小林泰三(石見神楽面職人) - 神楽の本質を伝え、文化を継承していく
「祈り」「感謝」「感動」「創造」
石見神楽のお面の制作や修理、復元をしながら、今までになかったお面の創作、お面の材料である和紙を使った球体作品の制作、インバウンド観光客向けの絵付け体験など新しい試みに私は取り組んできました。面を作る職人にとどまらず、職人としての可能性を広げていきたいと思っています。ただ、神楽に関わる職人としての本質を外さないために、「祈り」「感謝」「感動」「創造」を心の軸とし、仕事に取り組んでいます。これは陶芸家の河井寛次郎さんを特集する番組で聞いた言葉で