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傲りは棄てて、誇りは捨てるな‼️

年輪を重ねてくると考え方は大きく変わってくる。年輪などと50歳にも満たない自分が口にすると「若造が何をゆうとる」と諸先輩方にお叱りを受けるだろう。しかしそこが問題なのだ。自分がまだ若造だと思うことが危険極まりないことで傲りなのだ。謙虚に自分の年齢を受け止めることが必要だと思う。

まだ40代働き盛りといわれるが、すでに20代、30代の人達からすればもう考えの古い過去の思考回路の持ち主である。しかしそれを認めたく無いが故に、若き日の武勇伝を語りたがる。10代の人達からすれば、アナログな40代などいわゆるオワコンなのだ。

若い時に自分を信じて進んで来た人ほど自分の経験を否定し若者の考えを聞かなければ痛い目をみる。人生100年とすれば100年のうちに社会の常識、通念は変わっている事に気付かない。常識は常に多数決で正しいとは限らない。しかし、いきなり100年目に突然変わるのではなく徐々に変わっているのだ。

常に自己の現状を否定し、常に新しいことに怯えず挑戦し、柔軟に考えを改め生きてゆかなければならない。何も老け込めと言っている訳ではない。少なからずも重ねた年輪による経験が若者に必要なこともあるのだ。その誇りは捨てず、傲りは棄てて、若者の考えに耳を傾けることを忘れてはいけない。

と、思いつつ出来ないのも

自分だ。

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