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新卒とかで洗礼を浴びた話

自分が田舎の塗装工場の生産技術部として新卒入社してすぐの話。尚、この企業は10年ほど前に倒産している。

しょっぱなの単身出張で研修、帰りの新幹線にてほぼ全ての仕事が東京から発生していることを嚙み締めた、この時の新幹線の記憶は研修よりも強く印象に残り続けている。帰りに見る田舎の最寄り駅は、つい3時間ほど前までいた東京とは同じ国とは思えないほど寂れていた。

帰社後、工場ラインでの研修と並走して初めてまともな課題?を与えられたが、それは何故か他部署の部長(以後A氏とする)からだった。

A氏「塗装後の製品にブツブツが付着しており不良となっている。原因を解明してほしい」誰もやろうとしない課題だそうだ。面倒だからだろうか?ぐらいは思った記憶があるが、なぜこの人から?とか特に意図を考えずに取り組んだ。というよりも、既に自分の中で答えを得ていたので証拠を見つけていく作業となった。早く目立ちたいみたいな気持ちはあったかもしれない。

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