ナイトパックで日帰り温泉
平日の木曜日。
仕事が定時で終わったため、カーシェアのナイトパックを予約した。
名古屋から岐阜に向かう。
名古屋高速ではなく名岐バイパスを使った。
予想通りに多めの交通量であり、諸々で90分程度を要した。
今回の目的地は長良川温泉。
年初に訪れて以来2度目だ。
下調べしたところ、今日たまたま日帰り入浴を実施していた旅館を利用した。
日帰り入浴は、1人1500円(現金のみ)。
ちょいと高いが、これにロビーのドリンクや化粧水、タオル類が全て含まれている。
接客のレベルも高く、脱衣所や浴室はもちろん、至る所まで清掃が行き届いている印象。
男湯は、2階の「お湯処川の瀬」だった。
まず入ると、通路がある。
まっすぐ進むと露天風呂(CF)。
右に進むと内風呂(RWG)。
左に進むと温泉(LWG)。
サッカーのスリートップの様だ。
CFとRWGは温泉ではなかった。
それでもCFは長良川を正面に望めた。
理想は長良川を挟んで金華山を眺めることであるが、この温泉は金華山と同じく長良川の東側に位置していた。
RWGはシルク湯とハーブ湯というものであった。
ハーブ湯というのは案外匂いが良かった。
LWGは、長良川温泉である。
特徴である赤褐色の湯であった。
ただし、加水・加温・循環・消毒がしっかりと為されており、タオルが赤く染まるほどの湯ではなかった。
空間自体はレトロ感のある綺麗な建物でとてもよかった。
このレトロ感のある建物は、「蔵の湯」というそうだ。
話は変わるが、温泉にも工夫が多くあった。
鵜をモチーフにした像があったり、美濃和紙を使った壁もあった。
調べてみると美濃市に美濃和紙について体験できる場所もあるらしく、訪れてみたい場所候補になった。
今回訪れた十八楼は、接客や清潔感がこれまで訪れた宿の中でもトップクラスであると感じた。
それこそ、私が勝手に定宿だと思っている北海道の宿にも匹敵すると思う。
ただ、温泉力(クセ)が弱かった。
温泉力(クセ)で見ると、同じ長良川温泉でも石金の方が勝っている。
それでも、清潔感やサービスを含めてトータルの入浴体験で比較するといい勝負になってくるとは思う。
十八楼は日帰り入浴ではなく宿泊でこそ価値を発揮する宿なのだろうと感じた。
帰りには、倍ダブルチーズバーガーをSさんに買っていただいた。
ハンバーガーが4枚挟まっていて至福であった。
ありがとうございました。