RTA in Japan Summer 2023 「たまごっちのプチプチおみせっち」 本番までの軌跡・裏話
まいにち ダイキチ。
「たまごっちのプチプチおみせっち」(以下、おみせっち)走者のせせりです。
普段はYouTubeでRTAの解説動画投稿と配信活動を行っています。
この記事では、おみせっちがRiJS2023に採用されてから本番を走り終えるまでにやった事、意識した事や、その他諸々について書き記そうと思います。
書きたいことを全部書いたらめちゃくちゃ長くなってしまったので、暇な時に読んでください。
おみせっちRTAを見ていないと意味が分からない言葉も出てくると思われるので、まだ見ていない方は見てください。いや見ろ(豹変)
それではレッツ、たまともフォーエバー。
はじめに
僕自身のRTAとの出会いや、おみせっちのRTAを始めるに至った経緯、RiJS2023に採用されるまでのあれこれについてを別記事にまとめています。
この記事も併せて読むと、本記事のうまあじが増します。
解説について
①解説依頼
採用決定後、まず初めに「解説を誰かに依頼するか?自分でやるか?」という決断をする必要がありました。
ですが、これに関しては応募する前から「もし採用されたら解説依頼はせず、走者兼解説のスタイルでやろうかな〜」と考えていました。
「1人でやろう」と思った理由は単純で、おみせっちRTAに一番精通しているのは僕だという自信があったからです。
というより、僕以外に全店ゴッチーカテゴリを走っている人が(多分)いないだけなんですけどね。初見さん。
たまごっちに詳しい方をお呼びして、お客さんとして登場するたまごっち達の解説をしてもらおうと考えた事もありましたが、各店の攻略ポイント等を解説していると、たまごっちの解説をする程の時間は余らないということを解説動画を作った時の経験から把握していました。
そのため、採用タイトルが発表された翌日には「解説は全て自分でやる」という想定の下、解説の台本を作り始めます。
②台本作成
台本は、直近に完成させたおみせっちRTAの解説動画をベースにして作りました。
この解説動画は倍速編集も少なめなので、少し文章を校正すれば、そのままRiJでの台本として使えると考えていました。
しかし、小ネタとして某語録やアニメキャラ等の音声素材を盛り込んでいたので、なんだかんだで結構ガッツリ修正する必要がありました。トホホ。
さらにタイミングが悪いことに7月末に資格試験があり、その勉強にも時間を割く必要があったので、台本ver.1.0を完成させるのに3週間もかかってしまいました。(8月に入った直後ぐらいに完成)
その後は台本を読みながら通す練習を重ね、細かい修正を加えていき、決定版の台本が完成したのは本番1日前でした。
せっかくなので、本番時に使った決定版の台本を置いておきます。
本番時、95%ぐらいはこの台本の内容をそのまま読みました。
③解説の方向性
「解説の方向性」と言うと難しい感じがしますが、要は「解説内容の中心になるもの」みたいな感じの意味です。
これまで何作かRTA解説動画を作ってきましたが、おみせっちRTAの解説はかなり難しい部類に入ると思います。
僕はこの難しさの理由を「解説できることの少なさ」だと考えています。
まず、おみせっちはストーリーが存在しないので、ストーリーの解説をすることは当然不可能です。
また、これは僕自身の問題なのですが、僕はおみせっちの知識には自信があるものの、たまごっち達のプロフィールについてはそこまで詳しくない(見たキャラの名前が分かるレベルの知識)ので、たまごっち達のキャラを掘り下げる、といった解説もできません。
そもそも僕は「たまごっちのプチプチおみせっち」というゲームの主役は「お店」、すなわちミニゲームだと考えているので、RTAの解説をするにあたってもミニゲームをメインに据えた解説をしたい!という思いがありました。
しかし、その肝心のミニゲームも長くて1分、短いものだと数秒で終了してしまうので、単純にミニゲームの概要や操作方法を説明するだけだと、とてもじゃないですがミニゲームを15回クリアする(=ゴッチーランクにする)まで間が持ちません。
となると解説の中心になるのは、ミニゲームを素早く攻略するための技や、テクニックの解説になってきます。
幸い、おみせっちRTAには数分単位の短縮を狙えるような大技はありませんが、小技はかなり多いので、普通のRTAなら一言で解説し終えるような小技についても、めちゃくちゃ丁寧に解説するようにして動画を作りました。
すると、これが思った以上にウケました。
おそらくですが、おみせっちが持つゲーム自体の絵面の面白さ・シュールさと、やたらと丁寧で真面目な解説が、良い感じに絡み合って相乗効果を生み出したんだと思います。(適当)
と、ここまでが解説動画を制作する際に意識したことです。
RiJで使用した完成版の台本を作る際には、これに加えて更に2つのポイントを意識しました。
1つ目のポイントは「ツッコミどころを増やすこと」です。
「ツッコミどころ」とは、言い換えると「視聴者がコメントしやすいポイント」のことです。
「あえてツッコミどころを作る」という手法は、普段の解説動画でも使用しています。
RiJ本番では字幕を使ったコメント誘導ができないので、分かりやすいツッコミどころを増やすことにしました。
その代表例が、各店における2回目のぱぱまめっち(以下、パパ)来店時の塩対応に対する「これはひどい…一体誰がこんなことを…」といった類の"すっとぼけ"です。
台本作成の為に解説動画を見直している過程で、パパへの塩対応時に多くコメントが付いているのを発見し、「塩対応はウケがいい」ということを知りました。
ウケがいいならば、この塩対応をさらにしゃぶり尽くそうと思い、「自分が行った塩対応に対してシラを切り通す」というツッコミどころを作り、全ての塩対応後に"すっとぼける"セリフを用意しました。
視聴してくださった方の反応を見ていると、この塩対応からのすっとぼけは、かなり評判が良かったみたいで嬉しいです。(パパに酷いことをしてしまったことは反省しています。誠にごめんなさい。)
個人的には、こういう茶番は数を絞った方が面白いと思っており、「各店ごとに茶番を挟むのは過剰すぎでは…?」という不安がありました。
しかし、前回のRiJ(2022冬)の「カドゥケウス」での「施術後のバッドテーピング→〇〇が心配です」という一連の流れがとても面白かったので、
「おみせっちの塩対応→すっとぼけも、実質やってることは同じだからウケるはず!」という謎の自信が生まれ、解説に取り入れることにしました。
自信を付けさせてくれた「カドゥケウス」のアーカイブ動画を添付しておきます。
とても面白いので、まだ見ていない方は見ましょう。いや見ろ(豹変)
そして、台本を作る際に意識したもう2つ目のポイントは、「パワーワードを生み出す」ことです。
これは、RiJで生まれるパワーワード、もしくは「ミーム」と呼ばれる流行は、狙って生み出すのではなく、自然に発生するものであるという事を理解した上で、それでも生み出す必要があると考えていました。
なぜそこまでパワーワードを作ることにこだわったのかというと、"たまごっちのプチプチおみせっち"には「もうこな(もうこないからねー)」というミームが既に存在していたからです。
「もうこな」の発祥については、こちらのショート動画を参考にしてください。
この「もうこな」は、おみせっちというゲームにおいて非常に影響力が大きいミームで、「おみせっちといえばもうこな」というイメージを抱いている人も少なくないと思われます。
しかし、「もうこな」はミニゲームを盛大にミスした時にのみ見られるセリフの為、RTAではまずお目にかかることは無いセリフです。
「もうこな」によっておみせっちRTAの注目度が高まるのは喜ばしいことですが、下手すると「もうこな」におみせっちRTAが喰われてしまい、「おみせっちRTA?ああ、もうこなが見られないRTAねw」という印象を持たれたまま本番が終了してしまう可能性がありました。
そうなってしまうのを防ぐために、「もうこな」に対抗できるパワーワードを生み出そうという考えに至ったわけです。
そうして生まれたのが「優良誤認ケーキ」です。
(本走で登場しなかった一部の優良誤認ケーキをまとめてくださった方がいました。ありがとうございます。)
おみせっちRTAを初めて見た人に「どこが一番印象に残った?」と聞くと、100人中90人は「ケーキ屋さん」と答えると思います。
それぐらいケーキ屋さんの絵面のパンチ力は強く、このハチャメチャっぷりを上手く言語化できれば、多くの人の印象に残る言葉になると確信していました。
「優良誤認ケーキ」という名前が生まれた経緯はハッキリとは覚えていないのですが、
消費者庁かかってこいケーキ(長いし怒られそう)
↓
景品表示法違反ケーキ(長いし発音しにくい)
↓
優良誤認ケーキ(いいね!)
みたいな感じで命名したような記憶があります。
結果として、優良誤認ケーキはTwitter(鋼の意思)のトレンド2位に入ったようで、何とか「もうこな」にも対抗することができたのかな〜と思います。
ちなみに解説動画のケーキ屋さん区間では、セ〇ンイレブンや、某スカスカおせちを連想させるコメントが付いていました。まずいですよ!
練習について
RiJ採用タイトルが発表されてから本番までの約1ヶ月で、おみせっち全店ゴッチーRTAの自己べスト記録は2分40秒縮まりました。
この大幅短縮は、本番までの練習で見つかった3つの発見によって成し得たことなので、その発見を順番に紹介します。
①バチペン導入
採用タイトル発表から4日後の7/13、1:26:06を出してこれまでの自己べスト記録を20秒弱更新します。
この更新ができたのは、6月に購入したバチペンの存在が大きかったです。
割と初期からタッチペン2刀流の有用性には気付いていたのですが、これまではDS本体に付属している比較的短めのタッチペンを2本持ってプレイしていました。(ちなみにタッチペンが1本しかなかった時は、綿棒を2本目のタッチペン代わりにしていました。)
そんなある日、配信を見に来てくれたリスナーさんに「長いタッチペンの方がタッチ操作しやすいぞ!例えば太鼓の達人のDSソフト付属のバチペンとか!(意訳)」というアドバイスをもらい、早速バチペンを購入してプレイします。
このバチペンの導入により、テキスト送りのスピードが格段に速くなりました。
りすーな、いつもありがとう。
②優良誤認ケーキ
7月はまだ台本が完成しておらず、解説しながらプレイする練習ができなかったので、通し練習を終えた後はひたすらケーキ屋さんの闇(クリームとチョコペンの謎判定)を暴くために研究会を開催していました。
基本的に練習は配信しながら行っており、ケーキ屋さんの研究は、元(あるいは現)女・男児のリスナーさんとコメント欄で相談しながら行っていました。
そんなある日、とあるリスナーさんからDMで2枚の画像が送られてきます。
これは…優良誤認ケーキ!?
なんと、僕が配信でケーキ屋さんに苦しめられているのを見て、わざわざおみせっちを掘り返してきてケーキ屋さんの研究を手伝ってくれるという、聖人リスナーさんが現れます。
さらに、別のリスナーさんからも新たな優良誤認ケーキを発見したとの報告を受けます。
これらの優良誤認ケーキの大量発見によって、ケーキ制作時間が大幅に短縮され、一気にケーキ屋さんの区間タイムが縮まりました。
りすーなに感謝するのが日課になりつつあります!
③1ザんきケーキ
優良誤認ケーキが見つかった後も「ふらわーケーキ」と「かきぞめケーキ(げんきケーキ)」を攻略する為、ケーキ屋さんの研究は続いていました。
この頃は、どちらのケーキも稀に最高評価が取れるようになっていたので、安定した攻略法を探す段階に入っていました。
チョコペンの判定を拾いやすくする為に文字ではなく図形を描いたりするなど、様々な方法を試しますが、なかなか安定には至りません。
そんなある時、「チョコペンの残量を使い切ってひたすらデカく"げんき"と書いてみよう」という攻略方針を立て、"げんき"と書き込んだものの、微妙にチョコペン残量が余ってしまうという失敗をしてしまいます。
仕方ないので、横幅を取りすぎた"げ"の右側部分に縦棒を1本書き加え、"ザ"のような形になった状態で完成させます。
その結果、なんと最高評価を獲得することに成功します。
(2:13:45頃〜 1ザんきケーキ誕生回)
その後も「1ザんき」システムで3回連続最高評価を獲得。
かきぞめケーキを安定して攻略する方法が確立されたことで、ケーキ屋さんのノーミス突破率が大幅に高まります。
こうしてケーキ屋さんの効率化と安定化が一気に進んだことで、記録更新を狙える態勢が整います。
そして、7/22に初の25分台となる1:25:19、8/2には1:23:44を出し、自己ベスト記録を大きく塗り替えます。
しかし、現時点でもまだ「ふらわーケーキ」の安定した攻略法はまだ見つかっていません。
現在の自己ベスト記録回でもふらわーケーキを引いてしまっており、大きくタイムロスしています。
まだまだこのゲームも奥が深いですね。
こんなちょっとの違いで評価が変わるケーキが安定するわけないだろ!いい加減にしろ!
(おまけ)本番までの練習メニュー
採用タイトル発表から本番までには約1ヶ月の練習期間がありましたが、その間はほとんど通し練習とケーキ屋さんの区間練習しかやっていません。
具体的な練習内容は、
7月10日〜7月31日(本番まで約1ヶ月〜2週間)
「1回通し+ケーキ屋さん研究会30分」を
2日に1回ぐらいのペースで1セット(約2時間)
8月1日〜8月14日(本番2週間前〜本番当日)
「1回通し(解説しながら)」を
ほぼ毎日(約1時間30分)
といった感じです。
今思い返してみると、解説しながらの通し練習は台本の制作途中からでも始めるべきだったと思います。
ライブハウス屋さんやアクセサリー屋さんなど、喋りながらプレイすると感覚が狂ったり、プレイ中にあまり台本を確認する余裕がないミニゲームに、もっと早くから慣れておくべきでした。トホホ。
宣伝について
主にTwitter(鋼の意志)での告知活動についてです。
告知は自分なりに狙いを持ったうえで行ったので、時系列順に書いていきます。
7/9 採用タイトル発表
RiJ公式アカウントの採用タイトル発表ツイートを引用リツイートして告知を行いました。
「たまごっちのプチプチおみせっち」とタイトルをフルで記載し、パッと見で目立つように解説動画のサムネ画像とリンクを添付しました。
何かしらの画像を添付することは決めていましたが、解説動画のリンクを貼るかどうかは少し迷いました。
解説動画を視聴してしまうと、RiJ本番での初見の楽しみが無くなってしまうからです。
ただ、おみせっちRTAの知名度がそもそも0に近い事と、解説動画の制作時点ではまだ優良誤認ケーキも1ザんきケーキも見つかっておらず、解説動画を見ても本番ではより研究が進んだケーキ屋さんを楽しんでもらえるだろうと判断し、リンクを貼りました。
7/16 スケジュール発表
RiJ公式アカウントのスケジュール発表ツイートを引用リツイートして告知を行いました。
今回は解説動画のリンクは貼らず、タイトルと開始時間が記載された画像を添付しました。
ツイートした1時間後に#RTAinJapanのハッシュタグを付けるのを忘れていた事に気づき、慌ててリプライで追加します。
実際にこの#RTAinJapanタグがどれほどの拡散パワーを持っているのかは分かりませんが、付けないよりは付けた方が良いのは間違いないはずです。
8/7 RiJ開催まであと3日、おみせっち本番まであと1週間
このタイミングで、おみせっちRTAの誕生秘話と僕の経歴紹介を兼ねたnoteを公開しました。
このnoteは特に狙いとかはなく、単純に僕が書きたかったから書いたものなのですが、どうせならキリの良いタイミングで公開しようと思い、しばらく寝かせていました。
無敵時間さんの公式アカウントにリツイートしてもらったこともあり、思っていたより多くの人に読んでもらえたみたいで良かったです。
(おまけ)8/9 かいのかせきさんピックアップ
毎回恒例(?)のかいのかせきさんのRiJおすすめゲーム紹介でおみせっちがピックアップされます。
ウッヒョ〜!(歓喜)
紹介していただきありがとうございます。
僕が一番好きなポケモンはオムナイトです。(ゴマすり)
8/10 RiJ開催
RiJ公式アカウントのRiJ開始したよツイートを引用リツイートして告知を行いました。
今回はおみせっちのTVCMをベースにした見どころ紹介動画を作成しました。
改めて見返すと、たこ焼き屋さんのところの「タコがたこ焼きを買いに来る!?」というテロップは、もうちょっと何か言うことあっただろ!といった感じがしますね。
ライブハウス屋さんでのまめっちみたいな語彙力してんなお前な
ちなみに、動画編集自体は1時間もかからない内に終わりました。
(構成にはそれなりの時間がかかりました)
また、この告知は「RiJ開始したよツイート」を引用リツイートして行いましたが、このツイートとほぼ同時に投稿された、1日目のゲームをまとめたツイートの方が伸びていたことを覚えています。
とはいえ、さすがに1日目のゲームリストの紹介ツイートに、5日目のゲームの走者が引リツでしゃしゃり出てくるのはお門違いな気がしたので、RiJ開始したよツイートの方を引用リツイートしました。
もし自分が1日目に走るのであれば、ゲームリストツイートの方を引用リツイートしていたと思います。
8/14 おみせっち本番当日
RiJ公式アカウントの5日目ゲームリストツイートを引用リツイートして告知しました。
5日目のゲームリストがツイートされたら何か告知ツイートをしようと考えていましたが、内容までは考えていませんでした。
最終的には「ここまで来たらなんでもいいや」と思い、ちょうど近くにあったおみせっちのパッケージとまめっちぬいを撮ってツイートしました。
そしてまた#RTAinJapanのハッシュタグをつけ忘れました。そんな日もあるよね。
これらの宣伝が果たしてどれだけ効果的だったのかは分かりませんが、本番直前の待機画面でのチャット欄を見ていると「おみせっちのRTAとかワロタw(意訳)」と言ってくれている人がそれなりにいたので、少なからず宣伝の効果はあったんじゃないかな〜と思います。
本番前日〜当日の流れについて
本番前日起床してから、本番直前までの流れを書いていきます。
ちなみに僕はオンライン参加です。
東京は遠すぎ!大阪でやろう!
本番前日(8/13)
9:00過ぎぐらいに起床。
本番までに2回通し練習をしようと決めていたので、10:30から配信を開始して1回目の通し練習を行いました。
12:00頃に配信終了。
RiJを見たり、さっきの通し練習配信を見直していたら眠くなってきましたが、ここで寝ると中途半端な時間に起きてしまい、本番が辛くなることが目に見えていたので我慢しました。
16:00頃に就寝。
当初のおみせっちのスタート予定時間は8/14の朝5時過ぎぐらいでしたが、巻き進行のおかげで4時台前半、もしくは3時台後半スタートになりそうな勢いでした。
そのため、かなり余裕を持って22:00に起きれるように目覚ましをセットしました。
過剰アラームのおかげで22時前に起床することに成功。
学生の頃、部活の顧問に「試合の前日の夜にゲン担ぎとしてカツ丼などを食べるのはよくない。消化の良いものを普段通りに食べることが重要。」と言われたことをふと思い出したので、かつやで晩ごはんを食べました。
本番当日(8/14)
かつやから帰宅後、すぐに2回目の通し練習を始めようと思いましたが、 就寝前よりもかなりスケジュールが押していたので「そんなに急がなくてもいいか〜」と思い、1:00前に2回目の通し練習を開始します。
2:20頃に配信終了。
プレイ・解説ともに悪くない仕上がりでした。
ここからは運営さんから声がかかるまでRiJを見ながら待機していました。
本番30分前ぐらいに声がかかり、音声やカメラの設定を行いました。
設定完了後、「少し準備に時間がかかりそうなので、リラックスして待っといてください!」と運営の方に言われたので、のど飴をレロレロしながら待機していると、5分もしない間に「本番いけますか!?」と声がかかり、慌ててのど飴を飲み込んで本番が始まりました。
本番での走りについて
これは完走した感想(激ウマギャグ)でも少し話しましたが、本番一発勝負で全ミニゲームパーフェクトで全店ゴッチーを達成するのは「超上振れ」「上手くいきすぎ」だと言えます。
そのため、走りについては「ノーコメもありや」といった感じなのですが、先日RiJ振り返り配信を行い、改めておみせっちRTAのアーカイブを見返すといくつか気になったことがあったので、本番中の裏話と合わせて書き記しておきます。
↑RiJ振り返り配信アーカイブ
①プレイヤーの声がイメージと違う
最初の挨拶が始まった時、思わず「この人誰?」とツッコんでしまいました。
想定より待機時間が長くなったこともあり、疲れが声に出たらまずあじだと思ってハキハキ喋ることを意識したのですが、なんか胡散臭い人みたいな喋り方になっていました。
実際、ゲーム内でやってる事も胡散臭いのでちょうど良かったのかもしれません。
②ゲーム音が重なって聞こえる
ゲーム音は走っている時も重なって聞こえていたので、アーカイブではどうなっているのかな〜と思っていましたが、やはり重なっていましたね。
基本的にはゲーム音が何重に聞こえようが、あまり操作精度に影響は出ないゲームですが、ライブハウス屋さんだけはキツかったです。
幸い、直近でライブハウス屋さんを目隠しで攻略した経験があったので、「目隠しよりはマシだろう」と気持ちを切り替え、無事にノーミスで突破することができました。
ちなみに、アーカイブでは最後までゲーム音が重なったままですが、プレイ中に聞こえるゲーム音の重複は途中で解消されました。
本番の途中にも関わらず対応してくださった運営さん、ありがとうございました。
③プレイヤー名「ついっち」
思った以上にウケてて驚きました。
「Twitchにお世話になってる」とか言っときながら普段の配信はYouTubeでやってるサイコ野郎ですみません…
本当はここで「まめっちはついっちのパートナーだから、まめっちはTwitchパートナーということになりますね!」みたいな感じに話を膨らます予定だったのですが、尺の都合でカットしました。
ちなみに「プレイヤー名入力の場面で"え"を入力することで『えっち』という名前になるよ!」というネタを昔から擦り続けているのですが、さすがに怒られが発生すると思ったのでRiJ本番ではやりませんでした。
④パパの変装について
すみません。解説で触れる気マンマンだったのですが完全に忘れていました。
パパが来店する時は、必ずこの上画像の3種類の内、いずれかの変装をしてきます。
(全店ゴッチー達成後は変装なしで来店するようになります)
変装をしている理由は、まめっちに正体がバレないようにするためらしいです。
これ絶対バレてるゾ
RiJ本番では、ケーキ屋さんにやってきたパパの変装が警察官だったのが絵面的に美味しかったですね。
優良誤認ケーキを取り締まりに来たのかな?
⑤よかったですフリーズ
「よかったですフリーズ」とはランダムで2〜15秒ほどの硬直が発生する、お風呂屋さんでの運ゲーポイントのことです。
RiJ本番でも3秒ぐらいの硬直がありましたが、15秒ぐらい硬直した時の動画が残っていたので、興味がある方はチェックしてみてください。
(約15秒硬直 1:14:15頃〜)
ちなみに、「よかったですフリーズ」による硬直中にやたらとムチュムチュ言っているのは某コピペの影響を受けているからです。
おみせっちRTAでは、まめっちを黙らせたい時によく言っています。
⑥みみっちのケチケチおみせっち
アーカイブのコメント欄で発見しました。
酷い言われようで草🌱
特に「みみっち」というワードは、たまごっちシリーズに登場する『みみっち』というキャラと、"ケチくさい"といった意味を持つ『みみっちい』という単語のダブルミーニングになっており、芸術点が高いですね。
評判ポイント3を差し上げます。
⑦まめっち目潰し事件
完走した感想を言い終えた後、まめっちの左手を握って手を振ろうと思ったのですが、その過程で思いっきりまめっちの右目を潰してしまいました。
最後の最後に気づいて目から手を離したのですが、何人かに犯行の瞬間を見られていました。
まめっち、ごめん…
でもまめっちも「よかったですフリーズ」してきたらからおあいこだよね?
まとめ・これからの活動について
まずは、運営さん、ボランティアさん、走者さん、視聴者さん、RTA in Japan Summer 2023というイベントに関わった全ての方々、お疲れ様でした!
今回初めて走者として参加しましたが、とても楽しい時間を過ごせました。
また、今回走らせていただいた「たまごっちのプチプチおみせっち 全店ゴッチーRTA」に対して、非常に多くのお褒めの言葉をいただき、ありがとうございます。
おみせっちが世間から高い評価を受けていて、俺も鼻が高いよ…
僕は今後も"おみせっち"シリーズを中心に、RTA配信とRTA解説動画作りを続けていきます。
今回走った「たまごっちのプチプチおみせっち」以外の"おみせっち"シリーズも傑作揃いなので、またこのRTA in Japanの舞台で"おみせっち"を披露できるように、この果てしなく遠い『おみせっち坂』を登っていこうと思います。
ではさようなら。
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