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奴隷に残された最後の自由

ついに国連からまで抗議の声が…ホンマ恥を知れ、の一言だ。
日本は過労死やサビ残に縛られない自由、政治的議論をする自由、経済的に子を持つ自由、といった本当に重要な自由は易々奪われて当然という顔をしながら、ロリコン漫画を垂れ流す自由だけは断固として保守しようとする、トチ狂った国だ。情けなさ過ぎる…。
きっとその他のことは何もかも不自由だからこそ、「ワイらに最後に残された自由!ロリコン漫画を堂々と垂れ流す自由!最後の砦を奪うんかー!!!」と躍起になってるんだろう。
奴隷に残された最後の自由が欲望のままに児童ポルノを垂れ流す自由て、呆れる…。醜い。
改めて言うまでもない当たり前のことだけど、児ポイラストはある程度規制すべきである理由を挙げる。
第一に、内閣府の「有害情報に関する特別世論調査」によると、約9割の国民がロリコン漫画の表現は規制すべきであると回答したこと。
まぁ普通そうだろうと思う。女児を持つ親御さんならこんな児童ポルノ漫画垂れ流しの社会、心配でしょうがないだろうし。9割がそう思ってたと聞いて安心した。ネットを見てると表現の自由戦士が多数派のように見えてくるから大丈夫か?と思えてくるけど、そんなのは声の大きい狂った過激派だけだ。
第二に、表現の自由は天上天下何があろうと唯一絶対守られるべき鉄則ではないということ。表現の自由を規制している!ていうなら公然わいせつ罪だって規制してるよね。児童に同じ行動を強制する学校だってそうだし、最近は喫煙を禁止してる場所だって多い。公共の福祉に反する場合、他者の迷惑になる場合は普通に規制している。ましてやこの場合、全部規制せよと言ってるのではなく公共の空間に見たくない人が多いポルノを置くな、と言っているだけのごく普通で、常識的な要求だ。この人らはそれすら許さない、「公共の空間で誰もの目に児ポを垂れ流す自由がある!」と言っている訳だ。充分公共の福祉に反する有害な主張だ。
第三に、他国ではイラストにおける児童ポルノ表現も普通に処罰対象になっているということ。イギリスは日本を「世界の主要な児童ポルノ製造国だ」と表現したことがあるそうだ。海外では所持していただけで逮捕されるような代物を、本国では公共ポスターや新聞で普通に衆目に晒されているということだ。この異常性が分かるだろうか。
第四に、単純に恥を知れ。児童ポルノを街に垂れ流して恥ずかしくないんか。まともな感性を持ってたら、直感的に不快だ、恥ずかしいと思うものだと思うけど、ミソジニーオタクにはそういうコモンセンスが無い人が多いようだ。ゾーニングとかそんな難しい用語使わなくても、児ポ的な広告が世間に溢れてる社会て、単純に醜いよね、と普通に保守的な人なら思うと思う。日本はナチュラルファシストかってくらい超絶保守的なくせに、ポルノについてだけは、めちゃくちゃゆるゆるだ。
普通保守的な社会っていうのは、自他共に厳しく不寛容である代わりに、(少なくとも表面上は)整っていて美しい、というものだ。超不寛容で保守的な社会なのに、公共の場にポルノが溢れていて、美しさすら無い。醜い保守って、何の取り柄があるの?悪いところどりじゃん。
冒頭に挙げたように、実際に9割の国民は規制すべきと思っているから、市民ではなく政府や出版業界の問題なんだろう。表現の自由戦士は左翼だし。けど基本的にオタクは男尊女卑で愛国的で右翼的なのに、児ポイラストの話になると、途端に「表現の自由」とにわか左翼みたいな主張をしたがる。以前にも書いたが、超絶保守的な国だからこそ、ポルノだけは左翼的に解放してガス抜きしてるんじゃないかと思えてくる。
そもそも保守って概念は、他国では普通宗教的信念に基づいているものだ。キリスト教とかは性に厳しいから、保守的な社会でなおかつ児ポ規制もある程度されてるんだと思う。日本かーは宗教が薄いから、西欧的な保守とも相容れない本当に異質の存在だ。
いい加減保守なら保守で、せめて品格のある美しい保守になってほしいものだと思う。

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