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無職一人旅 チュニジア編①

5日間過ごしたエジプトに別れを告げ、向かうは次の目的地、チュニジア。
エジプトから、リビアを挟んで2つ西にあるチュニジアは、イタリアのシチリア島やマルタがわずか約200kmの距離と、ヨーロッパに非常に近いことで知られています。
カイロからは飛行機で3時間半。

フライトの時間が午前の3時半だったので、ほぼ寝ずに空港に向かい、チュニジアの首都チュニスに到着したのは朝7時。
この旅お馴染みの、体力の限界モードに突入していたのでとりあえずホテルに向かったところ、すぐにチェックインさせてくれるとのことだったので、とりあえず寝ることにしました。
朝8時からチェックインさせてくれるホテルなんてある??マジで疲弊してたのでホテルの受付の人がアフロディーテに見えました。

チュニス空港、やけに近未来感
久々のホテル!!!
ふかふかベッド!!!


このブログは無職"一人旅"と銘打っていますが、今日から、ドバイ経由で約20時間かけて日本から友人が合流してくれます。
一人旅には一人旅の良さがあるのは事実ですが、1人では行きにくい場所に行けたり、1人では入りにくい店にも気兼ねなく入ることができるので、友人がいた方が楽しい。GWが終わるまで約10日間、行動を共にします。


14時頃ホテルで無事合流し、チュニスの街を散策することに。

ところでみなさん、チュニジアといえばどんなイメージをお待ちですか?
僕は2002年日韓ワールドカップで戦ったのが一番印象に残っているくらい、チュニジアについての情報を持ち合わせておりませんでした。
そんなチュニジアを今回訪れた理由は、「なんとなく楽しそう」だったから。チュニジアのことを全く知らないので、逆に行ってみたいなと思いました。

そんなわけでチュニジアの前知識がほぼない状態。アフリカだし、なんとなくカイロに近い感じなのかなと思っていましたが、歩いてみると街並みは完全にヨーロッパ。
カイロは建物も道もほぼ全部土で作られ茶色一色でした。一方チュニスは建物がカラフルで、中心部は道も舗装されており、ほぼフランスでした。

ちなみに1956年に独立するまではフランスの支配下にあり、その影響でフランス語も公用語とされています。店に入るとまずBonjourと言われます。

青と白の建物が多い。オシャレ
1番の大通りはかなりシャンゼリゼ通り感あった


昼食で8人前くらいのクソデカサラダとクソデカパスタを食したあと、メディナと呼ばれる、世界遺産にも登録されている旧市街へ。
石畳で作られた街は全体が複雑に入り組んでおり、まるで迷路のよう。入り口からしばらくは細く長いマーケットが続き、奥の高台の方に抜けると、ランドマークとなっているモスクや市役所があります。

建物は道は完全にヨーロッパと同じ雰囲気でしたが、マーケットはカイロで見たものと似ていて、まさにチュニジアがヨーロッパとアフリカ、2つの大陸の要素を持ち合わす国だということを実感することができました。

メディナの入り口、"フランス門"。
細いマーケットが1kmほど続く
ヨーロッパ感のある青と白の街並み
市役所とその前に広がる広場。
市役所のガラスにサッカーボールで壁当てしてる
少年がいて8度見した。
人より猫が多かった


メディナをひとしきり堪能したらすっかり夜になっていたので、夜ご飯を食べつつ、シティ×アーセナルの天王山を観戦しました。
アーセナルとしては絶対に勝たなければいけない試合でしたが、あまりにもハーランドとデブライネが圧倒的すぎた。。

正直、エジプトに比べると、圧倒や感動するものはあまりありません。しかしチュニジアも非常に治安が良く、とても過ごしやすい気候で居心地がよく、時間がゆったり流れている感じがしてとても気に入りました。

明日はカルタゴや海沿いの街シディ・ブ・サイドに向かいます!

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