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色の見えかた

絵が下手で、私には絵は向いていないとずっと思っていました。
現在自費で本を作っているのですが、挿絵の一部を自分でも少し描いています。
文章ならどんどん手が動くのに、絵になると、やはりからきしダメで、1日机に向かっても描けなかったり、下手過ぎるあまり嫌になり、ふて昼寝をしたり…。
子ども心で描くことが出来ず、大人の私にとって絵は大変です。

担当さんにアドバイスをもらいながら少しずつ描くうちに、下手くそでも味があればいいのだ、と思えるようになりました。
小さなカットの挿絵ですが、ようやくこれにしようと思える1枚が出来ると大変嬉しいものです。

不思議な事に、ちまちま描いて1年経つうちに、少しずつ絵を描くことが好きになりつつあります。
文章を書くのが好きなので、いつか自分の文に気取らなくて、下手なりに味のある絵をサッと添えられたらいいなと思います…☆

それから、
絵を描くようになってから、を意識する事が多くなりました。
写真を撮っても、目に見えている色と画像が違うので、がっかりしてしまいます。
目に見えたままに、写真に残せたら本当にいいのになと思います。
私のカメラは10年前に買ったもので、スマホもかなり古いタイプなのでしかたないですネ。。。

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でも、最近よく思う事があるのですが、
人間は同じものを見ても、きっと同じ色に見えていないと思います。
友人とインコのいるカフェに行き、話していた時に、
私がピンクのインコと言うと、友人は赤いインコに見えると言いました。

また、ショッピングに行った時、スカートの色をネイビーと言った友人に対し、私は紫色の布地に見えていました。

でも、そういう違いって面白いのかなと思います。
誰一人自分と同じ色に見えている人はいなくて、
きっと人によって、少し黄色っぽいフィルターを通してみていたり、青っぽいフィルターごしだったりするのかなと想像してみます。
好きな色というのは、その人が一番綺麗に見える色味なのかも知れないですよね。

もしも、誰かの目線で世界を見る事が出来たら…、
きっと自分の色の世界と違うのではないか、そんな想像を楽しんでいます…。

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