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避暑へ ~日帰り養老渓谷~
千葉県市原市と大多喜町にまたがる養老渓谷に行ってきました。
今日は1人で自由に過ごせる日で、どこへ行っても良かったのですが、多数の候補の中から養老渓谷を選んだ理由は2つありました。1つはローカル鉄道に乗りたかったから、もう1つは緑が多く涼しそうだったからです。
朝はさいたま市の自宅で少しゆっくりしたので、市原市の中心駅で小湊鐵道の起点になっている五井に着いたのは12時前でした。ここで昼食をとり、養老渓谷行きに乗り込みます。
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車両は国鉄末期に製造されたキハ40が1両。座席はほぼ埋まり、外国人観光客の姿も見られました。車窓の外は日本のどこにでもありそうな田園風景が続きましたが、養老渓谷が近づくにつれて山林が迫ってきました。狙い通り、都市部よりはだいぶ涼しそうです。
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養老渓谷での持ち時間は2時間ほど。まず駅前の観光案内所で地図を入手し、路線バスに乗って弘文洞入口という停留所まで移動しました。時間に余裕がなく暑さも気がかりなので、弘文洞入口から遊歩道を歩いて駅に戻ることにしたのです。
バス停の周辺はかなりの暑さでしたが、すぐにトンネルがあり、急に涼しくなりました。トンネルを抜けると中瀬遊歩道の入口は目の前です。
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遊歩道は養老川の水面のすぐそばに設けられていて、とても快適でした。流れが緩く水深もあまりないようで、川に入っている親子連れもいました。
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こうして渓谷を堪能した私ですが、実は誤算がありました。中瀬遊歩道は崩落によって途中までしか通行できず、先程来た道を戻るしかなかったのです。それで当初の予定より2kmほど長く歩くことになり、時間の余裕も少なくなってしまいました。
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ポカリスエットと途中で買ったかき氷で暑さをしのぎつつ駅に向かいます。日陰のないバス通りを避けて森の中の細い道を通ったので、自分が正しいルートを進んでいるのか不安を感じることもありましたが、どうやら杞憂だったようです。養老渓谷駅にたどり着いたのは、乗る予定だった列車の発車時刻の10分ほど前でした。
やって来た小湊鐵道の上総中野行きに乗り、終点でいすみ鉄道に乗り換えて大原へ。こちらも乗りたかったローカル鉄道なのですが、疲れが溜まっていたため、途中からずっと爆睡でした。
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