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9/17世田谷区議会で学童のお弁当デリバリーが取り上げられました(速報)

本日9/17 11:35より、世田谷区議会にて河野俊弘区議の一般質問にて、お弁当デリバリー導入に関して取り上げられましたので、速報します。(ライブ配信ベースによる文字起こし)
正式には区から議事録が公開されます。
https://www.city.setagaya.lg.jp/kugikai/008/d00117292.html


河野区議 
兼ねてより区に要望されている、夏休み等の長期休暇期間、利用者におけるお弁当デリバリーについて。
働き方の多様化、夜勤や早朝勤務によって、学童の始まる時間の前にお弁当を作る時間がない、特に夏休みの衛生面の心配があり、保護者の悩みを軽減したいという多くの声が届いている。
夏休みは1か月半にも及び、お弁当作りは働く保護者の大きな負担となっている。忙しい朝の選択肢の一つとしてお弁当デリバリーがこの1-2年で23区内で急速に進み、既に23区中21区でお弁当デリバリーが始まっている。
というのは近年、学童向けお弁当デリバリーの仕組みが構築されており、導入実績増加の大きな一助となっている。
実際に導入した区では保護者と業者が契約締結し、区や学童は極力責任を負わない形になっており、スマホのアプリでの発注管理が実現し、また例えば必ずごみを持ち帰る等ルールを明文化して学童側の手間を極力取り除くことができている。
更には、全員がお弁当デリバリーとするのではなく希望者が一日単位で任意に利用できる形で、保護者に選択肢を増やすものになっている。

しかし世田谷区では、2014年~区内26校以上から要望挙げてきたが、現時点で1校も導入されていない。
世田谷区同様に定員を設けていない区や大規模校を有する区でも導入が進んでいることも鑑みて、他区へのヒアリングを早期に実施し、早期導入に向けた具体的なスケジュールを示していくこと、また新BOPの状況が区内61校それぞれ状況が異なることからできる学校で着実に進めていく、トライアルの形をとり、スモールスタートでの実施を進めていくべき。


柳沢こども若者部長
働く保護者が増加し、小学校の長期休暇において限られた時間で作るのが負担となり、お弁当デリバリーのニーズがあることは認識している。
新BOPでは小学校の児童数や学童児童数の増加により活動場所が限られ、配達されたお弁当の置き場がないこと、長期休暇の一日育成においては職員のローテ勤務で人手がない等あり、お弁当デリバリー導入には課題が多いと認識している。
区では新BOPあり方検討委員会においてさまざまな保護者ニーズに対応できる環境整備について検討を進めており、その中でお弁当デリバリーも検討していきたいと考えている。
指摘のあった、環境の整っている学校からの導入については、保護者からも早急に実施してほしいとの意見を頂いているので、できるだけ早く他区の先行事例を参考に導入に向けて解決すべき課題を整理し、学校側と調整すると共に、保護者の意見を伺いながら導入に向けて検討していきたいと思う。


河野区議
保護者の方から多くのアンケートが集まっていて、要望書も出されている。
2014年から先行的にやっていた葛飾区では当初発注管理を学童側でやっており負担が大きかったと聞いている。
しかし、ここ1-2年のアプリ導入等で発注管理も含め保護者側で対応することが主流となり、課題は完全にクリアされているという認識。
世の中の働き方改革が進んだことで、学童あるいは保護者の負担が少なく運用できることが大きい。
23区で21区が導入しているので最後の1区にならないように早期に導入すること、スケジュールを明示して進めてもらうことを要望する。



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