続いていく地獄。

残しておこう、こういうことこそ。
と、思いながらいそいで帰宅した。
そのことに安堵した。

自殺の2文字が浮かんだとき、
そうだ、書こう。と思った。

外出先から帰る道の途中で。


この感覚は13.4のいじめを受けた頃と
18のはじめて一人暮らしをしたときを思い出す。

自殺を考えるときは
指一本動かすのもつらいときじゃない。

こうして、外出できるようになったり、
予定が少しずつ入ってくる、のぼり調子の時だ。

いじめをうけてたときは
転校生だから、という理由だったけど
全員が敵ではなくて
深く仲良くなっていく子ができている最中だった。

いじめをする人たちと
わたしを輪に入れてくれる人は
同じ学校、同じ部活だったけどクラスがちがって
接点があまりないこともあって
いじめをする人たちが友達になってくれた人たちに
攻撃しないように願ってたし、行動も気をつけていた
誰にも知られないように放課後、その子の家に遊びにいく。
声を録音したり、絵を描いたりして遊んでいたが、
その痕跡は、全部その子の家の中にしまわれて
わたしの手元には残らないようにしてた
学校でもあまり話さないようにしてた

18のときは、
あんなに家を出たかったし、
新しい友達が増えて楽しいはずなのに、
強烈なホームシックになった時。
帰りたくないのに
知っているというだけの安心できるところに
帰りたくて、よくひとりで泣いてた。


先週末からの胃腸炎で
起き上がれないくらいつらいときは
なんにも思わないのに
起きて散歩に出かけては具合が悪くなり
固形物を食べ始めては具合が悪くなり、と
一進一退の1週間を経て

マンサンダルで近くのケーキ屋さんに
明日会う人へのプレゼントを無事ゲットできた、

その帰り道に、
涙がぼとぼと、鼻水がじゃーとでてきた。

あとでなんだったのかなって言語化してみたら
漠然とした見えない未来への不安がきて
楽しい、うれしいの反対側があまりに重過ぎて
バランスを崩した、と私は感じた。

そして、この気持ちこそ、
こういうところに書いておこうと思った。
忘れちゃうから。

明日、明後日と
大好きな人にあっている間、忘れちゃうから。


そして、ふとひとりになったときに
なみだや鼻水

おなかがぐるぐるいったり

めがまわったり

あたまがまっしろになって

未来への道がぷつっと感じ取れなくなるんだ。

視野が狭くなってる。

40代になって、10代のわたしにかけてあげたいのは
恋人ができても
心から話せる仲間ができても
家族と和解しても、最後に殺すのは自分。

いつまで続くのだろう、この地獄は。

努力は必要。
結果があると視覚的に勇気づけられる。
ただし、命の保障にはならない。

かけ、かけ、かけ。
表現しろ。
死ぬ以外の方法が思いつくうちは
まだそのときじゃない。



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