本屋さん。世界を旅されたご夫妻と看板犬じゅうべえが迎えてくれます。

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©️Daichi Nose

柔らかな灯に包まれた店内にずらりと並ぶ本。旅に、食に、小説に・・・気になるタイトルの数々に思わず手が伸びます。

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©️Shota Watanabe

こちらで頂いたのは、米粉のたいやき。

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©️Daichi Nose

注文するとその場で焼いてくださいました。生地には黒胡麻が練り込まれているそうです!

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©️Shota Watanabe

あつあつ・サクサクのたい焼き。自家製のあんこは甘さ控えめで、ほっとする味でした。

ちなみに現在、たい焼きはお休み中。

夏の間はたい焼き型のアイスモナカが登場しています。

アイスのお味はソルティバニラ。

さくさくモナカにサンドされた、程よい塩味のバニラアイスと、甘いあんこのハーモニーが、お口いっぱいに広がります。

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©️Daichi Nose


窓辺の席に腰掛けて、本の世界にどっぷり浸る。物語のお供は優しい甘さのたいやき。海辺の街で、そんな休日を過ごしてみたいと思いました。

ココカ古書店 
●営業時間
月金土日/ 14:00-23:00(22:30Lo)
木/14:00-18:00
●定休日 火水
Instagram:@kokokakosyo_uno


<HYM Hostel>

次に訪れたのは宇野駅から徒歩9分の距離にある、東山ビルの「HYM Hostel」。

東山ビルは、元々廃墟になりかけていた建物を再び人々が集まる場所になるようにと、改修されたそうです。

ホステルだけでなく、1Fには手作りハンバーガーショップやコーヒースタンドが、4Fにはジュエリーの工房兼ギャラリー(予約制)が。

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©️Shota Watanabe

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©️Daichi Nose

元宿舎だった部屋をリノベーションして作られたというHYM Hostelは、各部屋から瀬戸内海を望むことができます。

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共用スペースもよく見ると、あちこちに「かわいい」を発見。

屋上に登ると、宇野港を行き交う船を眺めることができました。

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夏、こちらの屋上では期間限定のビアガーデンが開催されるそうです。海風を感じながらいただく夏の夜のビールなんて、想像しただけで最高ですね。

HYM Hostel
Instagram: @hym_bldg


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あっという間に玉野エリアでの撮影終了時刻となり、ここから児島へ移動します。玉野から児島へは車で30分ほど。

<DENIM HOSTEL float>

「DENIM HOSTEL float」は、瀬戸内海に浮かぶ島々が望める、デニムを基調としたホステル・アパレル・カフェの複合施設。

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©️Daichi Nose

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©️Shota Watanabe

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瀬戸内かわいい部も、「せとかわデニムプロジェクト」の会議やイベントで何度もお世話になっているこの場所。

今回の撮影で数ヶ月ぶりに伺ってみると、ショップはリニューアルされて一段と洗練された空間に姿を変えていました。また、ラウンジのカフェメニューには新たな商品が加わっていました。

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©️Shota Watanabe

ショップには、現在瀬戸内かわいい部で販売中の「瀬戸内デニムピクニックシート」を置かせていただいています。

オンライン販売がメインのピクニックシート。

実物を手に取って、その質感や色味をご確認いただける唯一の店舗がこのDENIM HOSTEL float内のショップです。

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何度も来ているのに、訪れる度に新鮮な気持ちにさせてくれるDENIM HOSTEL float。

瀬戸内海のゆったりとした雰囲気が満喫できる一方で、スタッフさんやお客様と話をしていると「わたしも、もっと何かできるんじゃないか」と、いつも背中を押してもらえるこの場所。

やっぱり、この場所には挑戦し続ける人が集まっているのだなと、改めて感じました。

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©️Daichi Nose
 DENIM HOSTEL float
●営業時間
カフェ : 11:30-18:00 (火水定休)
Instagram: @denimhostelfloat


<おまけ 海辺のピクニック>

DENIM HOSTEL floatにてアイスコーヒーとレモネードをテイクアウトして、ホステルの前に広がる砂浜へ。

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©️Daichi Nose

瀬戸内デニムピクニックシートはもちろん芝生に広げても良いですが、砂浜に広げると天然のソファのようなふかふかな座り心地をお楽しみいただけます。(テフロン加工が施してありますが、湿った砂浜で長時間座ると水が染みてくる恐れがあるのでご注意!)

私がピクニックに行く時のお気に入りアイテムは、小さな折りたたみ式テーブル。これがあるだけでフードやドリンクが安定するし、ちょっと特別感が出ます。

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©️Shota Watanabe

ピクニックのフード&ドリンクは手作りに憧れつつ、今のところ毎回現地調達です。笑 気になっていたカフェやパン屋さんのテイクアウトメニューを、ここぞとばかりに頼んでいます。


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自分が暮らす街での「お気に入り探し」は、良いことが色々あります。

例えば、気になるな〜と思うお店があったら、次の休みに足を伸ばせる距離にあること。

憧れを憧れのままにしないで、気軽に自分の生活の一部に取り入れられるのが良いですよね。

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初めて訪れるときはハードルが高くても、一度えいや!と行ってみると、案外リピーターになっちゃうことも。(好きになったら通える距離にあるというのも、暮らす街のお気に入りだからこそ。)

そうやってお気に入りが増えると、ここでの暮らしがちょっと楽しく、豊かになる気がするのです。

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気持ちが落ちてしまったとき、元気をもらえる場所。

遠くから友達が訪ねて来てくれたとき、「ここがとっておきなんだ!」って、ちょっと誇らしげに紹介できる場所。

仕事や家事、勉強を頑張らないといけないとき、「これを乗り越えたら、あのお店に行こう!」って未来のご褒美にできる場所。

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お気に入りの場所が一つずつ増えていくと、なんとも言えないうれしさが込み上げます。

それは幼い頃、綺麗なお菓子の缶の中に、雑誌の付録やらキラキラのビーズやら交換したメモ帳やら、自分のお気に入りを集めては、少しずつ増えていく自分の宝物ににんまりしていた、あの感覚に近いかもしれません。

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私の暮らしは「なんとなく過ぎた時間」と「意志を持って過ごした時間」でできている・・・

最近ふと、そんなことが頭によぎりました。

だから、

せっかく今、この街に住んでいるのだから、

この街の好きなところ・良いところをいっぱい見つけて、この街で暮らす365日を丁寧に丁寧に味わいたいなと思うのです。

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今日の書き手:akina
岡山の海のそばでコンテンツ編集とライティングの仕事をしながら、食を楽しむ人です。イタリアの食文化が特に好き。海外19ヵ国を巡った。
今日の書き手:やすか
瀬戸内のかわいいものをご紹介する #瀬戸内かわいい部  部長。かわいいカフェ、雑貨、旅行が好き。岡山在住
せとかわデニムプロジェクト:https://setokawadenim.theblog.me
オンラインストア:https://setokawa.theshop.jp


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