手術おわり。

全身麻酔がかかり、目が覚めると夜。
のどがからから。

一定の時間がくるまで水はのめないので
看護師さんがうがいさせてくれる。
記憶にあるのが2回。

そのうち、明るくなってきて朝を迎えたようだ。

夢を見たようなみてないような。
なにかを朧げに覚えている。

はっきり目が覚めてからは
口の中の渇きと、
明日以降の動きを思考がとらえようとする。


あれはどうなっているのか、
あれはどうしようか、

時間はなかなかすぎてくれない。

ようやく9時になり、
水解禁。生き返る。

水が身体を通っていくのがわかる。

先生が来て、管を抜いてくれ、
尿道カテーテルも抜かれた。
清拭してくれ、着替えてレントゲン。

歩いて病室に戻る。

長く横たわっていたからか
麻酔の余韻なのか
フラフラして重力がつかめない。

よく寝たなって感覚が体にある。
手術の後はにぶく重たい感覚。
痛みはないが、違和感が強くあって不快。

息をするたびに違和感がつよくなる。
今回は肺の膜から細胞をとり、
肺を傷つけなくてよかったそうだ。
なので、呼吸スペースには変化ないそうだから、
じきに呼吸の感覚を取り戻せそう。

SPO297%。
血圧95/65
体温は37度

談話室でハニさんと少し話した。
今日はゆるゆるスタートのようで、話す時間があったみたい。

よくがんばったねって、
こどものように褒められて、うれしかった。

このまま順調であれば、明日退院。
来週は抜糸。
合宿もいけそうだ。


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