体を温めよう

女性の方に多いことは冷え。共通するなと感じるのは①手足の末端が冷えている②体が硬い=全身の血流が滞っていることになります。末端まで血流がいかないのは大切な臓器に血流がいき最後に末端にいくからです。体が硬いというのは筋肉のこりが生じて老廃物が溜まっている状態になります。

体の隅々まで酸素と栄養素を供給しかつ、二酸化炭素と老廃物を回収することも血流の流れと関連があります。

血流が全身に回ることは首、肩凝り、背中のはりの解消。免疫機能を高めるのにも役立ちます。自然治癒力を取り戻すことにもつながります。

自律神経のバランスを取るのも必要。血管の収縮・弛緩に関係しています。交感神経が優位になると血管は収縮し副交感神経が優位になると弛緩します。現代はネット、夜中の光、携帯により副交感神経が優位になる時間でも交感神経が優位になる時間が長くなります。血管が収縮した時間が長引くことで血流の低下につながります。メンタル面ではイライラ、マイナス思考が止まらない、など精神面でも症状が出てきます。表面は肌の状態、浮腫み解消、脚が細くなるなど細胞間の余分な水分が回収されて浮腫みが改善されることもあります。

・頭寒足熱(頭を涼しくし足部を温める)陰陽のバランスが大切になります。陽(明るい、光、暖かい、動的、上、太陽が当たる場所、上半身)陰(暗い、影、寒い、静的、下、太陽が当たらない場所、下半身)上半身に熱が溜まりやすく、下半身は冷えやすいです。では、(気・血・水)の流れをよくすることが大切になります。

(気・血・水)とは?気=エネルギー 血=血液 水=血液以外の体内に存在する液、体液、リンパ液など。この3つを整えることにより体の不調を整えていく。先ほどの頭寒足熱を実践します。足部に集まりやすい陰の気を温め上昇させ、頭に溜まりやすい暑い熱を冷やし下へ循環させる。全身の気の流れが良くなります。気と血は経絡という通路を通り全身を巡ります。

まずは生活習慣を見直してみましょう

・毎日デスクワークで座っている  ・運動をしない ・寝る前までスマホを見ている ・カフェインなど、体を冷やす物をたくさんとる ・水分をとならい

体を温める習慣

・東洋医学では背中を温めることが大切です。なぜなら全身を温めることができるからです。背中には(太陽膀胱経)という頭から背中〜足の先まで体を巡る通路があります。このような通路は12本あると考えられています。背中を温めることにより内臓も良くなります。

・カイロで温めるには背骨がおすすめ秋・冬シーズンに取り入れたい方法。首と上半身の境目にある場所に春のが良い。ただし寝る時、皮膚に直接当てるなどはやめてください。

・気軽にできる日常(とにかく歩く、頭マッサージ、腹式呼吸、)血流が良くなります。


・第二の心臓ふくらはぎを温める。お灸(三陰交)内くるぶしの頂点から4指分上を行うのもいいが、手軽に温めるのは良い。なぜ第二の心臓と言われるのか?は末端にある静脈血(二酸化炭素や老廃物)を運んでいる血管。を心臓に送るために必要なのがふくらはぎ、静脈は筋ポンプ作用によって血液の流れを促していく。

・浮力作用を使う。水中でのウォーキングや水の中では体重が10分1になるため、関節への負担が少なくなる。筋肉の緊張を緩めることができる。水圧作用によってマッサージ効果があり血流を促してくれる。温熱作用体の発汗が促され老廃物を排出することができます。塩風呂は末梢の毛細血管を広げてくれる効果があり老廃物を促してくれます。5分間入り、体を洗い5分間浸かり繰り返す。体が冷えている方は足指の間をしっかりほぐすのが大切。


・笑うとガンや血糖値にも影響を与える。笑うとナチュラルキラーと呼ばれる細胞を活性化させガンへの抵抗力を高めたりストレス解消、脳を活性化させると言われています。笑うとお腹がつるくらい痛くなることもあると思います。ヨガでも腹式呼吸は副交感神経を高めると言われていますが笑いお腹をつかうことで血管が緩み=血流が良くなります。

・真冬は厚着しない用にする(ホメオスタシス恒常性)一定の体温を保つための体温調節機能が備わっています。冬に汗をかくくらいの厚着をすると汗が出て、かえって体を冷やす可能性が高いです。寒くて寒いぼが出るのは毛を逆さにして毛布のように身体を包み温めようとします。身体が震えるのも筋肉を動かし熱を産出します。厚木をすると一時的には皮膚表面が温まりますが、体温調節機能は鈍くなっていきかねません。汗を描かない程度の厚着はお勧めです。

こんにゃく湿布は民間療法で茹でて熱くしたこんにゃくをタオルで包み肝臓や丹田(へそ下3寸)背中の腎臓に15分、脾臓(肋骨下の左脇腹)に当てて10分冷やす。体の毒素を排出し新陳代謝を高めてカラダを元気にするというものです。何回か使用できます(使用後は水を張ったタッパーに入れる)が、使用後は食べないよに気をつけてください。毒素を吸い込んでいると考えられているため。こんにゃくを弱火〜中火で10分茹でて、タオルで包む。暑すぎる際はタオルを二重にするのもいいです。コリを感じる部分に当てるのも良いです。コリは老廃物ですので温め血流を良くするのも良いと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?