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コロナ療養でほんとうに良かったモノ

コロナに感染し、お盆休みのすべてを療養に注ぎこんだ沖下です(笑)。
帰宅後はスマホやマスクを紫外線殺菌・手洗いもしていたのですが、感染してしまいました。
うがいも必要だったかもしれません。
かゆいからと言って、目や鼻などを触るのもいけませんでした。口呼吸も要因のひとつでした。
ウイルスは、粘膜を通して感染するのですね。
発熱は39度いかなかったのですが、頭が痛いのと咳がひどく、布団の中でのたうち回っていました。
1時間おきぐらいに目が覚めてしまい、夜明けまでの長いことときたら。
朝になったからといって、何があるわけでもないのですが。
高熱が出るのは主に深夜だったので、日中は体を少し動かしたり、自分の使った物の洗濯をして過ごしていました。
そしてなぜか、猛烈に痛かったのです、ふくらはぎが!
同居者に感染させてはいけないと自室に閉じこもり、さらに高熱で寝ているしかない間に血栓ができていたのでしょう。
血栓が流れて心臓の血管をふさいだら、迷わず死ねそうなカンジでした(笑)。
布団の脇で腿上げをしたり、「どうせなら楽しくやろうよ?」と腕を振りつつ拍子をつけてみたり(笑)
他人様が見たら「いったい何をしとるんじゃ?」という光景をくり広げていました(笑)。
大暴れで血栓が溶けて流れたのか、痛みはなくなり一安心!
皆さん、ふくらはぎの異様な痛みにはチョイとひと踊りですヨ!
我ながらノーテンキねえ。
ちょっと前にうつ状態だった人間とは思えないわ(笑)。
コロナとしては比較的軽い症状だったので、どうにかなったのだと思います。

せっかくの機会なので、療養に役立ったモノやコトを書き残しておこうと思います。
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水冷マット

真夏だったので、窓を全開にして換気しても暑かったです。
自室にエアコンがないので、ドアを閉めて寝ていたら死ぬると思い、寝具と水冷マットを持ちこみました。
水冷マットというのは、コチラです。

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タンクからの水をマットに送り、送風しながら再冷却・循環させるもの。
お部屋全体を冷やすより、効率よく体を冷やすことかできます。
高熱で苦しい時に、この水冷マットがあって心の底から良かったです。
凍らせて使う冷却ジェル枕も使いましたが、すぐ溶けてしまいます。
ふたたび冷却したい時、ウイルスがついた枕を冷凍庫に入れてもらうのがためらわれるのですよね。
水冷マットなら減った水を補充すれば済むので、日中の動ける時間帯に自分で汲みにいっていました。

水のボトル

災害用に備蓄したボトルの水1.5リットルを、水筒と共に寝床に持ちこみました。
保健所に連絡した時、一日に1.5リットルの水が必要だと看護師さんに言われました。
一日に1本も飲めていなかった気もしますが、目安として「このぐらい飲まなきゃならないのかあ」という基準になりました。
高熱が出たり食事がとれない場合には、更にしっかり水分を補給しないとなりません。
ペットボトルの飲み物類は、後から同居者に差し入れしてもらいました。数本しかストックがなかったのです。
いざという時のために、多めに買い置きしておくのが良さそうです。
空いたペットボトルで水冷マットの水を汲むこともできて、便利でした。
OS-1を頼んで買ってきてもらったものの、味が濃すぎてたくさんは飲めませんでした。
麦茶とかGreenDAKARAとか、味の薄いものが飲みやすかったです。
回復してきたら、緑茶やほうじ茶が美味しく感じられるようになりました。


レトルトお粥

数日間はほぼ絶食でした。
熱が高いと気分が悪く、ほとんど食べられないのです。
災害用に備蓄していたアルファ米は、噛むことができない時は食べにくかったです。
倍量の水を入れてふやかしたら柔らかくはなったのですが、食べ物を噛む体力がなかったのです。
レトルトの白粥を差し入れしてもらったら、これが良かったです。
カラッカラの喉にも体にも、お粥はすーっと体に染み渡ってゆきました。
味のないお粥のほうが、飽きなくていいかもしれません。
ストックするなら白粥を!

お味噌汁

同居者がつくってくれました。
味覚が変質していても、お味噌汁は変わらず美味しかったです。
お味噌のタンパク質、発酵で分解されたアミノ酸が、体の修復を助けてくれる感じでした。
具材を噛むことができなくても、ビタミン類の溶けた汁を飲むだけでも効果的です。
塩分の補給にもなります。
噛めないので、おかず類をほとんど食べられませんからね。
お味噌汁を除けば、お豆腐に掛けてもらったお醤油が唯一の塩分だったかも。
元気があれば、糠漬けや納豆も食べたいところでした。
回復したら八丁味噌を薄めたものを茹でた野菜にかけて食べようと、そればかり念じていました。
油を含むドレッシング消化に時間がかかるので、病後すぐには食べられませんが、お味噌ならOKです。

果物

スイカ

汗をかく時失われるカリウムが多いのがポイント。水分が多いので、とても喉を通りやすかったです。
酸味や香りが少ないためか、コロナで味覚異常を訴える方でも、スイカは抵抗なく食べられるようです。

パイナップル


咳がひどく、喉が荒れていました。唾液を飲んでも痛いぐらい。
口の中もなぜか傷だらけで、タンパク質分解酵素の含まれるパイナップルは痛くて辛かったです。
普段は大好きなんですけどね。

トマト


1時間おきぐらいに目が覚めてお腹が空くので、トマトを数個もらって枕元に置いていました。
冷蔵庫に入れなくても置いておけるし、丸ごとかぶりつけば切らなくても食べられます。
嗅覚は変質して尖った酸味しか感じられませんでしたが、とにかく水分を摂るために必要でした。
気分が悪くない時を狙って、トマトだけ食べて数日過ごしました。

みかん


食べられますが、酸味系の果物は尖った酸味と甘みに分離して感じられるようです。
嗅覚を感じなくなっているせいかな。

ヨーグルト、お豆腐、卵豆腐


病人食の定番ですが、やっぱり食べやすい。
小分けバックのものは、たくさん食べられない時便利でした。

紙皿、紙コップ、割り箸


お皿を洗ってもらうのは感染リスクが高いので、真っ先に買ってきてもらいました。
使用後は自室のゴミ袋に入れて口を縛り、3日ほど放置してから捨てるのがいいそうです(感染予防のため)。
自分の出したゴミは、自分の部屋の一箇所のみに捨てるようにしていました。


スプレー式のアルコール


コロナ禍が始まった頃にストックしておいた1本は、あっという間になくなりました。
トイレや洗面所など、共有スペースでの感染が心配だったのです。自分が触ったドアノブや便座、蛇口など、すかさずスプレーしていました。
ほんとうに、すごい速度でなくなります。
お陰で同居者に移さずに済み、アルコールの消毒効果の高さを実感しています。
台所や冷蔵庫の消毒にも使えます、
予備に数本ストックしておくと、安心です。


アームカバー

高熱と寒気が交互にくるので、パジャマの上から両腕両足首にアームカバーを装着し、体温を調節していました。
水冷マットが冷えすぎると感じる時にも、これがあれば快適です。
薄く伸縮性があり、締め付け感がないので眠っていても気になりません。
医療用に使われる方がいらっしゃるのも納得の、高品質。
さすがGUNZE!
お値段も手頃ですし、黒を選択すればUV効果も期待できます。
愛用しています。

以上、コロナ療養にあってよかった物リストでした。
移動の多い時期でもあり、流行しているようですね。
罹らないに越したことはないのですが、万一の場合こういった物を用意できれば、辛い療養生活の助けになります。
私はようやく嗅覚がもどってきた感じです。量は少なめですが、普通に食事できるようになりました。
みなさまもどうかご自衛・ご自愛くださいませ。

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