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アラフィフになって悟った5つのこと③「大人しくても話し下手でもOK」

20~30歳頃までは自分に自信が持てなくて、すぐに人と比べて落ち込んだりしていました。

だけどアラフィフ世代に突入したら、それらの悩みに対する解決策が見えてきたので、5回シリーズでお伝えしています。

これまで2回お伝えしています。

第1回目は、「噂話にはお口チャック」と題して、信用を失わないためにも人の噂話は適当にかわした方が賢明ですよ。ということをお伝えしました。

第2回目では、「一生懸命は報われる」と題し、大人しくて目立たない存在であっても、一生懸命やっている姿を見ていてくれる人はいて、そんな人のことを人は助けたくなるもの。ということをお伝えしました。

そして第3回目としてお届けする今日は、「大人しくても話し下手でもOK」というテーマでお伝えしたいと思います。

大人しい性格と思われるのがイヤだった

学生時代というのはクラスの中で発言力があってグイグイいくような人が人気者でした。私はそんな同級生を見て羨ましかったです。あまり話すのが得意でない私はいてもいなくても分からない存在で、大人しい性格でした。そしてそれが私のコンプレックスだったのです。

歳を重ねると大人しい性格は別の見方をされるようになった

けれど、大人しい性格をコンプレックスにしてしまった私が、自分の思っていることをうまく言葉に変換できなくて、もどかしい思いをするくらいなら人の話を聞く側にまわれば良いかと思えるようになったのは30代も終わりに差し掛かってから。

きっかけは、自分のこの性格に悩み、たくさんのビジネス本を読み、どうやら話し上手より聞き上手の方が大切だということを知ったからです。

すると、40代も半ばを過ぎたあたりから、口数が少ないことがかえってプラスに作用することに気づきました。

それは職場での同僚に言われたひと言がきっかけでした。

「口数は少ないけど、そんな人が言うことって的を射ていて的確で、妙に納得する。だから信頼できる」

そうか。そんな風にうつっていたんだ私は。

なんだか嬉しいひと言でした。

そこで私は、どうしてこんな風に思ってもらえたのかを考えてみました。
思い浮かんだのはこれです。

たくさんの本を読んでいることで、色々な知識やいろんな立場での考え方を知ることができたから

見ている人は必ずいるんだと自信が持てた瞬間でした。

気になった本は読まずにいられず、量だけは多くて内容をなかなか覚えていられないと思っていたのですが、さすがにこれだけの読書量だと実になっていたのです。

同僚からのこの言葉のお陰で、このままの自分で良いんだ。もう人前で話すときにうまく喋らなくちゃと身構えなくても大丈夫だと、気持ちが軽くなりました。

もし私と同じように、話し下手で大人しい自分にコンプレックスを抱いている人がいたら、この記事がお役に立てると嬉しいです。



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