それでいいけど?

いつも自信がない。
本当に書いていいのか。これは自分が書くべきなのか。書いてしまうのは正しいことなのか。
放ってしまった言葉が周りを変えてしまいそうで怖い。
自分に返ってきそうで怖い。
だいたいいつも、なんでも怖い。
子供の頃、泣いてばかりいた。
書く前に調べ物をする。
浮かびあがる背景が書こうとするテーマに重なり、ハーモニーが聴こえたとき、ようやく正しい道筋を探り当てた気分になる。
間違ってなかったと思いたい。
これで書けると信じたい。
書きたいのか書きたくないのか、わからない。
なのに、書いていないと息が詰まる。
いつも正解を出していたい。
そうでないなら、最適解に近づきたい。
わがままだから、理想が高すぎるからめったに書けない。
自分に課する期待値が高すぎる。
たぶんきっと。
正しくないことをされると、そうじゃないって言いたい。
じゃあどんなのが良いのか、正しいのか言ってみろ。
そう言われるから「これです」って他人に明示できるぐらい精度を高めたくなる。
否定され続けると、否定されないように生きようとする。
処世術だし害悪だし、ひいては体を壊して何度も寝込む。
…フフ、害悪と善悪って似てるね。
でも、生きているから。
また、正解を探す道に戻ろうと思う。
自分のできることって、それしかない。
生きてるカンジのすることって、それしかない。
だから書いてる。
息をしてるから、生きてる。
それでいいけど?



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