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【映画】ミステリと言う勿れ

先日、久能くのうととのうくんのお喋りと考察を存分に味わってきました。
映画『ミステリと言う勿れ』
公開を待っておりましたー
バンザーイ

映画公式サイトより https://not-mystery-movie.jp


整くんの大ファンであります。
昨年、テレビで『ミステリと言う勿れ』がドラマ放映された時に、なんとなく見始めてハマりました。
録画したドラマを何度も繰り返し観る、ということをこの時に初めてしました。
おそらく私は整くんの話を聞くのが凄く好きなのだと思います。

整くんは天然パーマで印象的な髪型の大学生。
彼女も友達もいない、と本人は言っています。
おそらく、少し変わっている、と言われるタイプの人です。飄々淡々としているように見えます。
話し好きで、スイッチが入ると自分の意見、考えをもの凄く喋ります。
黙れと言われても話し続けて、うるさいと言われたり、お前なんなの?  と言われたりするのは割と多め。

その整くんの話や話し方、考え方などが好き。
聞いていて爽快です。
そして深いです。

何をどこまで知っているのか?  と思う、溢れんばかりの豊富な知識と、状況からの推察、洞察力。警察も唸る深く鋭い考察。
本当に物事を、人を、よく観て、聞いています。
小さな違和感を逃さない、流さない。自分も流されない。
本人も言っている抜群の記憶力で、色々なことを正確に覚えています。

そしてある瞬間に整くんの中で全てが繋がり、出来事の全体像が見えてしまう。
「僕、わかりました」は、整くんの言う言葉です。
人柄も好きです。

ドラマのどこかの回で、誰かが整くんのことを
「規制の概念に疑いを持つ」
のようなことを言っていましたが、本当にその通り。

誰かがサラリと言う当たり前や、世の中の常識だからと流されそうなことに、
「本当にそうでしょうか」
と突っ込んで、決してあやふやにしません。
「こういうもんだ」のように、一般論を展開し、何かを、又は誰かをその考えの枠にはめようとすると、整くんの淡々飄々とした口調でその考えの偏りの穴を指摘論破されてしまいます。

物語のしっかりとしたストーリー構成は言うまでもなく、主人公の久能くのうととのうくんを演じる菅田将暉さんが素晴しくいい、と個人的に思います。
個性的で独特なキャラの主人公の魅力を見事に役作りされているなーと。
もうどっぷり私の主観です。

今回映画を観た後で、少女漫画が原作だと知り驚きました。 
小説か番組や映画の為に書き下ろされた話だと思っていました。

他にはどんな話があるのか気になり、まだドラマにも映画にもなってないところと、ドラマ化された箇所も幾つか読んでみました。
漫画のセリフがほぼそのままTVドラマシリーズでも使われている印象です。 
凄いと思いました。
漫画がもう脚本。作者の田村由美さんとは一体どんな方なのか興味津々です。
私自身が整くんの視点や考え方に共感する部分が多々あるので、整くんにそれを吹き込んでいる田村由美さんご本人が気になる〜というところもあります。

それでですね、原作漫画に話を戻し、幾つか読んで……気持ちが重くなりました…トホホ
ミステリなので事件も起きるし話はだいぶシリアス。
こちらが受け取るメッセージも軽くありません。
小説ではなく漫画で絵付きということもあり、私にはじわじわと重かった。
個人的には、これはドラマや映画で観るのが楽しい。そう思いました。
あくまでも私は、ということで個人の好みです。

やはり菅田さんの声で、話し方で、表情で、動きのある整くんがいい。他のキャストの皆さんも魅力的です。
ネットの情報では、実写化された時、原作漫画ファンの方々の間でも、菅田さんの整くんは大好評だったようです。

今後のストーリー展開、明らかにされていくであろう複数の伏線も気になるし、ドラマでも映画でもどちらでもいいので、ぜひ続きをお願いしたいです!

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

今日も幸せな一日でありますように。


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