2020.5.13

晴れ。

頭が一日中重かった。

ミルハウザーの「ある夢想者の肖像」。ずっと主人公と何もない退屈な毎日を共に過ごすような小説だ。
身に覚えのある焦燥、後ろめたさ、幼稚さ、毎日こいつに付き合って、思い出したり、気づいたり、気長に読み進めている。

高橋久美子さんの「いっぴき」。元々はチャットモンチーのドラムで今は作家をされている。
ちびちび読んでいるが、どうしても友達が沢山いたり、楽しい青春を過ごしてきた方の文章に思えてしまい(もちろん偏見かもしれない)、余り乗りきれない。楽しそうだなと普通に思う。でも自分的には何かを渇望したり、苦しい時には多分手に取らない本だなと思う。


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