環境に及ばなかったデッキの記録
芹と申します。大会への出場経験もない弱小プレイヤーです。サンムーンのダークオーダー発売時くらいからポケカに参戦しています。
カードゲームの楽しみ方の一つに「デッキを組む」、というのがあると思います。このカードをこういう風に活躍させてやりたい、このカードはこういう組み合わせをしたら強いんじゃないか、そんな想像をしてデッキを組むのはとても楽しいですよね。お気に入りのポケモンを対戦の場で活躍させたい、これは誰しも思う感情だと思います。
そして、満を持して出た対戦で環境デッキに負け散っていきます。
これはそんな散っていったデッキたちの記録です。
① ゲコゾロフーパシャトレーヌ
(使用時期)~ジージーエンド環境まで
ナイトユニゾンを買って出てきたゲコゾロを使いたく、組み上げたのがこちらです。
結局今もそうですが悪ってエネルギー加速がかなり厳しいんですよね。そんな中ゲコゾロに大量にエネルギーをつけるにはどうすればいいか、で頼ったのがシャトレーヌでした。
アピールポイント
・早いスピードで大量につくエネルギー
・2-3-2でのサイド取得を押し付けられる構成
・場に3体ポケモンが並んだだけで完成できる盤面のシンプルさ
デッキの動かし方
まず、フーパGXからスタートします。優秀なのがフーパGXのローグリング。好きなカードを持ってこれるので、相手にバレずにシャトレーヌを手札に貯められます。ブルーで2枚、フーパで2枚、後攻2ターン目にはシャトレーヌを決めることが可能でした。
また、フーパが倒されても、ブルーからのビーストリングでアクジキングGXにエネルギーを溜め、ゲコゾロで返しを狙っていけます。当時の環境はピカゼク台頭期でしたから、手張りと合わせて場に7枚分エネルギーをためることが必要でしたが、シャトレーヌorビーストリングで十分その枚数は狙うことができました。
マチス等カウンター系のトレーナーズが多いのは、対戦すると、大体先にフーパが倒されサイドを先行されるからです。アクジキングのグラトニーGXもあるので、カウンターで動いても十分巻き返しが可能でした。(なお、ひかるルギアはバンデットガードフーパ対策でした。)
敗北記録
まず、フーパスタートできなかった時、リカバリがかなり難しいことが挙げられます。ブルーで動かしているため、ドローソースが限られていて、ゲコゾロorアクジスタート→ブルーがない→まともに動けず敗北、という流れがよく起きました。
また、シャトレーヌはどうやっても運です。12枚めくってもエネルギーの枚数が期待値に届かないことはままあります。よっしゃ、シャトレーヌや決まった!→エネルギーは3枚です。あくのはどうで120点です。どうぞ、みたいなことも当然起こり得ました。
そして、手札にカードを溜めこむ戦術上、ジャッジマン、やぶれかぶれといったカードは天敵でした。当時それらのカードはまだそんなに環境にいなかった(いたけど出会ってないだけかも)ので何とかなっていたのですが、ついにジージーエンドにて来てしまいます。そう、「リセットスタンプ」です。このカードの登場によって、このデッキは解散したのでした。
環境に及ばなかったわけ
安定性の低さは言わずもがな。そして早さも十分ではありませんでした。後攻2ターン目にはシャトレーヌが決められると書きましたが、ピカゼクは後攻1ターンでフルドライブ150点を狙う時代。後攻2ターンではもう遅かったのです。
振り返り
思い返すと、ふり幅の上振れを引いた時の爆発力が非常に強いデッキでしたね。あの強力な爆発力、展開力にロマンを夢見てデッキを握っていた気がします。今の環境で同様のデッキを作ってもマリィに流されて終わるのでしょうが、コンボが決まった時の爽快感においてこのデッキを超えるものはないと今でも思います。
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