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休校中のこと_小学生商売人になる

3月から長い休校でした。

次女は小学二年生。学校からの宿題はプリント数枚だけ。わたしも特に勉強をさせたいわけじゃないけど、自宅でも仕事はしなくてはいけないし、毎日1日中遊んでいていいのか?という気持ちもある。

ということで、勉強じゃなくてもいいから、何か家でできること、この際だからやりたいことをやってみよう、と提案。次女が言い出したのは、「お店屋さんをする!」でした。

もともとうちが自営業だからか、商売というかお金を稼ぐことに興味がある次女。「休校子どもショップ」として子どもが作ったものを無人販売したら売れるんじゃないかと、なかなか鋭いアイデア。

最初に考えた商品は、指編みのアクリルたわし。少し前に学童で習って、わたしやおばあちゃんにプレゼントして好評だったので、思いついたらしい。

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ひとつ20円で12個を数日で完売。裏の大家さんがまとめ買いしてくださった上に多く小銭を入れてくださり、すっかり味をしめた次女。

しかし、わたしがFacebookで報告したところ、アクリルたわしは環境に良くないと指摘してくれた友人がいて、次女に話したところ、商品を変えることにした。

その次に考えたのは、ミニチュア。

シルバニアファミリー、バービーで使うミニチュアを前から時々作っていたので、商品になると。爪楊枝の鉛筆、樹脂粘土の食品類や食器など。

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うちにあったミニチュア本と、YouTubeで研究し、試作を作って商品にできるものを検討。これなら売れるというものができるまで結局1ヶ月以上かかりました。これはもうわたしのやっている仕事と変わらない。

人通りのあるところに置きたいと、大通りに面した友人の食堂前にケースを置かせてもらい、1日で売上なんと840円!

何が売れたか検討し、売れたものは増産すると言っていたものの、840円にすっかり満足してほぼ終了してしまったのは、やっぱり小学生。

840円売れるためにかかったコスト、樹脂粘土と焼き色の達人(着色料)の代金くださいと言ってみたけど、もちろんくれませんでした。次回は経費のことをはじめに話そう。

本当は全然売れなくて、なぜ売れなかったか、どうしたら売れるか、考えることになったらいいなと思っていたのですが、思いの外売上が出てしまい(ほぼ知り合いが買ってくれちゃった)あっけなく満足することになってしまいました。

でも売れる商品を考えて、完成度にこだわって試作を繰り返したのはよかった。お金をとるためにはちゃんとした商品でなくてはいけないということ。でも子どもだからある程度のクオリティ、その分このくらいの価格設定でと、ちゃんと考えてた。「小学二年生って書いた方が売れるかな?」ってちゃっかりしてる。お店の名前や、陳列方法、POPなども一応自分で考えた。

そしてお金はすぐさま貯金箱に入れて絶対に使わない。将来の学費にするそうです。しっかりしてるな!

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