現役世代の医療費負担額

自民党総裁選で、次期首相に、日本の難題に真正面から取り組む覚悟が問われていると、日経新聞が報じていました。最優先の政策課題は歴代の政権が逃げ続けてきた医療改革です。

2021年度の実績を見ると、35〜39歳の医療費の平均が年14.1万円、保険料は31.6万円に及ぶ一方、75〜79歳の後期高齢者は保険料が年8.5万円で、医療費は76.9万円となっています。

際立つのは現役世代から高齢者への「仕送り」額の増加。

現役世代の保険料の一部を75歳以上が対象の後期高齢者医療への支援金に回す制度は08年に始まったそうで、1人当たりで計算すると、「仕送り」額は24年は年7万円を超え、約15年で2.0倍になっていますが、同期間に後期高齢者が払う保険料の伸び率は1.3倍にとどまっています。

2040年に向けて益々進んでいく高齢化社会。

どのような対応を取っていくべきなのか。

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