身体の痛み。

爪と皮膚に副作用が起きやすい、と聞いてて
わかっていたことだけど、
地味にダメージがある。

冬の間は全身のかゆみ。
とくに服が擦れる部分の強烈なかゆみが
心身ともに休ませてくれない。
睡眠も阻害してくる。
飲み薬と塗り薬、そして日々の保湿で
なんとか冬をのりきった。

夏は紫外線。
そして自分の汗でも不快感がます。
保湿は地獄。皮膚がくるしい。
日焼け止めやUVカットの服を利用。
暑い…
外にも出ていくのに勇気が必要。
今まで以上に赤くなりかゆみもでる。

冬と夏ともに
外に出歩く頻度が減ったからか、
足の親指が変形、そこに爪がのびて
皮膚にめりこみ、巻き爪のような形になった。
爪先が皮膚にささったまま伸びてしまい、
菌が入って腫れて膿が出だした。

内科医にみせていたが、
薬の副作用とのことで2.3ヶ月は
対処治療してたもらってたが
いよいよ痛みで生活に支障がきて

皮膚科に手紙を書いてもらい、
急遽処置。
めちゃくちゃいたかったけど
痛みの元凶を引っこ抜いてもらって
(痛過ぎて声が出ないまま涙が出た)
痛みは半分になった。

「ほら、穴が空いてるでしょ。痛かったね〜」
とやさしい医師と看護師の声かけに
またホロリと。

意識的に痛みを我慢してわけじゃないけど
結局2.3ヶ月も内科医に言われるまま
その通りにしている自分に
いよいよ情けなくなった。
さっさと皮膚科にいってみてもらえばよかったのだ。

自分の体や痛みに鈍感で、
受動的な自分にがっかりする。

足の親指が教えてくれたこと。
まだ膿がでてるぽっかり空いた穴が
わたしの心の一部を視覚化してるようだ。

誰かの言葉に依存してる心許なさ。
自分への自信のなさ。
体力の無さ。
嫌になってしまう。

最近、やっと瞑想ができるようになってきた。
心穏やかに、静かなリズムを感じる時間は
このぽっかりあいた穴と共鳴する。

膿は過去との決別。
辛い過去が多すぎた。
過去の記憶と自分を切り離して、
いまを生きる。
それはいじめで辛かったことも
幼少期からの家族との関係も
社会での差別も
すべて一度置いてみるということ。

なにもなかったとしてみること。

いまこそそれがやっとできる。

陽キャが嫌いなのは
他者にも鈍感で楽しそうに見えるところ
自分への鈍感さが重なってみえて嫌悪感があった。

理解するたび
わたしはどんどん陰湿になっていく

いじめっこっが陽キャだったからかな
余計に。

心は今更強くなんないだろうけど
これらの体験を、置いて埋めて
切り離していこう

わたしの情熱が憎しみからでなく、
愛から生み出したい。
それを、死ぬまでにやってみたい。





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