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北海道の学生seriの2021年は、人生で1番濃ゆかった。

北大農学部4年の seri です。
書き始めたのは 2021年12月29日。
書き終わったのは 2022年1月2日。
人生で1番濃ゆい2021年は 記録に残して おきたいと思ったので
noteを書いて いきます。

Let's go

1月「就職試験の不合格通知 面白い人間の合格通知」


この時はまだ 大学3年生。

研究が苦手で嫌いで 院進 なんとなくやだ。

そんな想いから 就活をした。


第一志望は 出会いからイノベーションを生み出す というビジョン。

自分らしく生きる人を増やしたい という私のビジョンに がっちりハマっていた。


でも 2次面接落ち。


面接官からは 君は即戦力になるかどうか周りと差別化できていない。

そう言われた。

いや即戦力でしょ!

と言い返せず そうですよねすみません

とZoomを切った自分が 悔しかった。


不合格通知をもらったその夜 就活友達Kが

ハヤシ商店 というお店に 連れて行ってくれた。

ジン好きです

営業後の 誰もいない店内に 店主と Kと 私。


店主がネパールに行った時 ビリビリのバックパックを 誰かが縫ってくれた

という 体験を 聞いて

日本には 目の前の人を 幸せにする 心の豊かさが 足りないと思う

みたいな話を したと思う。


あ 私 ここに来たら

なんか 面白いかも。


就活で ずっと力を入れっぱなしだった肩が

すとんと 落ちた。


2月「円山隠居生活で気付いた 価値なしの自分」


就職試験の不合格通知 をもらって 

就活してる自分は 自分じゃない ことに 気付いた。


そして 自分について 言語化するのが 怖くなった。


そして 何もかも やりたくなくなって

休学したい と 母親に懇願した。

母親は 私がどれだけあなたにお金をかけてきたと思ってるの。

大学辞めれば。

と 一蹴。


今考えれば もっともな意見。

でもその時は 無償の愛なんてないんだ そう思った。


休学はできないから

円山公園で1週間 隠居生活 を してみた。

「む。」

そしたら 気付いた。


私が今まで スケジュールをびちびちにして 動きまくってたのは

何もしてない自分に 価値がない と 思っていたからだ。


ありのままの自分を 好きになりたい。

そうじゃないと ありのままの他人を 愛せない。


ありのままの自分の 人生を 生きない人 は

他人の人生を 生きることになって

いつか ありのままに生きたい他人の人生を 喰う


何もしてなくても 自分のことを 愛してあげよう。

(2021年中には達成できず でした 2022年中に 必ず)


3月「ぜんぶ ぜんぶ やめてみる」


去年起業した バル

友達と立ち上げた 学生団体

ずっと嫌だった 研究

ぜんぶ やめてみた。

悩みはカフェで

周りに迷惑がかかる のは わかってる。

でも 自分の人生を 生きたいと 思ったから。

自分が 抜けて なくなってしまう活動なら 

きっと 仲間は 自分の人生を 生きてなかった ってことだ。 


私が持つ 最大の特徴は 圧倒的な自分視点。

だからこそ 他者にも 共感できる。

でも その他者への責任を感じた瞬間 逃げたくなる。


ありのままの私は 価値なし だから。

頼らないで。

そう思う。


ぜんぶ やめてみて 気付いたのは

「人」と何かやる ことで 私は階段を1つ上れるのかも

ということ。


そしてそのために ありのままの自分の人生を

生きれるように なる必要があるのだ

ということ。


余談。
3月25日は 1day cafe「こうさてん」を OPENした。
イベントを作る 難しさを 感じた。
同時に イベントを作る 楽しさも 感じた。
一緒にカフェをやった メンバーは きっと
一生モノの仲間。
もし note 読んでくれてたら 恥ずかしいな。
これからも よろしくお願いします。



4月「バランスの悪い自分を愛せ 尖っていけ」 


4月のビックイベントは

ビジョンメイク合宿

深夜食堂


ビジョンメイク合宿 → 自分の好き に向き合い

深夜食堂 → 自分の好き を爆発させた

深夜食堂で 常連さんKに 言われたこと

「seriの周りには 本当に 素敵な人が 集まるね」


そうなのか! そうなのか!

私の周りには 素敵な人が いっぱいいる らしい。

うれしい!


人生で始めて 友達 が 「ともだち」 に 思えた瞬間 だった。


深夜食堂では 就活友達Mが 手伝うよ と言ってくれた。

私の好きを爆発させたら その煙に 巻き込まれる人が いた。

私の好きって 意外と 価値がある のかもしれない。


同じマンションに住む友達Kから言われたこと。

「seriって 輝いてはいるんだけど

1人でキラキラしてるっていうより 周りを照らしている気がする」


seriにできること。

リトルseriの声を聞き動く その素直さで 他人を照らす。


リトルseriはかなりのくせ者。

でも それでいい。


バランスの悪い自分を愛して 尖っていく。


余談。
seriに影響を与えてくる 男子の名前は
なぜか K から始まる ことが 多い。
note 書いてて思った 笑。


5月「マリさん まささん」


私の好き は 間違いなく 食。

食べること というより

空間 想い セルフケア 多様性 アート スローライフ 

といった 食 に関わる 要素 が好き。


4月に 食の好きを 爆発させたら

5月に 食の好きを もっと爆発させている人に 出会うことになった。


マリさん と まささん。


マリさんは フリーランス農家 という 不思議な肩書きの持ち主。

農家バイトや マイナビ農業のライターで 収益を得ている。

私が今 1番憧れる 職「フリーランス」。


まささんは 医学生で オトナの食育 をやってる。

私が今まで 出会った学生の中で 群を抜いてすごい人。

5月の田植えで 仲が深まった 気が している。

この2人に出会って 「食」 に関わる 覚悟ができた。

飲食店は儲からないし 想いも伝えにくい。

飲食店じゃない カタチで 私の想う 「食」の姿を 表現したい。


ここからまた 「食」への挑戦 がはじまります。




6月「キッチンカー & UNTAPPED TABLE 始動」


キッチンカー

建築学科の友達がキッチンカー作っている と

聞いて すぐに

一緒にやろう! と言いに行った。


taSUKI(seriが立ち上げた学生経営バル) では お客さんを ただ 待ってること が

違和感 だった。

だから お客さんに 会いに行ける キッチンカーに 魅力を 感じた。


色んな縁があって 丘珠のマルシェに ホットサンドキッチンカー を 2回出店した。


「食」に関する繋がりが 色々できた。

商品開発をしてくれないか とスカウトされたり

今のRe:Latteの開発の出発点 食品加工センター との繋がりも

ここで できた。


新しい「食」の 歯車が 動き出した気が した。


UNTAPPED TABLE

「コロナ禍で 繋がりを持てない大学生に向けて 食事の場から 繋がりを提供する」

というかっこいいことを やってる まささんと 一緒にやった。


KITA と呼ばれる 北大周辺の飲食店の 協力を得て たくさんの大学生に 繋がりを届けることが できた。


本当に 素敵な活動だと 思った。


キッチンカー と UNTAPPED TABLE  で感じたこと。

それは

飲食店じゃなくたって 想いを 伝えるのは 難しい

ってこと。


7月「積丹 富良野 倶知安」


積丹の 積丹スピリット

富良野の 冨田ファーム

倶知安の みかさん


行ってみたかった場所と 大好きな場所へ 出掛けた。


バジルの研究をしているなら と

丘珠マルシェに来ていた方が 自家ハーブ園を持つジンの蒸留所 積丹スピリットへ

連れて行ってくれた。


ハーブやスパイス が好きで
環境配慮型農業 が好きで
バジルの水耕栽培の研究 をしてます。

こうやって 自己紹介するだけで

繋がる ご縁が たっっくさんある。

好きなことがある 私は 恵まれている。




積丹スピリットの ハーブ園は

なるべく オーガニック。

ローマンカモマイルや ラベンダーや フェンネルなど

様々なハーブが 植っていて どこからも良い香りが した。

ホワイトラベンダー

特に ハーブ園での BBQは 格別だった。

ハーブ園の皆様のおもてなしに感動

今までは ドライハーブやスパイスにしか 触れたことがなかった から

フレッシュハーブの 魅力に わくわくした。


家に帰ってから飲む 「火の帆」は 特別な 味がした。


想いを 「食」にのせて 伝えるには

5感で(いや、6感で?)「体験」する

ことが必要だと 気付いた。



私がこの1年間大切にしてきたこと。
[経験=知識+体験]
カッコいいオトナは 経験が豊富 なのです。




倶知安では Pyram  というセンス抜群のお店に 出会った。

量り売りで スパイスやハーブ 油や醤油 を売っている。

Farmer's market には行けなかったけど 来年は絶対に 行くんだ。

マスタードシードお気に入り

量り売りは 最高 かつ 強制しない サステナブル。



8月「グランパが札幌に来た!」


グランパとは 私の祖父のこと。

膵臓癌になって 余命半年〜1年の宣告をうけた。

今年の12月に亡くなった。


亡くなる3ヶ月前に 札幌に 遊びに来てくれた。


グランパは 今思うと 私に無償の愛を 捧げてくれていた。

無口で 無愛想で 酒と煙草に 溺れていた 人。

でも 誰からも愛される 愛嬌のある人。


SOUP CURRY KINGの スープカレーを 完食していたことが 1番印象に残ってる。

これが 最後に完食できた ご飯 だった。


みんなと同じ物を 自分が大好きなものを お腹いっぱい食べる という

根本的な幸せが 「食べる」ということ。


私は やっぱり やっぱり
「食」で 何かしたい。

腹が据わった 瞬間だった。


9月「食×木×音楽×空間デザイン×挑戦×応援×アート×愛×etc…...」

https://tobiu.com/

トビウの森と村祭り に 行った。

友達が 演奏するらしい から。

旧校舎での アート展。

森の中で 繰り広げられる 音楽。

そんな感じの アイヌっぽい 祭り。

(あくまで私の 感じ方)


前日は 正直行くのが 億劫だった。

なんてったって 私は 「音楽」が嫌い 苦手 だから。

そして「森」や「自然」は 怖い から。


でも 行ってみたら 楽しかった。

森林研究会の ジュニと ほんはる との出会いが あった。

あんなに楽しそうに 木目を見る人を 初めてみた。


私には トビウの祭りが 食と音楽と自然の 融合に 見えた。


食は 食材 それだけでは成り立たない。

食材が育つ 土壌。

土壌を作るために 森を切り開くことも ある。

食材を 収穫し 運び 調理する人 の存在。

食材の魅力を引き出す 空間。

その他 もろもろ。


今まで「食材」だけ に 視点が偏っていたことに 気付いた。


だから 自分の家に 食事の空間を 作りたくなった。

友達の持ってきた 木材を使って テーブルと椅子 を作った。

緊張感を持てる「高さ」 と 食材が映える「茶色」に こだわった。

QOLが上がりました

「食」に想いを乗せて 伝えるには

「体験」 と 「融合」 が必要だ。

木×キリン×芽

余談
9月は パートナーと沖縄へ。
ただただ 楽しむ時間も 人生には 必要。




10月「廃鶏を殺して食べる → ラクトベジタリアンな印度日和」


「経験=知識+体験」は 私がすごく 大切にしていること。


食べる とは 命をいただくこと という知識はあったけれど

命をいただいた 経験は なかった。

だから 体験した。


フリーランス農家マリさんから 


「十勝で鶏絞めて食べるけど来る?」


とメッセージがきた 2秒後には


「行きます」


と返信していた。


行きつけのハヤシ商店で 狩猟の話を聞いて ちょうど興味を持っている時期 だった。


鶏を絞めた話の詳細 は Instagramのアーカイブで。
fruit_bloom_misaki


廃鶏を殺してから

「食べる」という行為を すごく丁寧に 捉えるように なった。


不思議なのは 別に 鶏肉を食べたくなくなったわけでは ない ということ。


殺すのが可哀想 ではなくて 殺したのなら美味しく食べよう。

育てるのなら 最高の環境で 育ててあげよう。

そう 思った。

絞めた鶏メインのランチ

11月「印度日和」


Ranja と すももと 本場のインド料理を 提供した。


インドでは 毎日は肉を食べない のが普通。

バターチキンカレーとナン のイメージを払拭したい。

という Ranjaの想いを しっかり 伝えた。

印度の定番 パコラ

廃鶏を殺す経験 → ラクトベジタリアン料理を提供

という最高の流れにより

私の中で 「菜食主義ブーム」 勃発。

11月と12月は フレキシタリアンに なった。


フレキシタリアン生活のことは また別のnoteで。


「印度日和」で 私がこだわったのは 「道産食材」を使うこと。

釧路までバナナを 取りに行ったり

帯広に パクチーを 収穫しに行ったり

八百屋さんから 道産食材を 仕入れたり。


なぜ道産かって?

うーん まだ言語化できてません 笑

でも 顔が見える食材は なんだか美味しい気が するのです。

ダル と ポンガル

健康とか 環境とか 「食」が影響を与えるコト は色々。

でも その根底にある 「食べる」ことによる 幸せ を1番大切に したい。



12月「グランパが天国へ」


人って 本当に死ぬんだ。

ただ そんなことを 思った。


親だって いつか死ぬ。

自分だって 例外ではない。

だったら だったら。

自分の やりたいことを やりたいように やりたい時に やりたい。


今年は 挑戦の年になりそう。

ビビり だけど チャレンジャーな ビビリンジャーのseri  頑張ります。





最後に大前研一さんの言葉。
人間が変わる方法は3つしかない。
1番目には、時間配分を変える。
2番目には、住む場所を変える。
3番目には、付き合う人を変える。
もっとも無意味なのは決意を新たにすることだ。


1年の抱負を語る より

時間配分 住む場所 付き合う人 を変えることから

やってみませんか。


あとこれはマコなり社長の言葉なんだけど。
「ポチる」ことから はじめてみるのも ありだと思ってます。


私はとりあえず

腸内細菌検査キット と 肌細菌検査キット を ポチります 笑




それでは!

2021年も心に足を生やして ぴよぴよ生きていきましょ~ :)


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