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お店にお礼のハガキを出したら、こんなことがありました


気の合う友だち4人が、偶然にもみんな12月生まれ・射手座。
昨夜は、毎年楽しみな「生誕祭」でした。


そこで出た話の一つが今日のテーマ
「お店にお礼のハガキを出したら、こんなことがありました」です。

出したハガキ以上に、返ってきたもの

4人のうち3人は、それぞれ過去に
いいサービスをしてくれたお店に対して、
お礼のハガキを出した経験があります。

で、出したハガキ以上に心のこもった手紙を
お店から受け取っているんです。

一般的に、お店の業態によらず、
「お礼よりクレームのほうがずっと多い」
のが現状ではないでしょうか。
お店を経営する友だちもそう言っていました。

だからこそ余計に、
お客さんからお礼のハガキが届いたら
うれしく思ってくれるのかなと思います。

お礼のハガキをきっかけに賞状をもらった店員さん

さて、生誕祭のメンバーの友だちが書いたハガキは、
旅先の物販店(鹿児島の山形屋さん)に宛てたものでした。

お土産の焼酎を2本買った後、
次に行くお店の場所を店員さんに聞いたそうです。

すると、そのとき豪雨だったにもかかわらず、
一緒に外まで出て、分かるところまで案内してくれたと。

単に「案内した」だけではなく、
その店員さんの率先した動きや、心からの笑顔や、
はきはきした言葉掛けもすべて含めて、
これは素晴らしい対応だと、私の友だちは感激。

きちんとお礼を伝えたいと、
後日、お店の経営者宛にハガキを送ったのです。

すると、それに感激された経営者から丁寧なお手紙が届き、
しばらくして店員さんご本人からも手紙が届きました。

そこには、善い行いをしたということで会社から表彰され、
「大人になって、もうもらうことはないと思っていた
賞状までいただきました」と、
賞状を手に満面の微笑みの店員さんが映っていたそうです。

なんていい話。

朝礼でハガキを読んでくれたお店


私にも経験があります。
そこはリーズナブルなレストランでした。
店員さん全員が素晴らしい対応で、
しかも働く人同士の会話にも、品があったのです。
仕事に対する誇りややりがいが感じられて、私は感動。

そこで、お店に向けて、その点を書かせてもらって
素晴らしかったということ、
また行きますということをハガキでお伝えしたのです。

すると、経営者から直筆のお手紙が届きました。
心ある丁寧なサービスを一番大切にしているので
そこを見てくれて有り難いということ、
朝礼で読ませてもらったこと、
みんなの励みになるということが書かれ、

さらに後日、当時は物販を扱われていたので
ドレッシングやお味噌など、
お店で使われている美味しいものの
詰め合わせも送ってくださいました。

私もとってもうれしかったし、
お店の方々も喜んでくださったようで、
だいぶ前になるのですが、いい思い出です。
ちなみにこのお店は銀座の「しゃぶせん」さんです。

自分が働く側だったら?

逆の立場だったらどうでしょう?
悪いところを指摘されるより、
良いところを褒められるほうが、
「もっとよくしよう」「がんばろう」って
思うんじゃないかな。

ひどいことを言われて、
その悔しさをバネにがんばったって話が
いつの世も繰り広げられます。

ドラマチックだから取り上げられることが多いけど
(私もジャーナリストとして取り上げていますが)
実際は、どうなんだろう。

悔しさがバネになるよりも、
挫折につながるケースの方が多いんじゃないか…。
もうそろそろ、喜びが喜びを連れてきた話のほうが
増えていく時代になってほしい。
というよりも、そうなるんじゃないか。

そんなことを願ったり、思ったりします。

クレームよりもお礼が人やお店や輝かせる


最近は、ハガキを書く習慣も減っているので、
メールでお礼するとか、その場で伝えるとか、
そういう意識を改めてやっていきたいものです。

クレームよりも「素晴らしい」という言葉のほうが、
人やお店を輝かせるはずだから。

◎ 悪いところより、いいところを見る。
◎ クレームより、お礼を送る。
◎ 不幸の先に幸せがあると考えるより、
  幸せの先にもっと幸せがあると考える。

働く人やお店が輝くことは、
お客さんにとっても楽しいことだと思うのです。


追伸:
youtube【幸せに働き生きるヒント】の中で
お客さまはなぜ大事?」という動画をアップしています。
08:00ごろ私の考えを述べています。
「ここで言うお客さまは、ひどいクレーマーは論外にしています。
  みなさんの心のほうを大切にしてください」




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