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一年の振り返り回(長文注意!)


とうとう2023年も残りわずかです。
そこで、今回は1年の振り返りをしていきたいと思います!
自己紹介の延長線になるため、気軽に見ていただけたら幸いです。
 この記事は非常に長くなるので、気になるところだけ読んだり、時間を見つけてじっくり読んだりするなど、何かしら支障をきたさない範囲で楽しむようお願いいたします。


2023年の概括

 2023年は、大学受験に始まり、人生へのやるせなさで幕を閉じました。

 人生へのやるせなさ? なんだそれ?

 そんな声が聞こえてきそうです。後々その意味が分かると思うので、最後まで楽しみにしていてください。
 そして、2023年は今までの人生史上、一番時間が長く感じた年だと思っています。初めてのことだらけだったので、色々な事が全て新鮮でした!

 では、濃密な日々とはいったい何なのか?1年を12カ月に分けて詳しく見ていきましょう!

月ごとの振り返り

1月

 言わずもがな、共通テストのあった月ですね。英語40点という最悪な点数を叩き出したことは今でも忘れていません。
 基本的に、1月と2月は、少なからず受験勉強が中心の生活だったので、特に面白いことはないと思います。と本当は言いたかったです。血肉を注いで受験勉強に挑むことが、この時期の僕に課せられた義務だったんですけどね。どうも中途半端になってしまいました。
 この時期は、たまたま「いさじ」というニコニコの歌い手さんを見つけたために、「バラライカ」、「亡國覚醒カタルシス」の2曲にどハマリしてしまいました。
 「バラライカ」は、いさじさんの替え歌がきっかけとなり、ひどい風評被害を受けていることで有名です。私も、替え歌の方を先に知ってしまい、それが替え歌であることに気付くまで、しばらく時間がかかりました。しかし、バラライカは「きらりん☆レボリューション」というアニメの主題歌ということもあり、女の子がはまりやすい曲調になっています。民族的な要素も散りばめられていてとても明るい曲なので、私はとても気に入っています。


 「亡國覚醒カタルシス」は、「.hack//roots」というアニメのED曲です。ゴシップ系のダークな曲調で、一度聞いたら絶対に忘れられません。「ali project」によって作られた曲で、この他にも「聖少女領域」、「勇侠青春謳」が同じような曲調になっていますので、ぜひこの機会に聞いてみてください。


 ちなみにですが、.hackシリーズもこの時期にとてもはまっていました。.hackは、オンラインゲームと現実世界がリンクした作品になっていて、重厚なストーリーが売りになっています。世界観がしっかりしているからこそ、とても面白い作品になるんだなと思いました。歌も良いやつばっかりで、キャラも一人一人立ってるから、とにかく面白いです!



 他にも、オンラインゲームに興味を持って、「ヘルカウスレジェンドオンライン」というブラウザでできるゲームに手を出してみたり、韓国ドラマを見まくったりしました。これ以上語ると切りがないので2月に行ってみましょう!


2月

 2月は、私が専修大学への合格を勝ち取った月です。何校もの大学を受験しましたが、どこを受けたのかは皆様のご想像にお任せします。この時期は、とにかくカロリーメイトに助けられました気がします。受験の途中で必ずお昼休憩があるのですが、その時はカロリーメイトかセブンのおにぎりを食べてました。
 この時期も色々なものにはまりましたが、受験本番前後でその様相は大きく変わっています。
 受験前は、「絶対に勝てない魔王と戦うとかやってられないので、一緒に召喚されたクラスメイトを皆殺しにすることにした」というタイトルのなろう系小説を読んで、心が沈みました。ストーリーはタイトル通りです。主人公がクラスメイトとともに異世界転生し、魔王の理不尽すぎる強さから、クラスメイトを早々に裏切るお話です。このお話はとにかく救いがありません。人間の弱さと強さがしっかりと描いており、そこに理不尽な要素がいくつも散りばめられています。この小説を読んでいて、もし自分がこの世界にいたら、どういう生き方をしたのか強く考えさせられました。日本は平和ですが、世界には今を生きるのに必死な人達が多くいます。そうした状況下で、正面から向き合うのか、逃げ続けるのか、そして失敗したときにどうやり直すのか、その事を強く意識させられました。現実は非情です。


 変なことを書きましたが、後半も変なことを書くかもしれません。受験後は、スーパー戦隊に夢中になっていました。受験が終わった次の日に、丁度「王様戦隊キングオージャー」の製作発表会見があって、そこで2年ぶりのダブルヒロインで歓喜した覚えがあります。しかも、その内の1人の「リタ・カニスカ」のビジュアルが滅茶苦茶良くて、作品に対する興味がすごい湧きました。前2作品がコミカルだったのに対して、こっちは王道系のストーリーのため、熱い展開が続きます。ずっと最終回と言われているだけに、その面白さは他とも引けを取らないのではないでしょうか。基本的に、2月の後半はスーパー戦隊を調べることに熱を注ぎました。

その熱を受験に向けろよ……


 余談ですが、2月は受験報告と美術部の作品回収を兼ねた一回しか登校していません。1月も、始業式と共通テスト関係で3回しか登校しませんでした。当初は自習室に籠ると意気込んでいたので、もっと登校回数が増えるはずだったんですけど……生活バランスが崩れた結果、いよいよ一度も自習室を使うことはありませんでした。午前に韓国ドラマを見て、午後に図書館で過去問を解くという受験生にはあるまじきルーティンが確立されたわけです。


3月

 1月、2月をおかしく書いたんだから、3月もおかしくなるだろうと考えている皆様。ここから雲行きが怪しくなります。3月は、勉強というしがらみから解放された結果、少々良くない思考に陥りました。また、この時期の行動が、その後の後悔に深く結び付くことになるのです。
 3月は、高校の卒業シーズンということで、久々にクラスメイトと再開しました。久し振りの再会に気持ちが舞い上がり、会話が弾むのが普通だと思います。しかし、私は、受験の過酷さに毒されてほとんど言葉を発せませんでした。まともに喋ったのは、クラスメイトの女子に事務的な話をされたときと、美術部の三送会に出席したときだけです。
 私の代は、コロナで修学旅行できなくて可哀想という思いから、卒業旅行が行われました。これが最後にして、最高の思い出を作るチャンスだったのですが、受験疲れのために参加していません。旅行期間中、私は何を思ったのか、わざわざ現地のライブカメラで生徒を探そうという試みをしていました。制服を着ている訳ではないので、誰が誰だか全く判別出来ませんでしたが……(先生は例外)
 そして、いよいよ卒業式が始まる訳ですが、ここで少々問題が発生します。卒業式前日の予行練習の段階で、校章を忘れたり式を真面目に受けようとしなかったりする人がいたために、学年の生活指導の先生から説教が入りました。内容はほとんど忘れましたが、
 「やるべきことが出来ない奴はろくな大人になれねぇぞ。校章忘れた奴は怒られに行くのが筋だろ。」
 的なことを言っていたと思います。怒鳴り散らしや人格否定はなく、説教のあと、3年間の思い出ムービー&先生たちからの生徒に向けた言葉があったために、普通であればそれほど強い印象を受けないでしょう。しかし、メンタルがすでにぼろ雑巾だった自分にとって、この説教は後に怪行動を起こす大きなきっかけになってしまいます。
 迎えた卒業式、友との別れに涙する者、最後の思い出作りに奮闘する者など様々な生徒がいます。しかし、私がとった選択肢は、即帰宅という行動です。メンタルが終わっていた私にとって、卒業式後のじゃれあい程邪魔なものはないと信じていました。
 
 これから通うことになる大学がどういう場所かも知らないで……

 これを見ている高校生に一つ言いたいのですが、高校が地獄じゃない限り、卒業式に即帰宅するのは控えましょう。後々後悔することになります。(後述参照)

 卒業式が終わり暇な時間が訪れました。その時、ふとこんなことを考えました。
 (過去にいじめていた人や、傍観して助けなかった人に謝罪しないと)
 私は、前述した説教のこともあり、けじめをつけなければいけないという思考に陥ります。今考えると幼少期はろくな子供じゃありませんでした。弱者と強者に人を分けて、弱者を徹底的に蔑んでいました。説教を食らった人間は碌な人間じゃないという考えもあったと思います。中学生になってから、その性格はなりを潜めましたが、いじめに対しては傍観し、クラスの空気を読む行動が多かったように感じています。今となっちゃ考えられませんけどね。
 そうした思考回路から、小学生の時の緊急連絡網を見つて電話したり、家に直接行こうとしたりしましたが、寸前で阻止されます。直接家に伺うことは雨で中止になり、電話をかけることも、家族との話し合いの末、やめる決断をしました。いじめていた人への謝罪は、結局エゴなのです。その人が謝罪を求めた場合は別ですが、多くの場合、過去を振り切って生きようとしています。それを邪魔する権利が私たちにある訳ないでしょう。本来であれば、復讐されて当然ですし、そもそも生きる価値はないのかもしれません。それでも、私は自分の罪を背負いながら生きていきます。
 いじめがもたらすものは、一生残る悲劇と苦痛です。人々が尊重しあい、助け合える世界を作るには、自分を変えるしかありません。

 迷いを振り切った3月の最終週、高校生の特権をフル活用したり、専修大学へのルート確認を行ったりしました。以下がその時の写真でございます。

神代植物公園のサボテン
国立科学博物館のクジラ(高校生まで無料!)
 枡形展望台からの景色(専修下見の時)



4月

 この月は、コロナが5類に移行した時期ですね。この月を境にして、大学はおろか、一般社会でマスクを付けない人間がわんさか登場するようになります。また、chat GPT君も4月から騒がれ始めた印象があります。
 さて、ようやく専修大学への入学を果たしました。
 (これでようやく華やかなキャンパスライフが送れる……!)
 その期待とは裏腹に、右往左往を繰り返す日々が待ち構えています。高校生の頃から急に成長するなんて普通はあり得ないので、当然と言えば当然です。
 まず、大学に入学したときに待ち構える壁として、履修登録なるものが存在します。1年生の時は、必修・必履修の多さから難易度が低かったものの、教養や言語の授業を選択する必要がありました。この中で優先順位が高いのは教養科目で、8単位修得しないと卒業できません。私は、前期で2単位取れれば良いと思い、心理学と哲学を履修しようとしたのですが……
 心理学が抽選の末に落選しました。すぐに気付ければ良かったのですが、何故か2つとも取れてると勘違いした結果、定員割れしている教科を取ることすら出来ませんでした。心理学が取れていないことに気付いたのは、心理学の授業が始まる寸前です。履修登録は、最後まで油断しないように気をつけましょう。
 次に、交友関係について話そうと思います。結論から申しますと、友達や話し相手は一応作ることが出来ました。同じ授業仲間や学科内の人間に限られますが、高校の時と比べたら大きな進歩かもしれません。
 最初は、Twitterの#春から専修大学で投稿しているアカウントをいくつかフォローして、同じ学科のメンバーで構成されたグループラインに招待して貰いました。入学早々顔合わせの機会があり、北海道や新潟から来ている人だったり、内部進学した人だったりと交流することができました。しかし、その人達は俗に言う陽キャラで、流れを合わせることができませんでした。結局、#春から専修大学の面子とは、その日限りの付き合いとなってしまいます。
 友達付き合いにまで発展した人は、基本的に大学内で声を掛けた人、掛けられた人に限られます。授業が同じ人達だったので、話すことも多く、履修していない他の授業の情報を仕入れる良い機会にもなりました。
 最後に、大学の授業についてですが、専門用語が多数飛び交い、時間がより長く感じられます。それもそのはず、大学で学生を教えるのは、教員免許を持つ先生ではなく、大学に雇われている教授や講師です。高校までの先生は、分かりやすい授業を行うよう強く求められますが、教授や講師は、自分の要領で授業を展開できます。そのため、最初は単位が取れるのかとても不安に思っていた記憶があります。まぁ、勉強する習慣がなくなったこの時点で、もう一度頑張ろうと行動する気力は起きなかったです。
 この他にも、教習所に入学したことや、Twitterの沼にはまってしまったことなど色々な思い出が詰まっています。ここでは、私が4月にはまった本について紹介しようと思います。
 その本は、「パラサイト・イヴ」というホラー小説です。主人公の発見したミトコンドリアから、怒涛の展開が巻き起こるお話です。怖いけど、感動できます。気になる方は、ぜひ読んでみてください。



5月

 YOASOBIのアイドルが出てきたのがこの月ですよね。5月は、毎週出された課題レポートがとにかくきつかったです。優秀者のレポートが毎授業ごとに公開されますが、それを見てもちんぷんかんぷん。普通かちょっとうまいレポートくらいしか作れませんでしたね。
 そんな5月でしたが、一応楽しめたと思います。何せ、ゴールデンウィークがあったのでその時期に休みを満喫することができました。この期間で、映画を観に行き、浅草で一泊二日の旅行をしました。
 見た映画は、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3」です。ストーリーものだったので、少々理解できない部分もありましたが、涙あり、笑いありの面白い作品になっています。宇宙が舞台だからか、現実離れしたシーンが終始続きますが、最後には……

 浅草旅行では、初めて落語を見に行きました。小学生の頃、テレビで落語を見る機会はあったのですが、内容がそもそもわからず、「じゅげむ」くらいしか記憶に残っていません。聞いていて思ったのですが、落語家の人達は本当にすごいと思います。始めに、お客さんと雑談したり、ちょっとした小話をいれた後、自然な流れで物語を始めます。物語の始め方がとても自然で、違和感も一切感じられません。この感覚は、落語でしか味わえない貴重なものだと思います。また、話の中身も落語家さんの技量や考え方によって、ユーモアや展開が大きく変わってくるという特徴があります。これがまた面白い!テレビよりも生の方が面白さは何倍も違ってきます。浅草演芸場で3000円くらい払えば見れるので、ぜひ行ってみてください!

  こうしてゴールデンウィークを楽しめた訳ですが、他の日は楽しめなかったのかと言われたらそういうわけでもありません。この月から、本格的にサークル活動に乗り出し始めます。それによって、経済学部以外の人とも交流できるようになったので、嬉しい気持ちになりました。しかし、コミュ障や熱意の差という大きな壁が立ちふさがり、こちらの方面でも思い悩むことになります。


6月

 何も起こらなかったわけではないですが、他の月に比べて、書く内容はシンプルなものになります。
 まず、最初に書くことは、一橋大学のKODAIRA祭です。学歴コンプでも拗らせたのかと思っている皆様、鋭いところを突いてきますねぇ。そんな考えも確かにありましたが、ここでは他大学とのつながりを求めていたという体にしておきます。学園祭では、久々に学生特有の活気を見ることができました。何しろ、大学の学園祭に参加したのはこれが人生初のことでありまして、しかもコロナ明けで活気が戻っていたために、文化祭ってこんな盛り上がるのかと感じました。外には露店が立ち並び、中では文化系のサークルがしのぎを削る。そして、目立つ場所にイベントステージが設けられているこの環境こそが、大学の学園祭なのです。10月、11月で詳しく話しますが、各大学ごとに祭りの特色が存在します。なので、露店+サークル+イベント+大学の特色=最高の文化祭という方程式が成り立つのではないでしょうか?KODAIRA祭の場合、3年ぶりの完全な形での実施であるということと、1年生が中心に運営する文化祭だったということもあり、試行錯誤が目立つ印象を受けました。しかし、祭りのすごさを伝えるのに遜色ない出来でした!
 次に書くことは、防災キャンペーンと黒門祭についてのことです。このどちらも専修大学でのイベントで、防災キャンペーンは神田で、黒門祭は生田で行われました。つまり、一日でキャンパス間を横断したわけです。それを簡単にやってのける人もいますが、体力のない私からすると、苦行に他なりません。それでも、神田キャンパスを見たい、イベントに参加したいという欲に負けた結果、こういうスケジュールになってしまいました。ちなみに、黒門祭は、学園祭と呼べるような大層なものではなく、各文化系サークル(一部のみ)の活動を見ることが出来る発表会みたいな場になっています。自分が興味を示さなかったサークルの面白さに気づくことが出来たので、行く価値はあったと思います。来年も暇なら行ってみようという感じです。

神田キャンパス10号館

 これが神田キャンパスですよ。専修の顔と言っても過言ではありません。私は、受験の時とこの防災訓練の時の計2回しかまだ訪れることが出来ていません。卒業までに何回神田キャンパスに行けるのでしょう?個人的には2桁超えていてほしいところです。


7月

 7月は定期試験の季節。緊迫の状況が必然と訪れてしまいました。レポート2つと試験9つ、これを期限内でどうにかしなければなりません。しかし、勉強をろくにしていない(自己責任)ことと、容量がつかめないことから、漠然とした不安に包まれ始めます。そして、全てが終わり、あとは成績を待つだけという期間に突入した時、いよいよ精神が揺らぎました。この状況は、8月から9月の前半まで引きづることになります。
 この月に関しては、サークル活動を断ち、勉強に専念することにしましたが、むろん完全に集中することはできませんでした。ここでは、そのときの産物を2つ紹介していきます。
 一つ目は、Youtuberである「ジョーブログ」の旅動画です。ジョーブログさんは、世界を旅したり日本のミステリアスな場所を巡ったりする動画を投稿しています。最初こそやんちゃな行動が目立ちますが、年を重ねるにつれ少しづつ大人びていきます。ためになる動画や面白い動画が多く、特に、旅動画となると、勇気をもらえたり、教訓を得られたりと非常に見たくなる内容になっています。私も、この動画の助けを借りつつ、この月を乗りきることが出来ました、本当にありがとうございます!いつか行ってみたいですね、世界旅行に。

 二つ目は、「えみこのおうち」の金魚動画です。えみこさんは、韓国の方で看護師の方をやられており、その知識や経験を活かしながら、金魚と生活をしています。金魚と言えば、金魚すくいですくって、それを金魚鉢に入れ鑑賞するものだろうと多くの人は考えるだろうと思います。しかし、生き物を飼うということは、命を扱う重大な責任を負うということです。このチャンネルの動画を見て、そのことが切実に伝わりました。7月から、「金魚の雪ちゃんシリーズ」が始まり、えみこさんは、余命いくばくもない金魚を救うべく、水産疾病管理士や家族の力を借りながら治療に奔走していきます。様々な試練や決断に迫られながらも、雪ちゃんを救おうと頑張るえみこさんを見て、命を救うことって本当にすごいと思いました。人やペットは当然ながら、こんな小さい生き物のことを助けようと考えられるのは、十分以上に素敵なことです。


8月

 8月は、前半に車の免許を取って、後半にポイ活をするという訳の分からない月になりました。夏休みということもあり、生活リズムが乱れに乱れ、引きこもり同然の状態になってしまいました。
 まずは、免許の習得について話します。私が習得した車の免許は、安定の普通免許(AT限定)です。基本の交通ルールとテクニックを学ぶ第一段階と路上における走行を学ぶ第二段階を終え、免許センターの試験を合格することで晴れて車の運転ができるようになります。交通ルールやマナーを見る学科の部分は、よほどふざけない限り大丈夫です。しかし、技能に関しては個人差があるため、そう簡単にはいきません。Youtubeやネットの記事などを見て、事前に対策をしておくのがベストなのでしょう。私の場合はそれでも苦労し、補講を2回受けています。今でこそ落ち着いて乗れますが、初めての運転は体力を使います。優しい教官が隣にいないと、パニックを起こして地獄を見ること間違いなしです。
 こうした苦労を乗り越えながら免許取る訳です。教習所は結構大変な場所ですが、免許センターで受ける実技試験を代わりに行ってくれます。なので、天性の才能を持つドライバー以外は、教習所に通った方が、確実に自分のペースで免許を習得できます。
 次に、ポイ活についての話ですね。これを始めたのは8月の後半で、その時期は、ずっと布団に籠ってスマホ三昧の毎日でした。バイトもせず、勉強もせず、楽して金を稼ぐにはどうしたらいいか考えた末に見つけた答えがポイ活です。ポイ活は、あくまで小銭稼ぎにしかなりません。実際に金を稼ぐことは至難の技です。私は、そのことに気付かないでポイ活に没頭していました。
 ポイ活でお金稼ぐ場合、最短距離なのが企業からの案件です。しかし、これもなかなか時間を削るため、精神的に辛いという致命的な欠点があります。私は、「病み彼女これくしょん」もいうゲームの案件に挑戦しました。このゲームは、マッチングアプリにいる10人の女性とチャットをし、エンディング数をそれぞれ100%にすることが目的となっています。チャットの途中で発生する病みモードをいかに利用するかが、ゲームを攻略する鍵になります。案件を達成するには、ゲームを完全クリアする必要があるのですが、最短攻略にかかる時間はなんと10日!時間の無駄ですね……暇で時間が有り余っている人におすすめできるアプリです。「芝下モカ」には要注意!

 あと、むなしくなったのか高校のクラスメイトとの同窓会を企画したのですが、結果は撃沈。誰も行かないという結果に終わりました。今年史上一番の黒歴史です……

9月

 9月は、前期の成績が開示される月にして後期の始まる節目となる時期です。夏休みの残りを楽しむのと同時に、成績がどうなっているのか震えながら毎日を過ごしていました。成績発表は、よほど余裕のある優秀者や、終始達観している人、馬鹿でない限り不安に襲われることになるでしょう。下の動画を見れば、あらかたの成績発表に対するイメージを持ってくださるのではないかと思います。ちなみに、この動画を投稿している「レジスタンス」は大学生活のあるあるネタを取り扱っているのYoutuberです。学生なら見ておいて損はない内容ばかりなので、ぜひこの機会に他の動画も視聴してみてはいかがでしょうか。

 ちなみに、前期の成績は思った以上に悪くなかったです。成績優秀者にも選ばれていました。

 後期も同じように済むといいけどな

 成績発表という一大イベント以外にも、メキシコ展やゴルフ合宿という面白い経験をさせていただきました。
 メキシコ展は、語学の授業で勧められたということもあり、当初から行きたいと強く思っていました。古代中南米の遺物が一堂に集まる機会であり、とても珍しい展示会だそうです。メソアメリカ文明の歴史や文化を肌で感じることができ、とてもわくわくした最高の経験になりました。特に印象に残っているのは、生贄の文化です。今じゃ考えられないことですが、当時の人たちは、神が犠牲を払って生み出してくれた自然の恵みに対して、恩返しをする形で生贄というものを行っていたみたいです。メソアメリカの文明は、とても残酷で不思議な面が強いけど、自然のことを強く守ろうとする意志が感じ取れる文明だなと思いました。

メキシコ展のポスター


 一方のゴルフ合宿は、スポーツの授業の一環として執り行われました。普段、ゴルフをする機会のない私にとって、広大なゴルフ場でプレイできることは、とても貴重な経験になったと思います。天候にも恵まれ、スポーツにも熱中できて、本当に良い体験ができました。しかも、他学部の人とも積極的に交流することが出来たので、思い出がたくさん残りました。普通のスポーツの授業じゃ絶対にできない経験なので、スポーツの授業に合宿が設けられている学生さんは、ぜひ行ってみることも視野に入れてみてはどうでしょうか。

10月

 後期の授業が始まりました。ゴルフ合宿中、適当に決めた履修科目を引き連れて、10月から来年の1月まで突っ走ることになります。
 この月には、ゼミナール選考という重大な行事が待ち構えています。成績優秀者だった私は有利に進めることが出来たのですが、ゼミの数が多すぎるという最大の課題に直面しました。全部で40くらいあるゼミナールの中から、自分に合ったもの1つを決めるのはかなり難しいです。しかも、ゼミナール応募の締め切りが早いところで3週間強という短さです。せめて1ヶ月は欲しかったですね。3週間で行きたいゼミが見つかるかっていう話ですよ。夏休み中に決めればいいだろって思うかもしれませんが、要項を見ただけじゃどんな雰囲気のゼミか分からないんです。優しいのか、厳しいのかといった雰囲気もゼミを選ぶ指針にしていたので、結構決めるのに難航していました。締め切りが過ぎて涙を飲んだり、血眼になって要項を睨み付けたりもしました。最終的には、行きたいゼミも決まり、無事に合格できたので良かったのですが。大学生でまだゼミナール選考が始まっていないという方は、ぜひ口コミや過去の要項から大まかな情報を把握しておいた方がいいでしょう。
 そして、10月の最終週には、鳳祭と呼ばれる専修大学の学園祭が開催されました。終始、サークルの手伝いに奔走していたため、遊ぶ時間なんてほんの僅かしか残っていませんでしたが、ここでも学園祭の凄さを実感させられました。飲食の初解禁ということで、どたばたしながらも懸命に頑張る実行委員の姿や、サークルの出店でお客さんが楽しそうにしている姿を見て、本当に学園祭が開けて良かったと思いました。しかし、従事者側の立ち位置だったため、思う存分楽しめたというわけではありません。鳳祭では、祭りを運営する責任感や達成感というものを理解できました。失敗や成功を通じて、社会と繋がっていくんだろうなと当時は思っていたような気がします。来年、鳳祭に参加するときは、もう少し遊べる機会を増やしてみたいです。

鳳祭の告知旗

 最後に、この10月の時期には「黒い家」というホラー小説を読みました。保険会社で働いている主人公が、少しずつ怪異に巻き込まれていくというお話です。このお話は、人間の狂気を描いていて、昨今の社会情勢下でこれを読むと将来がちょっと不安になります。しかし、人間賛歌的な部分も強く主張されているので、人間まだまだ捨てたもんじゃないとも思わせてくれます。

11月

 学園祭ラッシュです。しかし、まずは、一つ大きな問題が生じていたため、そのことについてから触れていきたいと思います。
 11月の中頃、必修の英語の授業で中間プレゼンを行うことになっていました。時間一杯まで原稿やプレゼン作成に尽力し、最善を尽くしたのですが、結果はボロボロ。プレゼンの途中で原稿の内容をド忘れしてしまいました。まだ、原稿を読んでいた方がダメージは少なかったのですが、プライドによってそれをせず、自ら墓穴を掘ってしまいました。非常にしょうもないことではありますが、私の中では大問題です。前期にも同じように中間プレゼンがあり、そこで思うように行かなかったので、リベンジを果たそうと思っていたのですが、後期はさらにひどいミスをしでかしています。その時は本当に絶望しましたね。人間は同じ過ちを繰り返すと言いますが、まさしくその通りになってしまい、本当に自分自身が嫌いになりました。しかも、同じ成績優秀者のプレゼンを聞いていると、スライドや英語の実力が雲泥の差で、もう死のうかなと一瞬考えてしまいました。それくらい激しく落ち込んだのが11月というわけです。
 さて、話を学園祭のことに切り替えましょう。11月は学園祭ラッシュという話をしましたが、まさしくその通りで、土日祝日はどこかの大学で必ず文化祭が行われています。それぞれの大学が個性を出しながら、祭り自体をとことん盛り上げました。ちなみに、今年、学園祭に顔を出した大学の数は……

学園祭パンフレット
(左から一橋、電通、外語、立教、和洋女子、明薬、多摩美、理科大、学習院)

 全部で9つです!当初は6校くらいで十分かなと思っていたのですが、まかここまで行けるとは思ってもいなかったです。今まで貯めてきた貯金の2/3程使わせていただいて、思う存分に楽しむことができました。一つ一つの大学について語りだすと、きりがないのでやめておきますが、語りたいほどに学園祭の魅力に触れられたと思います。これらの大学のサークルや学園祭実行委員の方々には本当に感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました!次回までに、お金がある程度貯まっていれば、またどこかの大学にお邪魔しようと思います。
 あと、これは余談なのですが、11月中に虫歯が3つ見つかりました。歯は削ったら戻ってこないとのことだったので、これ以降、虫歯になることがとても怖くなりました。歯の再生医療が進むことに期待をかける一方で、一人立ちしたときには、絶対予防歯科に金をかけてやろうという強い決意を抱きました。

12月

 ようやく12月ですね。あっという間だったなぁという感想が出てきても可笑しくない月です。1月まで高校生をしていたはずが、気付けばもう大学1年生が終わる寸前です。思い返せば、本当に色々なことがあったと感じています。そろそろ皆様も完全に飽きたタイミングだと思うので、干渉に浸ってないで早いとこ終わらせます。
 12月は、英語のプレゼン失敗から尾を引くメンタルの不安定さが如実に現れました。統計学のテストが終わったときや、クラスが滅茶苦茶だったときは、友達に相談したり、近場を放浪したりして、何とか心を繋ぎ止めていました。このときほど、池袋にある物を壊せる店に行きたいと思ったことはありません。心の中では、全てを壊したい気持ちと全てに優しくしたいという気持ちがせめぎあいの状態になっていました。正直、辛すぎて剥げていないか心配になったほどです。こうした日々を12月は過ごした訳ですが、久しぶりに私がこの月にはまったものや行った場所を紹介したいと思います。
 まずは、富士急ハイランドです。授業終わりに、家まで徒歩で帰ろうと無謀なことをしている最中にたまたま見つけたので入りました。

イルミネーション(滑り台)
イルミネーション(園全体)
イルミネーション(バンデット入り口)

 

 本当にイルミネーションが綺麗で、心が洗われました。お金を浪費する結果にはなりましたが、この結果には非常に満足しています。そして、よみうりランドのバンデットに乗って死にかけました。これがまだ入門レベルだというので驚きです。乗る前こそ、本を読んで余裕をかましていました。しかし、コースターが落下した瞬間、
 (あっ、これがジェットコースターだよな。)
 そう思い、笑い続けました。人って死ぬ寸前になると笑うんですね!ジェットコースターが終わった瞬間も笑いが止まりませんでしたよ。次、遊園地に行くときは、お化け屋敷にもチャレンジしてみたいです。
 次は、「何でも屋」と「駄目ナリ」という2000年代の映像作品です。こちらもたまたま見つけたものでして、学校から帰った直後によく見ていました。どちらも同じ監督の作品で、人間ドラマがしっかりと描かれています。突っ込みどころは多いですが、人生観について考えさせられる部分も多く入っています。見ればこれからの生き方が変わるかも?

 最後は、「君も助けてくれないんだね。」というタイトルの短編ノベルゲームです。こちらは、隣人の可愛いお姉さんと主人公との掛け合いを、主人公目線で追っていくゲームです。私は、このゲームを遊んで確実に心が動きました。というよりも、ほとんどの人が心を動かされると思います。
 

 このゲームに書かれている警告文にはしっかりと目を通してください。また、遊ばない方がいい人も存在しますので、必ずそちらの方も確認するようにしてください。

編集後記

 ここまで読んで下さって本当にありがとうございました!
 最初はすぐに投稿できるだろうと思っていたのですが、まさかここまで長引くとは。すでに文字数が1万字を超えているということで、とても驚いています。
 もしかしたら、疲れから文章がおかしくなっているところもあるかもしれませんが、そこは暖かく見守ってくれると幸いです。
 来年は、世界史についての投稿を月1でやってみようかなと考えています。あとは、勉強の習慣作りですねww
 お世話になった方々、今年1年ありがとうございました。
 皆様、どうか良いお年をお迎えください!

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