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2020.4.8

晴れ。

昨日の夜、人通りが少なくなったのを見計らって図書館の返却ボックスに借りていた本を返しに行った。中心街から少し外れたこんな地域でも途中でヒャハってる若者の集団がいたり、どこかの大学の部活だろうか、ぺちゃくちゃしゃべりながら大勢でジョギングをしている集団がいてげっそりしてしまった。パチンコ屋の音だけが街にこだましているのも不気味だ。緊急事態宣言が7都市に出されたわけだが、出された街ですら緩み切った人間がいるようなのに、ましてや宣言が出されていない京都では、気が緩むどころか、出されてないってことは安全安心とばかりにタガが外れている人間が多く見えて誠におとろしい。本当に気が滅入る。他の人から見たら、こんな時にちんたらチャリを漕いでいる自分もお気楽な奴に見えている可能性があるわけで、なんだかなあと思う。

帰ってきてポストを見ると、山川直人さんから「写真屋カフカ」の最新刊が届いていた。こんな大変な時期にもかかわらず、気にかけて下さっているという気持ちが本当に嬉しく、救われた。

読書は山川直人さんの「写真屋カフカ三巻」を。カフカ「訴訟」も相変わらずちびちび読んでいる。

今からベランダに出て月を見ようかと思う。スーパームーンである。


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