芹沢 環

2024🎈

芹沢 環

2024🎈

最近の記事

古い記憶から届いた贈り物。

年末。 海と空がバチっと背景に見え、空にはトンビがお供物の食べ物を狙ってか必ず一羽は飛んでいる。 そんないつもの弟のお墓参り。 私はこのお墓には入れないので、 生きているうちに、会いに行けるうちに来ておきたい場所。 帰りは近くのおばあちゃん家に行き、 「この階段はよく環ちゃんがもう登りたくないと毎日駄々を捏ねて、それはもうほーんと大変だったんだから」 と、父と祖母は口を揃えて言った。 「それさえなかったら…」と言葉を濁そうとする父。  幼稚園では弟の姿が見えなく

    • 何だかんだと思うこと。

      なんだかんだで人に恵まれた人生だなと思う。 なんだかんだ しんどい時期に手を取ってくれる人はいて。 1人の時間が好きだし、あまり自分は温かい人間ではないけれど なんだかんだ 変わらぬ距離感で会ってくれる友人もいる。 なんだかんだ、どうせうまくいく。 うまくいかなくても どうせなんだかんだ、またうまくいく。 もしくはうまくいくものが見つかる。 そんなスタンスが気楽にさせてくれる。 忘れがちなんだと思う。 なんだかんだうまくいってることを。 なんだかんだ、と思えるのに

      • 300字で伝える、夏。

        今日は友人から喜ばしい報告が聞けて、今も少し気分が高揚しているのがよくわかる。 その波に任せて書いてみるのも悪くないかもと、何となくnoteを開いてみた。 この夏、今年こそは焼けまいと日傘を差したり、こまめに日焼け止めを塗り直したり、ちょっとイケてはないけどアームカバーというやつにもトライしてみたりもした。 しかし、数ヶ月ぶりに会ったその友人は同じ太陽を浴び、同じ日本の夏を過ごした人とは思えない程の肌の白さだった。 友人はノースリーブで夏をエンジョイしてるというのに…。

      古い記憶から届いた贈り物。