レッツの報告書『ただ、そこにいる人たち』にエッセイを寄稿しました

いろいろあり少し告知が遅れましたが、浜松で重度知的障害の人を支援する施設の運営などを行っている非営利組織・クリエイティブサポートレッツの報告書『ただ、そこにいる人たち』にエッセイを書かせていただきました。「表現未満、」というプロジェクトの報告書としてつくられたものですが、中身も見た目も、ほとんど書籍のような感じです。

メインのライターは小松理虔さんで、ほとんど単著のような分量の原稿を書いてらっしゃいます(すごい!)。さらに編集と寄稿を影山裕樹さん、デザインは津和野で一緒に下宿やdesign alternativeをやっている太田くんが手がけています。文字組、めっちゃいいです。レッツのスタッフの方や制作チームの雰囲気も素敵でした。

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ぼくは今回エッセイを書くにあたり、小松さんに招待いただくような感じで、現地のたけし文化センターに一泊二日で滞在しました。正直、精神的にやや不安定な時期だったのですが、たけ文での時間は自分にとって非常に楽しく、自分がやってきたことを振り返る機会にもなりました。

エッセイには、たけ文の利用者やスタッフの間でたくさん使われていた独自の言葉、ミームと、コミュニティのありようについて書いています。自分ひとりで書いた文章が縦書きで紙に残るという経験をあんまりしたことがなく、出来上がったモノも含めて、愛着が深いです。

この本はあくまで報告書なので、無料でお配りしています。ご興味がある方は、本記事をご購入いただけたら、そのお金でスマートレターを買ってお送りします。お送り先の住所やお名前は、ぼくのツイッターのDMかメール(seshiapple@gmail.com)にてお知らせください。

2020/08/10追記:新聞で紹介されたからか方が購入くださる方が増えています。読みたいという方が増えるのは嬉しいのですが、購入いただいたあと、住所とお名前をメールにてくださらないケースが多いです。あまりにも当たり前のことですが、住所をお知らせいただかなければ配送できかねます。必ず購入後に連絡をくださいませ。8/10 12:00までに連絡をいただいた方には本日発送いたします。

ちなみにレッツの方々とは、去年webマガジン「表現未満、」の制作でも関わらせていただきました(自分というより太田くんのデザインがメインだけど)。興味ある方は、こちらも見ていただけたら嬉しいです。

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