創価学会と選挙

 こんにちは。閲覧いただき、ありがとうございます。
 東京都知事選にて色々と言われているので、私が知ってる範囲で書いてみようと思います。


本題の前に都知事選

 本題とはズレますが、今回の都知事選で、創価学会は動いてません。これはほぼ確実に。恐らく自由投票だと思います。
 ただ、私は内部にいないので、断言はできません。ですが、いつも来る投票の依頼がないのでほぼ間違いないでしょう。

 しかし、日テレの記事に「小池氏リード。小池氏、自民支持層7割、公明支持層9割を固める」とありました。
 実際、そうだと思います。学会は共産党に拒絶感があるようですし、マスメディアだと小池vs蓮舫という構図ですから。
 蓮舫氏は共産党が支持しているので、小池知事を選ぶわけですね。

創価学会と統一教会の戦力比較

統一教会

 戦い方の前にどれだけの戦力があるのかです。

 統一教会の信者は2万人ほど。よく強大な権力があると言われてますが、私はそうは思いません。
 まず、地方選挙ではほぼ役に立ちません。票が少ないので。
 2万人と聞くと多いように思う方もいると思いますが、ちょっと有名なYouTuberのチャンネル登録者の方が多いでしょう。

 国政でも自民党の議席に与える影響力はほぼ皆無です。全体の票数で1%未満ですから。
 ただ、参院選の比例で特定の人物に集中投票すれば、少しは貢献できるかもしれない程度です。
 当落ラインがギリギリの人に集中投票すれば、順位を上げられるわけですね。
 あとは、選挙運動員として人材貢献くらいです。ただ、それもどうかなと。

創価学会

 創価学会を後にし、統一教会と比較した理由です。比較は重要。創価学会はまさに桁違いです。

 恐らく大体400万人です。まさに桁違いですね。
 実際の人数は非公開ですが、NHKなどの調査で400万人前後ではないかと言われています。
 また、参院比例で公明が618万票獲得していますから、400万人はいると思います。

創価学会と選挙

ボランティア

 通常ですと選挙は事務所を借りたり、車を借りたり、燃料代など何かとお金がかかるものです。人員も必要ですね。
 ですが公明党の場合、学会員が提供します。モノも人も。しかも必死で働いてくれます。場合によっては有休取得してでも。
 立候補者は恐らくほぼお金がかからないんじゃないかなと思います。少なくとも他の陣営よりは。

計算された選挙

 全員が当選するように組織として色々と考えているようです。
 選挙によっては特定の候補者に票が偏ると立候補者の全員当選が難しくなります。具体的には地方議員選挙ですね。

 例えば候補者毎に票が偏らないように、地域毎に投票する候補を指定したりします。
 そのため、得票数がほぼ同じで当選順位が固まる場合もあります。
 わかりやすい例があります。練馬区議選です。

 こちらから抜粋します。画像をご確認ください。

 当選ラインの読みが誤ったようで、落選者が多数出てますが、見事に固まっています。
 この件で厳密な票の割り振りを含め読売新聞が記事にしています。

1998年の党再結成以来、統一選で2桁の落選者が出るのは初めて

読売新聞

 記事にこのように書いてあるように、ほぼ落選者が出ないよう、計算されています。すごいですね。 

票の獲得

 学会にはF(Friend)とかK(会員かな)とか色々と用語があるようですが、簡単に言うと支持の呼びかけです。
 目標を設定して友人知人に投票を呼びかけるわけです。それはもう必死にです。いわゆる「家庭訪問」をしたりで。

 「家庭訪問」って法的にどうなのかなと個人的には疑問ですが、法律のことはよくわかりません。
 そこでとある議員さんがやっていたようにChatGPTくんに聞いてみました。

 まあChatGPTくんも間違えることがあるので、なんとも言えません。
 ……ん? ChatGPTくんが間違えるわけがないって? いえいえ、間違えることはありますよ。例えばこんな感じで。

 うん、間違ってますね。2023年11月15日に95歳で亡くなってますから。そう、ChatGPTくんもまだまだ成長段階です。

投票確認と票の集計

 投票日当日も学会員さんは朝から大急ぎのようです。友人知人に投票したかを確認するんです。
 そして、集計して今、何票かと数えるわけですね。

 ちなみにこちらも投票日当日に良いのかなと思ったので、ChatGPTくんに率直な疑問を聞いてみました。

 ふむ、結局よくわかりませんね。
 更に調べてみたところ高知市のFAQに似たようなものがありました。

 なるほど、「恐れがある」ですからなんとも言えませんね。

まとめ

学会員が必死で頑張ってくれる

 公明党の候補者を当選させるため、文字通り必死で頑張ってくれます。組織の力ってすごいです。皆さんよく訓練された選挙運動員です。

候補者が頑張らなくても多分当選

 このように支持母体が必死で頑張ってくれるので、候補者は気楽に選挙戦ができると思います。心強い味方ですね。

ただし公明党に限る

 公明党が出ない選挙はここまでしないようです。自由投票。
 例えば今回の都知事選や補欠選挙ですね。自民しか出ない選挙では恐らく組織として動かないと思います。

 理由として恐らく大変なのと、そこまでしても結果が見えないことだと思われます。
 公明党の議員さんが出る場合、結果は得票数として目に見えます。
 しかし例えば自民党議員さんだと、自分たちがどれだけの票を稼いだかがわかりにくいですから。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?