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演出します:モノクロラセンpresents「衝突と分裂、あるいは融合」[2/26金-28日][福岡]

VR配信情報UPしました(3/17)

旅する演出家、黒澤世莉です。2021年最初のnoteは、明日からはじまる演劇の公演情報です。はい、小学生の頃からギリギリの子でした。公演前日なんてめっちゃ早いじゃん、えらい!と自分を褒めたいです。

どんな公演?

1963年、発電試験原子炉が故障して、放射線漏洩事故が起きる。研究者と訪問者が事故を隠蔽するか公表するかを議論し、各々の思惑が錯綜する。果たして事故は公表されるのか、原子力の研究は続けられるのか。

というフィクションです。わたしが2014年の時間堂の全国ツアーのために書きました。そのときの公演情報はこちら。

自作の演出はひさしぶりだなー、と思ったら、2016年の時間堂解散公演「ローザ」以来なんですね。すっかり演出家でしたねえ。演出家のほうが好きですからね。だって、ひとりで書くの辛いんだもん。劇作家は偉いなって思いますよ、自分で書いてみると。全世界の劇作家のみなさん、ありがとう。

今回、ひさびさに台本を書き直したりしました。初演とはだいぶ変わってるので、きっと楽しいと思います。初演も楽しいよ。

プロデューサーは、初演の福岡公演に出演されていた村井善幸さんです。初演の出演者が、こうやって再演、というのかなこの場合は?を企画してくれるのは、とてもうれしいですね。

初演関係者で言えば、ほかにも、初演でのツアーキャストの富田文子さんも出演されてます。前回は先生役でしたが、今回は別の役になって先生役をいじめます。こういう変化も楽しいね。ほかにも、福岡キャストの山田和音さんは、仕込みや受付を手伝ってくれてます。

初演のみんなが出演している動画。「つながるツアー」のつながりが、こうやって本当につながっていることが、とてもうれしい。

2021年版は継承の物語です。お楽しみに。

VR配信情報(3/17update)

「ゆって福岡じゃ見られんけん」という方、安心してください。VR配信します(予定)!公式から近々情報が出る、はず!3月6日、7日には配信される、はず!続報出たらnote更新します。

VR配信3/19金18:30から!
PCやスマホからvimeoで観られるよー。
VRゴーグルあればもっと楽しく観られるよ。

感想まとめもおいておきましょう。

公演情報

原子力の研究所を舞台に起きる事故をきっかけに、愚かで、感情的で、そして愛おしい人たちが織りなす喜劇。

作・演出: 黒澤世莉

キャスト:
     五十嵐晴香(ジャカっと雀)
     進藤祐行(劇団ひまわり)
     すすみななみ(演JOYユニット Hungry)
     戸塚有輝
     富田文子
     一凜
     東亜由美
     森唯美(劇団言魂)

     大城真和(Aプロ)
     上条拳斗
     篠田昌人(ピロシキマン)
     立石義江
     東沙耶香(劇団ショーマンシップ)

     

スタッフ: 舞台美術:中島信和(兄弟船)

     照明:桑野友里
     音響:塚本彩乃(㈲アクトワン)
     舞台監督:別府由利子(劇団マニアック先生シアター)
     宣伝美術:藤本瑞樹(合同会社kitaya505)

     制作:パラ子
     製作:村井善幸(モノクロラセン)
公演日時: 2021年 2月26日(金)18:30
         2月27日(土)13:00/18:30
         2月28日(日)13:00

※緊急事態宣言を受けて、19:30→18:30へ変更となりました。ご了承下さい。

※上演時間は約100分を予定しています。

会場: パピオビールーム 大練習室

チケット料金: 一般 2,500円 (当日2,800円)
       U25 1,500円(前売・当日共通)
       高校生以下 1,000円(前売・当日共通)
       キビる割 一般前売・当日料金より300円引
       ※日時指定・全席自由・税込
       ※U25、高校生以下のチケットをお求めの方は、
        受付時に年齢を証明できるものをご提示ください
       ※未就学児童入場不可

チケット発売: 2020年12月5日(土)

チケット取扱: モノクロラセン monochrorasen@gmail.com

ローソンチケット Lコード:82683

主催: モノクロラセン
   (公財)福岡市文化芸術振興財団
   西部ガス都市開発(株)(千代音楽・演劇練習場指定管理者)
   福岡舞台芸術施設運営共同事業体(祇園音楽・演劇練習場指定管理者)
   (一社)九州地域舞台芸術振興会(大橋音楽・演劇練習場指定管理者)
   なみきスクエアみらいネットワーク(千早音楽・演劇練習場指定管理者)
   福岡市

余談

1:正直に言って、感染症流行下の緊急事態宣言下で演劇を上演するってことは、無事に幕が上がって、そして降りる、だけで大成功だよなあ、と思っています。演劇づくりはふつうのときでも大変だけど、より大変でした。だから、関係者のみんなはよく耐えたし、がんばったし、全員優勝です。

2:いまだに、マスクをはずしたみんなの顔に慣れない。「このひと、こんな顔してるんだ。こんな表情なんだ。」ていまだに思う。稽古中ずっとマスクだったからねえ。

3:原子力発電戯曲界隈(せまい)では「コペンハーゲン」「東京原子核クラブ」のつぎぐらいに早い作品だと思います!

なおサポートの受け入れ体制はいつでも全力で整っています。歩きつづけて書きつづけるための、ご支援ありがたくちょうだいしまーす。