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【VRChat】耳責めに弱い方は絶対Club Sara'sBuddyに絶対行くなよ!絶対だぞ!

 事のきっかけは、Twitterのタイムラインに流れてきたツイートから、Club Sara's Buddyという名前のイベントについて知ったことからだった。

 なんでも、2月の初めにテストオープンしたとか、2人のキャストが1人を接客するとか、店内にネコチャンがいるとか、知り合いがキャストをしているとか、内装のこだわり具合が尋常でないとか、とにかく色々な噂を目にしていた。

 一応Twitterのタイムライン上では清楚を貫き通している私だが(※1)、実はサキュ某酒場にプレオープンから行ったことがあるなど『そういう面』もあり、まあ行ってみるか、と私立某学園の授業で撮影スタッフの役目を終えた直後に軽い気持ちで時間になり次第ReqInを飛ばしたところ、なんとお返しのInviteが来てしまった。

 マジか……と思ったが、意を決してその権利を行使することに決め、静かにReqInを受理したのであった。

(※1)一瞬でも「は?」とか「サキュバスの間違いでは?」などと考えた人、怒らないから後で職員室に来なさい。


 店内はキャストさんの許可がない限り撮影禁止というルールがあるようだが、それが店外にも適用されるかどうか分からなかったのでイベントで使用しているワールド等の様子は基本的に文面でお伝えする。真相は君の目で確かめてくれ!

本格的なビルのような空間で開店を待つ

 ReqInを受理しワールドへ移動すると、真っ暗な空間とイベント規約への同意の文面。それを受理すると奥にエレベーターが現れる。
 公式Twitterアカウントのツイートで『33階』という文言を目にしていたので33階のボタンを押し、エレベーターで移動。いやしかし33階ってだいぶ高いな…


 登った先では2人のキャストさんに迎えて頂く。その所作が、大人の女性の丁寧なそれそのもの。おいおいなんかすごい格式高そうなところに来てしまったぞ、と少し緊張し始める。

 他の参加者として某ワールドの管理者さんだったり某酒場の常連さんだったりキャストさんだったりが来場する中、先に数字の書かれたプレートのようなものを配られる。私は4番。ここに書かれた番号順に、入店後にどのテーブルに座るか(=最初にどのキャストに接客してもらうか)を選ぶことができるらしい。

 そして参加者全員が揃ったのちに店内へ。店内へ続く通路もまた格式高いさというか高級な感じを与えてくれる見た目をしていて、その雰囲気にひたすら圧倒されながら通路を進む。
 ルールに抵触する恐れがあるため写真に収められなかったのが残念だが、言葉で表すならば、最初に竹を中心としたごく小さな庭園のような空間と、壁を静かに流れていく清水という、和を感じさせる静かな通路が我々を出迎えてくれていた。しかしその中にもここが高層ビルの一室であることを伺わせるように洋式らしい部分も残っており、あまりこういう分野に詳しくない私でも建築的な美しさを感じずにはいられない作りとなっていた。
 そしてその奥にはClub Sara's Buddyのロゴ。突き当りを曲がった辺りで、数多くのキャストさん達が我々を出迎えてくれていた。正確に数えていたわけではないが、おそらく14名はいたはず。多いな。いや初っ端から多いな???


 先に渡された番号札の順に自分の席を選ぶ。これは私が公式Twitterをよく見ていなかったため損してしまった点でもあるが、実は公式Twitterにどのテーブルをどのキャストが担当するかが告知されていた。それを見ていれば好みのキャストを(先に取られない限り)指定できるというシステムなのだろう。

 今回私が選んだテーブルは3番。直感である。
 担当のキャストさんに階段を上った先にある2階席の椅子に座るよう指示されたので静かに座ることに。

 ……いやいやいや2階席あるの!?!?
 こちらも写真に収められていないのが残念で仕方ないのだが、私が座った席はバーカウンターのちょうど真上にあるような席であり、1階の席を見下ろしつつ33階という高層階からの都会の夜景も眺めることができるような位置取りだった。

そしてキャストさんによる接客が始ま


筆者が壊れた

※お使いのPCと現在ご覧の記事は正常です。

 いやー初っ端から左右を別々のキャストに奪われましてね、しかもその2人が時間中ずっとこちらを見ているんですよ。なんだこの愉悦感は!?!?緊張しすぎて喋る言葉が思いつかないですわよ!?!?

 あっいや待って近い近い近い近い近い!!!!!!一気に来るじゃん!?!?!?太ももと太もも密着してる状態でお手手で太ももを触るって距離感バグrrrrrrr!!!!!

 左右どっち向けばいいか分からねえ!!!!いや片方に肩入れするのも申し訳ないから両方向かざるを得ないんだけど!!!!!ふええええええ!!!!!

 ……えっ待って?当然左右から話しかけられてるのは当然左からも右からも声が聞こえているということなんだけど(エンプレス構文)(※2)、明らかに左からの声は左からしか聞こえない右からの声は右からしか聞こえないんですよこのワールド!!!!!
 いや「なにを言ってるのかわからねーと思う」というか「なにを当たり前のことを」と思うかもしれないけど、普通左から声聞こえてきても若干右耳にも声入るやろ?それが全くないんですよ????どうなってるのこの空間?????なので没入感が尋常じゃあないんだッ!!!!!

(※2)エンプレス構文:モンスターハンターシリーズのとある防具の説明文を揶揄して生まれた言葉および概念。その内容はモンスターハンターシリーズのとある防具の説明文を揶揄して生まれた言葉および概念であると言える。類義語:進次郎構文

 そしてその事がさも当然と言わんばかりに平然と私の両耳へ耳責めを始めるキャスト陣ッッッッ!!!!このいたずらっ子妖精達ィィィィ!!!!最近仕事中含めて毎日のように耳かきASMRを垂れ流し続けていたのが完全に仇となったッ!!!!しかも左右から違う声で責められるの、非常にヤバい!!!!!アアアアアア!!!!

(この辺りから表向きでは『ア…』『アォ…』『クゥ~~~』などの言葉にならない声しか発せなくなり、いわゆる限界化し始めるせとひま)

キャストの海咲かもめさん(左)、七篠エスさん(右)
妖艶な女性と元気な女の子という別ベクトルからの同時多面攻撃は、
是非とも読者の皆様にも経験して頂きたい次第である。

 ちなみにこのイベント、キャストへのお触りはNGです。だのにキャストさんはこちらにそれはもうめちゃくちゃに接触してきます。おかげで手も足も動かせず疑似的に拘束されてしまう状態に……イタズラってレベルじゃないですよ!?!?!?

 ただでさえ2人に囲まれているだけでもヤバいのに突如3人目として暇そうにしている別のキャストさんや店長のsaraさんが乱入してくることがあるので本当に大変です。3人目が来てしまうとマジで完全に包囲網が完成してしまいます。王手飛車角取ぐらいのえげつない状況でありまして……だから近いィィィィィ!!!催眠かけないで店長(※3)ゥゥゥゥゥゥ!!!!!!

(※3)さほど長い時間ではないとはいえ催眠で開発されそうになりました(意味深)(ガチ)。

 15分ほどでキャストさん交代の時間になり、耳責めと疑似拘束により限界化しつつガチガチになった身体と蕩けた脳を一休m

 は?キャスト交代????

 「もしかして複数キャストから耳責めされるんですかァ~~~!?!?」
 「YES!YES!YES!」

 というわけで。
 閉店までの約1時間だけで、なんと8人ものキャストさんにひたすら耳責めされ続けたのだ。アアアアアアア!!!!

キャストのLABO405さん(左)、鉄馬くろねさん(右)
正統派(?)ないたずらっ子妖精ペア。
言葉で表せないほどめちゃくちゃ頬を舐められてゾワゾワした(ガチ)。

 なお、この辺りで店内をうろつくネコチャンが私の元に来てくれた。正直休憩なしで耳責めをされ続けると比喩抜きで頭がおかしくなるのだが、ネコチャンをかわいがったり撫でたりしたおかげで心の癒しを得ることができた。あ、店内のペットだけは参加者が触れることを許されているのです。
 それにしてもあのネコチャン、まるで中に人がいるかのように元気に動き回ったり鳴き声を出したり私の膝元にまで来てナデナデさせてくれたんですよね……不思議なこともあったもんだなあ(※4)。

(※4)身もふたもないことを書くと、中に人がいます。ちゃんと猫の声もします。

キャストのErusuさん(左)、ガルムローズさん(右)
この辺りから耳経由で脳を溶かされ始めて記憶がおぼつかないが、
なんかすっごい勢いで耳を舐めてもらった気がする。
このお二人が隣の席に行ってからも隣からものすごく耳を舐める音がしていたぐらいには
耳舐め力が高い。とてもつよい。
キャストの黒蜜糖(くろみつとう)さん(左)、nyalnyalさん(右)
完全に脳が情報過多でオーバーヒートしていたため記憶が虚ろだが、
なんだかすごい『かわいいね』って言ってもらっていた気がする。
そうかな……そうかも……(錯乱)


 1時間近くに及ぶ耳責めを受け続けすっかり脳まで溶かされ尽くすついでに妖精達にエネルギーか何かを持っていかれたまま、最後の気力で記念撮影に臨むなどしていた。


耳責めはいいぞ

 ということですっかり耳責めの虜になり眠れなくなった筆者が勢いのまま退店後約2時間でこの記事を書き上げてしまったぐらいには入店前と入店後のギャップが凄く、心踊らされ、ドキドキが止まらなくなってしまうような空間がこのClub Sara'sBuddyという場所である。

 正直なところ筆者はイベント中緊張しすぎてまともに会話できなかったが、その分耳責めを堪能することができそれはそれで見事に喋れなくなったので良かった。いやそれで良いのか????

 機会があればじっくり見て周りつつ写真を撮りたい店内、参加者を知らぬ間に耳責め沼へと落とす細かな配慮の数々、そしていたずらっ子の多い魅力的なキャスト陣。

 これまでのVRChat内定期開催イベントとはまた違ったベクトルから沼へ引きずり込まんとする新たな刺客と言っても過言ではないClub Sara'sBuddy。記事執筆時点ではReqInで7名程度が通れる狭き門ではあるが、その内容は言葉にできない激エモ感情で限界化して頭がおかしくなって死ぬ程ものである。

 興味を持った読者の方は、是非とも次回以降の入店に挑戦し、新たな境地を開いてみてはいかがだろうか。あ、わたし次回開催以降も入店挑戦し続けますので対戦よろしくお願いしますね^^;


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