Onenessへと至る道。
「セッションを開くときはいつでも私は君たちに示そうとしているーー君たちが見たり聞いたりする物事というのは、ヒトとしてのパーソナリティが持つ本来の性質の、デモンストレーションであるということを。そして君たちはみな、ヒトとしてのパーソナリティを持っている。それゆえ、この(超感覚的知覚のクラスが行われている)部屋で示される能力というのは、君たちの内に君たちが持ち、開発されるのを待ち侘びている能力の例である。私はここでたくさん能力のことを言ってはいる。だが主には、他の人々との深い一体感、深いワンネスの感覚について言っている。他の人のリアリティを理解できるほどに、自分自身をオープンに開く能力のことを言っている。個人として恐れれば恐れるほど、ガードを引き下げようとはしなくなり、自分を守るために心理的なバリアを打ち立てるようになる。君たちは他人の問題を脇に押しやるーーそれらは単に、自分の抱える問題を君たちに思い出させるからだ。」ーーセス
問題は、チャレンジに過ぎない。
より大きな自分に至るために、乗り越えるべきチャレンジに過ぎない。
かつて自分を助けてくれた、でももう今は古くなって自分に窮屈さを感じさせている自己認識の殻を、打ち破っていこうとするチャレンジに過ぎない。
"You are something more than sum of your parts."
あなたは常に、あなたがあなたと考えるもの全てを足し合わせたよりも大きな何かである。
すべてがこの性質を帯びている。このアイデアを引き継いでいる。
果てしない発展へと向かう欲求で満たされている。
自分とはこうだ、と思った瞬間に、新しい、より大きな自分を感じている。
だから、ひとところに留まっていられるような自分というものは存在しない。
ある意味、どこまでいっても否定され、打ち破られ、脱ぎ捨てられるべき自分がいる。自己認識がある。
今より大きな自分へと変化していく過程で生まれる痛みに終わりはない。
でもその痛みを、恐れを乗り超えた先に得られる、「こんな側面が、こんな能力がまだ自分の中にあったのか」という驚きと発見の喜びは、その苦しみと恐れを補って余りあるもの。
だから宇宙は終わることなく続いている。果てしない発展を続けている。
問題の中には、発展への疼きがある。
問題は、種が芽吹くときに破り去る、殻のようなもの。
ずっとあったら困るけど、ひとときは種を守ってくれるもの。
問題を抱えている人に気づいたら、その人の中で芽吹こうとしている種に意識を向ける。
また新たな自分を産み出そうとしているその人の痛みに、苦しみに共感し、応援する。
私たちとは変化である。
変化とは未知だ。
未知なものは怖い。
それでも変わる。
内がわから溢れ出る、クリエイティビティにしたがって。
みんな同じ。変わっていく。
それが、すべてをつなぐもの。
すべてとの関係性をつくってくれるもの。
Onenessの感覚に、至らせてくれるもの。