読書記録「ランチ酒」

ネタバレ注意

原田ひ香先生の作品。元々食事を題材にしたお話が好きだ。食事を作る側でも食事を楽しむことでもどちらでも良い。そんな私が本屋で見つけたこの作品。なんだかんだ食事を楽しむ作品は多いので需要がかなりあるのだろう。

どの作品でも食事は明日を生きる糧として描かれることが多い。この作品も例に漏れず、明日の希望として書かれているように感じる。

見守り屋として夜勤を行っている主人公が仕事帰りの一日の終わりにランチとお酒を楽しむのが軸になっている。

その軸に合わせてプライベート、仕事の様々なことを回想という形で本文に肉付けしている。

心温まる話ばかりで寝る前に読むといい気分になれる本。続編も出ているので楽しみ。

20240426


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