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生成AIの規制を人間は出来るのか?

ChatGPTを初めとした生成AIですが、非常に便利であり生産性を向上させるのに有効だと思います。

その一方で、環境への負荷が問題となっているようです。AIに必要な水の需要は、2027年までに世界全体でイギリスの半分になる可能性があるそうです。

最近、深層学習の勉強をしているのですが、個人で使えるGPUで行うレベルでも他の方法と比較して時間がかかるので電力を多く使っている印象があります。OpenAIがChatGPTの学習をするのにどのくらいのリソースを使っているのか、全く想像がつきません。

生成AIのために環境が破壊し尽くされても何のためのAIなんだという話になりますし、フェイクニュースのような現象が多く発生して人間社会が崩壊してもいけません。そのため、一定の規制は必要だとは思います。

しかし、冒頭にも書いた通り多くの人が非常に便利であると感じているのは事実です。個人的に本当に便利だと感じているのはプログラムを書くときです。

これまでも、日本語英語問わずにインターネットに存在することなら頑張って調べればエラーを解決できたりやりたいことの実装ができたりしていました。それが、どういう処理がしたいかを入力すれば生成AIはそれを一発で教えてくれるので、1日かけていたものが動作確認を含めて数分まで短縮されています。正直、今手放せと言われたら困ります。

最近読んだ本で、堀江貴文さんが「生成AIは脳の拡張であり、車と本質的に同じ」といった旨のことを書いていて、本当にその通りだと感じています。

ただし、その規制を考えるのは人間なのです。脳みそを使って考えなければいけません。AIの規制について案を出してくれとAIに聞くわけにはいかないですよね。

移動手段の拡張である自動車が普及したときに事故が起こらないよう規制するのとは本質的に難易度が異なると感じます。

壮大すぎて結論はないのですが、AIにできないことを探したいですね。

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