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帰社日について(SES企業)

自社に帰る日…そのままですが、
最近はテレワークも導入され、労力をかけて会社に戻る必要もなくなってきました。

コロナ禍による実施の仕方に変化もありますが、運営側と参加側の視点
シンプルにまとめてみましょう。

① 運営側の視点

  1. 社員同士の懇親の場を持ってほしい

  2. 発表資料(会社の戦略や売上・利益など)の作成工数が発生

  3. 懇親会のセッティングや会場予約などの工数が発生

→参加人数のカウントや、前もって資料を作成するなど以外とやることが多い。自社で開催する場合は、後片付けなども含まれるため、けっこうな負担ではある。

② 参加側の視点

  1. 普段会えない自社エンジニアと情報交換できる

  2. 会社の売上・利益などを知る機会が持てる

  3. タダ飯できる

→(あんまり良くない表現ですが…)お客様気分で、参加できる。
事前準備も特に不要。食事がイマイチだった場合は、ついつい文句を言ってしまう。

わたしも、どちらも(①・②)経験がありますが、
運営側としては、会社への帰属意識を高めて、現状の会社状況を認識して
もらい、がんばってほしいメッセージを伝えてようとしました。
また、飲食代も会社負担にし、ケータリングとして飲食の買い物に行くなど、実際の運営も担当しました。

参加側としては、会社状況の報告を聞く、第一部の参加は良いものの
懇親会については、まったく参加したく無い時もありました。
業務後に1〜2時間拘束されたく無い、そこまで会社の人と仲良くしたくない等の気持ちも少なからずありました。

いろんな事情があるので、一概に言えませんが、
おおざっぱに、当てはまるのでは無いでしょうか。
参加側としては、古株社員で盛り上がっている懇親会に参加したく無い
という気持ちもあるようです。(あったように思います。

③どんな帰社日が理想的だろうか?

会社行事については、業務である部分と、自由参加である部分を明確に分けることで、参加のハードルを下げてみてはいかがでしょうか?
会社行事に参加しないから、アイツは評価しないというような軸を持っては
お互いが不幸になってしまうからです。

運営側にも少なからず、何故通常業務の範囲を超えて、準備をしているのだろうか?と思う人もいます。

④本質を軸に開催してはどうだろうか?

  1. 無駄に何回も帰社日を設けるのではなく、半期に表彰を含めて行う。

  2. 会社の業績が、社員の稼働でどんなに変化があったか?を伝える。

  3. この会社に居ることで、成長出来るというメッセージを届ける。

コミュニティと同様に、発起人は最後まで携わり、帰社日に会社の根幹となるメッセージを伝えていきましょう。

⑤あるべき姿とは!?

幹部社員などが、ダラダラと二次会だけ参加してくるような空気は無くしましょう。半期に一度開催するのであれば、予定を調整し、よほどのことがなければ、ド頭から幹部社員は参加するべきです。

また、経営層↔幹部社員との間に、メッセージの齟齬があってもいけません。会社の現状や立てた計画との差異がないか!?を確認。
また、戦略・戦術の継続にブレがないか!?など、しっかりと伝えなければなりません。
とかく、若手は稼働で精一杯です。悪いうわさで、雪崩のように退社が続くケースもあります。良い悪いの判断が、見た目の出来事でしか、分からない為です。(引き抜きに、よく合う場合は、大体このような状況だったりします)

◎ まとめ

〜運営側〜
開催の目的をしっかりさせる。
本編は長くとも、1時間前後に収める
開催の時間帯に注意する。
社員はお客様では無いが、帰社した社員を出迎えるマインドは大切。

〜参加側〜
・前のめりで参加する意識を大切に(参加意思や人数確認の返答は早めに)
・懇親会の時に、自社と常駐先(元請け含む)のシナジーを営業さんに連携
・自身も運営側にまわってみる。

全員が同じ思いではないものの、頑張っている人たちは、目に見えるはずです。運営側・参加側と気持ちをすり合わせていきましょう。



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