【映画】碁盤斬り〜生き様が役を通して滲み出る〜
劇場公開中の『碁盤斬り』ご覧になりましたか?
これから観る予定の方は、出来ればネット等であらすじは読まずに真っさらな状態で行かれることをおすすめしたいです。ストーリーが進むにつれて色々と繋がっていくので、そういう事か、と新鮮でした。
もとSMAPの草薙剛くんが役者として出演している作品を観るのは初めてでした。ドラマでも映画でも。
スクリーン上には「草薙くん」はおらず、今思うとチラリとも「草薙くん」の名前が頭をよぎらなかった。
二時間の(映画の)中に浪人・柳田格之進が生きていて、私はその生き様を観ていた、そんな印象です。
柳田は纒う雰囲気と在り方とが私がイメージする武士そのものでした。掴まれちゃいましたねー。
役者さんの演技が上手くても才能があっても、お芝居だけではどうにもならない、見ている側に伝わってしまうものがあるのかな? と最近思っています。
お芝居素人の私が凄く簡単に言ってみると、演技の深みや凄みや味や色って、それを演じたご本人の持つ深みや味や色で、自分以上のものは表現することが出来ないような。
だから自分をはみ出るとどんなに頑張っても〝演技〟になって、〇〇さんが演じているのが見えてくるのかな。
どの口が言うです。知ってますー。ごめんなさいー。
何を言いたいのかというと、草薙くん凄いんだね、です。
いい人そうだとは思っていたけれど、それだけではない、人間草薙の深み凄みを感じました。
バラエティ番組では、古着やバイク好きとして愛されキャラの個性を発揮していますが、映画『碁盤斬り』で表現した、研ぎ澄まされた柳田の生き様に、草薙くんが重なっています。彼の印象が変わりました。
色々書きたいけれど我慢する。
映画観て欲しいー。
この映画、また観に行っちゃうかも。
好きだなぁ。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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